生まれて生きて死ぬ。

人生に価値があるかないか、いつも判断しようとしてしまうけど、結局の所、価値があると思えばあるし、ないと思えばない。夢を持つことがなぜか最近は強制されていて、持ってない人は価値のない人と判断されてしまうことがある。
進路を決める時に自分が好きな友人が、或いは恋人が目指している大学だから、自分も行きたい。そんな風に言ったら先生に必ず考えを改めるように指摘されるだろうから、半ば無理矢理にやりたいことを生み出して発言するように努める。
サラリーマンとして働くことがつまらない人生だと叩かれる。

いつから…夢を持たないと生きる意味がないとなってしまったんだろう。

自分のやりたいとこを見つけるのは素晴らしいことだ。けれど、何もなかったとしてもその人の存在が無価値なわけじゃない。そもそも、価値があるかないかなんて論じることが無意味な気がする。何かあっていい。何もなくてもいい。生まれて生きて死ぬ。それだけでたいしたもんだ!と何処かに書いてあった気がするが本当にその通りだ。


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