ハイノキやアオダモの開花!珍しい雑木の開花!
ハイノキの花
ハイノキに花が咲きました。白い花弁で花粉が黄色でキレイな小花です。
甘い香りがいい匂いです! ハイノキは木全体に花が咲き花でおおわれるという花の咲き方ではなく、所々で10個以内くらいで数花が咲きます。
細長い少し曲がって垂れ気味の枝のその先に5枚花弁の小花が咲いていてで、手が届く範囲なら手繰り寄せて良く見ることもできます。
おしべが少し長目で花から少し出ていて、その先で黄色い花粉が小さくポツッと付いており特徴的で、めしべも真ん中で同色の黄色でお揃いの色で可愛いです。
葉っぱ常緑樹で葉色もどちらかというと黄色味が少し入った緑色で若々しい色です。時間がたった葉はだんだんと黄色になり落葉していきます。
一度に落葉することはないので、木姿はそう変化はありません。秋前後の一定の時期に少し多めに落葉する時があります。そしてまた新しい葉と入れ替わります。
丸っこい蕾も見えますが、たまご型のかたちで花開く前もとても可愛いですね!
ハイノキ自体は成長は遅めで、ある程度の株になるとあまり背丈が伸びていることを感じないくらいです。半日陰で条件が良い場所で育てることが良いと思います。
幹も細めですが、幹の色目はグレーっぽい茶色で雑木らしい幹色です。
アオダモの花
アオダモの花もふわふわと咲いています。
芽吹いたところの新緑の葉との色のコントラストが春を感じさせ里山に思いを馳せるような美しさです。
春のアオダモは長い冬の間、寒さに耐え次の春を今か今かを待っていましたので見応えもひとしおです。
この春のアオダモの葉は特に魅力的ですね!!
下の写真はアオダモの木を上から見たところです☆上から見ても木姿や葉色の美しさが伺えます!
他の雑木と合わせるとそれぞれの木々が引き立ちます。右隣はヤマモミジです。
アオダモの雄株の白い花が上から見ると、ところどころに散らばっていて、バランスがいい感じです。
春の風に乗って花粉が運ばれます。近くに雌木があれば、受粉すれば秋には雌木には種を付けますね。
晴天の青い春空とアオダモと花!日本で減少しているアオダモですが、生命感を力強く、そして爽やかに感じたりしますね!