あと一年で教師をやめます!

公立中学校社会科教諭5年目、shokoです。
私は今、中学校2年生の担任、社会科の授業をさせていただいています。
毎日生徒と過ごし、辛いことも沢山あるのですが、学ぶことが沢山あり、楽しく日々を送っています。

でも、、、

あと一年で教師をやめます。

その理由は、前向きな理由として、5つあります。

①学校以外の世界を知りたい
②いろんな立場の人と出会いたい
③違うことに挑戦したい
④世界を周りたい(その時間がほしい)
⑤居場所づくりがしたい

大学4年で就活を経験しました。
教師になるのか、企業に行くのか最後まで悩んだ結果、新卒から学校で働いています。
つまり私は、学校の世界しか知らないのです。
そんな生き方は、自分は嫌だし、挑戦する生き方がしたいので、やめることは決めています。

一方、ネガティブな理由もあります。
私が中学、高校、そして実際に教師として学校現場で働く中で学校に対してさまざまな疑問を抱いています。「変わらないのであれば、一度その環境から自分が離れ、違う環境に行きたい」これも大きな理由です。

学校への疑問
①働き方、労働環境
一言でいえば、ブラックです。残業ありきで働いています。もちろん近年変わってきており、勤務時間内に会議を始めるなど改善していますが、開始が勤務時間内であって、終わりは勤務時間外です(笑)
無駄な会議も多いです。資料を見ながらダラダラと伝達するための時間、本当に必要でしょうか。 
 
 部活に対しても疑問です。当たり前のように勤務時間外にあり、土日も学校に来て部活です。さらには全く自分が教えられない(そもそも部活に対して専門は?ときかれるのはおかしい)部活をもたされ、時間が奪われていくわけです。生徒にとっても、その競技を知らない先生に教えてもらいたいでしょうか。専門的であることを願っているでしょうし、学校の先生以外の大人と関わる機会を増やしていくことは有益だと考えます。
 
 時間があれば自己投資できます。学校以外の場に訪れ、いろんな立場の方と関わったり、読者をしたり、旅をしたり、さまざまな学びが出来るでしょう。その学びは、そして教師のゆとりは必ず生徒に還元されると私は思います。
 そもそも学校はすべては生徒のため。もちろんそうなのですが、生徒のために時間をかけて遅くまで残っている先生ほどすごいという風潮に疑問を感じ続けていました。

 短い時間の中で時間を有効に活用し、パフォーマンスを上げる、この力こそ大切ではないのでしょうか。

②考え方
 日本の学校教育の考え方です。わたしは、1人1人が自分らしく幸せな生き方ができるようになってほしい、そんな願いで日々生徒と関わったり、授業をしたりしています。
 集団を意識しすぎているように感じます。それは古い考えの校則もそうですし、集団を意図的に動かすようなところも違和感を感じていました。新卒のとき、ある先生に「学級経営は洗脳だよ」といわれたことがすごく印象に残っています。もやもやし、違和感がとまりませんでした。わたしは違うと思います。短い教員経験ですが、実体験から違うといえます。教師は管理者ではなく、生徒が主体となって動き、それを支え、励まし、応援できる人で私はありたいです。

 また、集団が苦手な生徒もいます。実際わたしも苦手です。不登校になる生徒、学習が苦手な生徒、多様な生徒が学校にはいます。もっと1人1人を見て、アプローチして、大切に関わりたい、そう思ってやってきました。ただ、1クラス40人、学級担任1人。もっと個を見る環境をつくることができるのではと疑問に感じます。


このように考え、一度学校を離れようと考えています。教師をもう一度やりたければ、戻ります。
まずは来年度、中3の担任をし、卒業を見届けたら、世界を見たいです。
バックパッカーとして、世界を周り、自分の目で実際に世界の現状を知り、様々な人と出会い、まちづくりや教育のあり方を学んできます!

読んでくださり、ありがとうございました!

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