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直立二足歩行の人類史(10~11)

【10章 最初の一歩】
アメリカの平均的な子供はおよそ12ヶ月で歩き始めると言われているが、これを「平均的」ではなく「正常」となぜ大人は誤解するのでしょうか?

環境や文化が要因となり、歩き始めるのが遅い赤ん坊もいるし、早い赤ん坊もいることがわかっていますが、歩き始めるのまでの期間で、子供の賢さがわかるといったガセネタがなぜ世の中にはびこるのでしょうか?

人間以外の動物は4本足で歩き、赤ちゃんも這い這いからはじまり、それが合っているように思えるのに二足歩行をし始めるのは、その歩行自体を楽しんでいるという解釈に趣を感じます。

何事にもエキスパートになるには、一万時間の練習が必要だと言われていますが、実は歩行の習得に関してもそれは違わないという考え。やはり時間はとても大切ですね。

遺伝的に生まれながらにして二本足で歩く用意が出来ているとも言われている。もともとの素質と後天的な行動によって形成される資質が二足歩行という視点でも見てとれる事に感心しました。


【11章 出産と二足歩行】
産科的ジレンマについて教えてください。

男性と女性。どちらが歩行能力が高いのでしょうか?


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