雑司が谷散人の街道遊歩 0605
京街道 1日目-03 2018.12.18
大宅地区を南へ進む京街道旧道。
大宅バス停付近には古海道町の地名。
大宅の地名は藤原鎌足ゆかりのもの。
かつてこの地にあった鎌足の居宅を「大屋家」と呼んだことに因むという。
京街道旧道左手に、岩屋神社への参道。
参道を進むと名神高速道路の先に境内があるが、その背後の山中に奥の院があり、それぞれに陰陽二つの巨巌がある。
創建は仁徳天皇31年と伝わる。
京街道旧道が名神高速道路をくぐる手前に、大宅一里塚跡。
京街道というよりは、奈良街道の一里塚ということのようだ。
名神高速道路をくぐると、奈良街道の標識。
京街道と奈良街道の分岐点はもう少し先だが、今は府道35号となっている京街道旧道は、奈良街道の通称で生き残っている。