検索数データから眺める東京都知事選
なにかと話題な都知事選.支持率を調査し,公表する団体も見られますがそれらの数字はどれほど意味を持つのでしょうか.
4人の候補者について,インターネット上の検索データから眺めてみたいと思います.データの提示を中心とし,個人的な見解は控えます.
その他不適切な部分があればお伝えください.
検索数データの意義
短所
「検索ボリュームの割合」≠「支持率」
表記ゆれ,支持世代の違いによる影響
そもそも検索にはネガティブなものも含め,様々な動機があり,
多ければ必ずしも当選確率が高いわけではありません.
また支持する世代によってネット上にその盛り上がりが現れやすいかどうかといった違いや,表記ゆれによって候補者によって検索ボリュームのデータがうまく拾われていない可能性もあります.
(本記事では表記ゆれの影響を少なくするため,Googleトレンドのキーワードではなくトピックを用いています.またGoogleトレンドの検索数は絶対的な数ではなく,特定期間の相対的な値になることに注意してください.)
長所
リアルタイムで状況を把握
大量のデータ数に基づく客観的なデータ
時系列に沿った動向
細かい条件設定が可能
まさに刻一刻と変わる状況の全体像とその変化を把握できる客観的なデータではないでしょうか.
以下6/24時点でのデータになります.
最新のデータはページ下部
「最新情報まとめサイト」 へ
東京都における過去30日の注目動向
5/27(蓮舫さん出馬表明)にて蓮舫さんの注目度が急激に増加しています.
6月中旬から全体的に注目度が高くなっています.
この期間においては
石丸さん>蓮舫さん>小池さん>田母神さん
の検索数となっています
東京都における過去7日の注目動向
先ほどより候補者ごとの差が顕著です.
参考(興味本位)
特に深い意味はありません.好きなファミレスです.
いろいろなトピックを入れてみましたが,上記の候補者4人はかなり検索ボリュームが大きい印象でした.いろいろ試すだけでも面白いです.
Wikipediaの閲覧数
こちらは一人一ページで表記ゆれがないため,候補者ごとで比較しやすいと思います.
Googleトレンドのデータと似た概形になっていますね.
想像よりWikipediaの閲覧数が多かったです.
「最新情報まとめサイト」
上記は6.24時点の状況になります.
現在はどうでしょうか?
上記リアルタイムの情報を一つのwebサイトにまとめました.
良ければぜひ,ご覧ください.
最後に
お読みいただきありがとうございます.
前日の夜,唐突に思いついて形にしたため粗が多いと思いますが,
記事を通じて新しい視点を提案できればと幸いです.
コメント等ご自由にどうぞ