ASUS Zenfone5Zのバッテリー交換を写真多めでまとめる
ASUS Zenfone5Zのバッテリー交換をしたので、写真多めでまとめます。
用意した道具
今回はスマホの裏蓋を剥がすためにこんな道具を買ってみた。液晶オープニングプライヤーというらしい。
洗濯ばさみのおばけに吸盤がついていて、表と裏から挟んで開ける。
今回使った道具は以下の通り。
オープナー以外は手持ちの道具で済ませた。
裏蓋を開ける
今回バッテリーを交換するZenfone5Z。2019年7月に購入してからメインスマホとして使っている。
かつてのフラッグシップモデルは今でも必要十分な性能。
僕はスマホゲームをやらないので、最新型を追いかける必要もないのだ。
分解するのに、まずドライヤーで側面の中央部(ASUSロゴの左右あたり)を加熱しておく。
吸盤をつけて、ぐいー。
真ん中のところに少しだけ隙間が空いた。
そこにカーボンのヘラを突っ込む。
左右にも隙間を広げる。
なんか痛そうだな…。
隙間から指紋センサーが見える。
両面テープが残っているのでまだ大きく開けられない。
全て剥がして開けた。
全周に3mmくらいフレームがあり、そこに裏蓋を留める両面テープが貼ってある。
裏蓋を全周で留めている両面テープは、一番細いところで2.5mmくらい。
太いところはその倍くらいある。
内部のカバーを開ける(上側)
内部のカバーのネジを外す。
紙に同サイズの絵を描いて、セロハンテープでネジを貼ると、ネジを失くさないし、場所も間違えない。
上側のカバーのネジを外していく。
内部のカバーを留めていたネジの大きさ。
1箇所だけファクトリーシールが貼られていた。(カバー左下部分の白丸)
保証期間は切れているので、ファクトリーシールは遠慮なく剥がす。
強めの両面テープで固定されていたので、割れそうで怖かった。
カバーを固定していた両面テープは剥がしても強度などの問題は無さそうだったので、全て剥がして捨てた。
マザーボード側の指紋センサーのコネクタはこんな感じ。
左側の銀色の長方形はバッテリーのコネクタ。
上側のカバーが開き、裏蓋が完全に分離した。
内部のカバーを開ける(下側)
こっちも外す。
外れた。下側は両面テープは無かったので、ネジを外すとすぐ外れた。
バッテリーを外す準備
バッテリーの上に横たわっているペラいケーブルを外す。
これでバッテリーを外す準備ができた。
バッテリー交換
こんな感じ。小さすぎて本当にハマってるのか良く分からない。
こちらは新しく用意したバッテリー。業販向けの交換用バッテリーが手に入った。
ここからバッテリーを外す。
バッテリーも両面テープで留められているようで、中々外れない。裏蓋より大変に感じた。
ドライヤーで加熱してからオープナーで引っ張ってみるが、全く動く気配がない。
カーボンのペンを隙間に突っ込んだら、嫌な手ごたえがあった。
やらかした。予想よりだいぶ強く固定されている。
攻め方を変えて、コネクタとコントローラーを曲げて引っ張ってみる。
どのみちバッテリーは捨てるので、少々の変形には目をつむることにする。
燃えなきゃいいだろ。
バッテリーを曲げた隙間に竹ベラを突っ込んで、ゆっくり開けた。両面テープがべったり。こんなに強く固定する必要あるのか…?
新しいバッテリーを入れる。
コネクタがカチッと合わず外れそうだった。
ケーブルに折り目をつけて、上からマスキングテープで補強した。
組み立て
分解の逆の手順を辿るだけだったので、全く躓くところはなかった。
少し傷が入ってしまった。これは仕方がない…。
裏蓋を強めに圧着して終了。
動作確認
これでバッテリーが長持ちすることに期待する。
[追記] 不良バッテリーだった
3日間ほど使ったところ、バッテリー容量が暴れ始めた。
手に負えないので、購入したショップに交換対応をお願いした。
そしてその間に、同じ互換バッテリーで評判が良かったROWA JAPANのものも買ってみた。
ROWA JAPANのものに交換したところ、きちんと動くことを確認した。
その間に交換品も届いた。
並べて比べると、注意書きの表記や各種ロゴマークなど、差があることが分かる。
交換品も今度はきちんと動いた。
AccuBatteryにて簡易的な容量チェックをしてみる。設計容量の75%はあるようだ。互換品でこれだけあれば十分だと思う。
2度手間だったが、自分でバッテリー交換をしてもきちんと動いたことを確認した。
おわり。
※記事中の写真の複製・転載・改変等を禁止します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?