雑司が谷散人の街道遊歩 0446
東海道 22日目-05 2018.8.13
東海道旧道は日進小学校前交差点に出る。
ここは七曲見附跡。
旧道は右に折れ天武天皇社前に。
このあたりは東鍋屋町。
天武天皇社の少し先には、一目連神社。
一目連とは「ひとつめのむらじ」であり、片目の潰れた龍神だとか。
風を司る神といわれ、伊勢湾の安全祈願や雨乞いに多くの人が訪れたという。
鍋屋町は鋳物師廣瀬与左衛門が居を構えた鋳造業の街。
鋳物の街として「東の川口、西の桑名」と並び称される。
矢田町に入る東海道旧道。
ここは北勢四十八家のひとつ、矢田氏発祥の地。
今も三重県北部には矢田姓が多いという。
国道1号と交わる矢田町交差点を過ぎると、立坂神社の参道が東海道旧道を横切る。
そして、滋賀県ではお馴染みの飛び出し坊やの姿も。