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前澤友作氏が「自分と真逆」と言ったZOZOの新社長 "澤田宏太郎"ってどんな人?

こんにちは!くぼりです。今年も残すところあと半月となりましたね。
そんな今日、12月15日はZOZOで働く私たちにとってとても特別な日。

🎉ZOZOTOWNの15周年記念日🎉

そして、、、、

🎂新社長、澤田さん49歳の誕生日🎂

なんです!おめでとうございます!

世間では前澤前社長がYouTubeで世間を賑わしていますが、ZOZOは新社長と共に未来を歩み出していますよ!

ヤフー社との会見でお披露目はあったものの、まだまだ正体不明の代表取締役社長兼CEOの「澤田宏太郎」社長。

もちろんお話ししたことはありますが、なにかエピソードを語れるほど知っているかと言われると・・。

その素顔に迫るには、やっぱり澤田さんをよく知る人に聞くのが一番!ということで、今日はメディアじゃきっと見られない、澤田社長の素の人柄を探っていこうと思います。

「運さえも澤田さんを味方する。頼れるお父さん的存在です」

田代 七子(たしろ ななこ)
EC事業本部 EC推進部 広告推進ブロック
2013年入社の新卒7期生。食べることが大好きな、いじられ愛されキャラ。ネイルに料理に暗闇バイクエクササイズに‥意外と多趣味。

——澤田さんとの最初の関わりは?

3年前にいた部署の管掌取締役が澤田さんだったのがきっかけです。当時は、事業相談のミーティングでの関わりはもちろん、席が近かったので上司が澤田さんとおしゃべりをしている中で話を振られて・・、みたいな流れで自然に会話をしていました。まだ(澤田さんを)よく知らない頃は、少し恐縮してしまうところがあったのですが、意外といじられキャラだったり、雑談にもノリが良くってすぐに「怖い」というイメージはなくなりました。笑

——澤田さんが社長になった時どうだった?

素直に嬉しかったです。今まで一緒に働いていたこともあり、頼りになる人が新社長になってくれた、という安心感がありました。

頭脳派だけど、アクティブでもある

部署の集まりで『面白いことしよう!』という話になる中で、みんなでスポッチャにいったり競馬に行ったりすることもありました。澤田さんって、実はアクティブなんです。バッティングもそうだし、ジムに行って鍛えていたり!あと、運が強いんですよ。澤田さんめっちゃ(競馬)当てるんです。あ、コンビニのスピードくじも、アタリはみんなにくれます(笑)

みんなで終業後にスマブラ大会を企画したこともあったんですが、それもめちゃくちゃ強くて、みんな驚いていました。噂によると、どうやら家で息子さんと特訓しているみたいで(笑) 私にとっても、部署のお父さんみたいな存在です。

——最近変わったと噂の澤田さんのファッション。七子的には?

新しいメガネが素敵です♡あとピンクのシャツが似合ってます。

あと、これはほんとここだけの話なんですが、「ストレスチェック」ってしってます?チェック柄のクロス部分の「●」が動くと『ストレスが溜まっている』ってことらしいんですが、澤田さんがその柄のブルーのシャツを持っていて。みんなで背中を見ながらよくストレスチェックしていました(笑)
でもこれ、言い出しっぺは私じゃないですからね!

▼(参考)ストレスチェック

(やばい、私めっちゃ動いてる・・!)

・・・

「部下にすごく期待をしてくれていて、しっかり育ててくれる。"人に投資する"という考えをもった人」

小俣 裕貴(おまた ゆうき)
マーケティング本部 プロモーション部 ディレクター
2012年入社。気さくで優しくいつも周りに人が集まる、周囲からの信頼も厚い兄貴分。

——澤田さんとの関係は?

2012年にスタートトゥデイコンサルティング*1(通称:STC)の面接で会ったのが初めて。最初は「優しそうなおじさんだな」と思ったかな。社長だけど「威厳」がどうこうっていうんじゃなくて、すごく話しやすい感じ。それからずっと澤田さんが上司だったから、かれこれ7年位は一緒にシゴトしてるから、社長になるって聞いてた時は、「え?」って思った。

——えっ?!その「え?」の真意は何ですか。

MZが辞めるのもサプライズ、次が澤田さんっていうのも、とにかくサプライズしかなかった。ZOZOはずっとMZの会社だと思っていたから、会社がアイデンティティを失ったように感じて、衝撃が大きくて。正直このタイミングで社長になるって想像できないくらい大変だろうし、いろいろ考えると超男気だなとか、、、、スッと入ってくるってよりじわじわと"澤田さんでよかったな"って感じた。

