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暇をあそぶ。~海釣り編~

小学校の時以来の海釣りにでかけてみた。

狙うはキス。

堤防からの投げ釣りで、エサはゴカイ。

ゴカイはうねうねしてて噛んでくる、ミミズとムカデが合体したみたいな生物。

非常に気持ち悪いが、頑張ってウネウネしている姿は妙に生命力と儚さが見え隠れしていた。

なぜかふと鬼滅の刃を思い出す。

ゴカイと鬼たちを重ねてみてしまった。

子供のころはゴカイを掴むことすらできなかったが、おっさんになるとあら不思議。

なんとか持つことができたし、釣り針に取り付けることができた。

大人になるって素敵。

おもりをつけて、いざキャスティング。

自分を釣ったりしないか心配だったが、ある程度遠くに飛ばせた。

糸がピンと張るまで巻き取り、アタリがくるまで待つ。

5分待ち、10分待つ。

何も変化なし。

一旦、糸を巻き取ってみる。

エサを少し食べられているので魚はいる模様。

また、キャスティング。

時には地球を釣り上げる。

また、キャスティング。

波を魚のアタリと勘違いする。

また、キャスティング。

海や波音を楽しむ。

また、キャスティング。

ボーッとしながら解決できない日常の悩みを考え出す。

また、キャスティング。

場所を砂地に変えてみる。

また、キャスティング。

ぼちぼち日も暮れてきたので諦める。

釣りにハマれるかどうかは、これらを楽しめるかどうかなんだなと改めて思った。

大人になったらハマるかと思っていたけど、やはり釣れないと難しい。

でもとりあえず釣れるまではトライし続けてみよう。

飽き性な自分への反抗心。

ホントは楽しくしょうがないから続ける、という方が良いのだろうけど。

面倒な性分だなとつくづく思う、今日この頃。

ではまた。

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