*1  スタートトゥデイコンサルティングとは…
㈱スタートトゥデイ(現㈱ZOZO)の子会社として2008年に発足したEC支援の会社。代表取締役は澤田宏太郎。2013年にスタートトゥデイに吸収合併。

ロジカルで誠実、そして教育熱心。いわばZOZO家の家長だと思う。

入社して、まだ何にもできない頃から見てもらって、それこそ人格形成までしてもらってるから、家族で言ったら「親父」みたいな感じ。人をすごく見てるし、人のことを考えている。

——澤田さんを動物に例えるなら?

「親鳥」かな。みんなの居場所である巣を作る人であり、ひなが巣立つまでしっかり面倒を見る。時には空を飛んで上空から俯瞰して物事を見れる。つまり、チームビルディングをすごくちゃんとやってくれる人。澤田さん自身、『なんでも言い合える組織が最強の組織』と言っているんだけど、それってつまり『家族』みたいな関係なんじゃないかって俺は解釈してる。
愛情をもって、その人を思って意見を言い合える。俺も思ったことは言うし、澤田さんもそれを望んでいると思う。

恥ずかしいから本当は言いたくないエピソードなんだけど。
ちょうど1年前に大型サービスのプロマネをやらせてもらっていて、年末のリリースに向けて超繁忙だったこともあり、夜中に休憩室で仮眠を取ってんだよね。そしたら急に電話が掛かってきて、”こんな夜中に誰かな”って思ったら澤田さんで。

「元気か、身体は大丈夫か、もう少しだから頑張ろう」ってプロジェクトの進捗よりも、まず俺のこと心配してくれて。普段、泣くとか縁遠い人間なんだけど、そんときばかりは目が潤んじゃったな。澤田さんのためにも・・って思いで、とにかく走り切ったのが記憶に新しい。

ちゃんと周りに対しても愛情を持って接することで、みんながパワーを発揮できるって体感したから、自分もそういう上司になろうって強く思ってます。そういう、澤田さんの『教育者』的な一面を知ってる人は、社内でも結構多いかもね。いっぱい教えて、その結果会社が成長していけばいいということを考えてくれてる。

昔、中間管理職向けに『澤田塾』ってのが開催されたんだけど、感性だけではなくロジカルに物事を進められる力を補うために、国語・算数・図工…みたいな感じで、ロジカルに考えてしゃべる・売上ってどうやってつくられのか因数分解してみる・わかりやすい資料の作り方とは、って、科目に沿って澤田さん自らがみっちり指南してくれて。

人に投資する、という考え方を持っているって、すごく素敵だよね。

——澤田さんのオフの姿をこっそり教えて!

スマブラが強い(笑)。絶対にクッパ使ってくるね。でも、実はこの間、まぐれで一回だけ勝てた(笑)
あとテニスも上手い。俺は経験者じゃないけど、結構運動神経には自信あって、、、そしたら足元にも及ばなかったよね。経験者とテニスしたいって言ってたから社内で興味ある人は連絡すれば澤田さんとテニスできるかも?
あと、澤田さんお酒を飲まないから、飲み会では大体ウーロン茶かコーラなんだけど、コーラ飲むときはテンション高いとき(笑)

・・・

「優しくて、みんなの事を考えてくれている。気軽に話しかけちゃえばいいと思います。」

松本 麻依(まつもと まい)
EC事業本部 ブランド営業部 新規営業ブロック
2012年入社。育児も仕事もパーフェクトにこなし、ブランドさんもハマる頼れるお姉さま。ちょっと方向音痴というタレコミあり(笑)

澤田さんと初めてお会いしたのは、STCの面接でした。最初の印象は"怖そうなおじさん"でしたが、今では"いじられキャラの優しいおじさん"に。(笑)

——おじさん!(笑)実際、いじりのエピソードはありますか?

そうですね。澤田さん、怒らないのでついつい…はあります。STC時代の話なんですが、澤田さんがパソコンを見ながらすごく疲れた顔をしていたのを見て、思わず「おじいちゃんみたい」と結構大きな声でツッコんでしまった時があって。澤田さんは笑ってましたが、さすがに後から先輩に少し注意されました。(笑)

澤田さんがいてくれれば何とかなる、という安心感

前澤前社長の退任を受けて、次は誰かと考えた時になんとなく「澤田さんかな」と思っていたので、すごくしっくりきています。STC時代も社長だったこともあり、取引先との交渉事やトラブルの際も「澤田さんが同席してくれるなら大丈夫」という安心感がありました。相手の望むことに対しての回答を毅然とした態度で真摯に対応してくれるのですごく頼りになります。

入社したての頃、残業中にブランドさんへの提案資料作りでつまづいて、深夜に澤田さんに電話で質問したことがあったんです。すぐに「大丈夫か?」と丁寧に教えてくれて、最後は「帰りの電車大丈夫?」と終電の時間まで心配してくれました。

あとは、机が汚いと注意されたり(笑)、シゴトの悩み事があれば、「ごはん行こっか!」と声をかけてくれたり、なんだかZOZOでのお父さんのような感じです。

全部尊敬。組織のみんなのことを思ってくれる

仕事への向き合い方や、部下に対して教えてくれること、みんなの事を考えてくれているなという風に感じられること。教えていただくことばかりだったので全部尊敬しています。

先日、STC時代のメンバーで社長就任をお祝いする会があり、久々に話したのですが、社長になっても澤田さんはいつも通りの澤田さんでしたね。過去の飲み会で、「チームとして、何年か後に"あの時楽しかったね"と言えるような組織にしたい」という話を澤田さんがしていたんですが、それを変わらず覚えていて「あの時話したことがこの就任祝いで実現できて嬉しい」と言っていたことが印象的でした。

最近、ECの新入社員と一緒に意見交換をする場があったと聞き、新しい意見も積極的に取り入れようとしてくれているんだなと感じました。社内のみんなも、もっと気軽に話しかけちゃえばいいのにって思っています。

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「保守的に思われがちだけど、活路が見えた時には一気に攻めに切り替わる、探求心の強い人。」

小高 洋介(おだか ようすけ)
Yahoo!プロジェクト推進室 本部長
頭の回転が速く、冷静な思考と熱いハートでガチンコ意見交換にも真正面から向き合ってくれるカッコいい上司。

——小高さんからみた澤田さんって?

「何でも気軽に話せるおっちゃん」(笑)。最初に会ったのは、2006年の時で「ZOZONAVI」っていうサービスに外部コンサルで入ってくれてたのきっかけ。澤田さんがSTCの社長になってからは、ヤフーとの連携話のたびに一緒にシゴトをしてた。

普段は釣りや子供の話をしたりすることが多いんだけど、オンでもオフでも常に一定で、冷静沈着。「苦しい時こそ冷静」という考えを持ってるから、慌てている姿は見たことがないし、見せないようにしているんだと思う。

——確かに、テンパっているところは想像つかないです

あ、そういえば、集中しているときに息を止める癖があって。多分、本人は気づいてないんじゃないかな。自分で資料もガンガン作るから、考えてるときとかそういう時は、集中しすぎて多分、息し忘れてる。というのも、何分かに一度、クジラの潮吹きみたいに「ッシューーー・・」って大きく息を吐くんだよね(笑)
つまり、息するのを忘れるほどの集中力があるってこと。

あらゆる選択肢の中からロジカルに一つを決めていく。だから「直感で決める」ってことがない。

前澤さんも澤田さんも見えている未来は同じ。だけど、そこに至るまでのアプローチの仕方が全然違う。澤田さんは数ある選択肢の中で、考えられるパターンは一度全て頭の中に出していて、そこから効率的かつロジカルに、どの選択肢を選ぶとどうなるかを分析した上で決めていく。だから、「どうしてそれを選んだのか?」という問いに対して「なんとなく」という直感での答えはないんだよね。

そう聞くと、慎重派に思えるかもしれないけど、実は探求心もある人で。
これは一緒に釣りに行った時の話なんだけど、大きなテトラポッドの隙間の奥の方とか、「そんなところ行く?!」ってところまで澤田さんは行く。

”ここに魚がいるんじゃないか”と確信したら攻めるんだよね。ディフェンシブに思われがちなんだけど、活路が見えた瞬間からすごくオフェンシブに切り替わる、それが澤田さん。

——最後に、澤田さんをまだよく知らないスタッフに一言お願いします。

ちやほやされたり、気を使われるのが苦手な人なので、社長だと思わないで接してください。(笑) もちろん礼儀はふまえつつだけど、みんな"気のいいおっちゃん"だと思って接するといいんじゃないかな!

・・・

ー編集後記ー

今回4名のスタッフに話を聞く中で、誰もが出したワードは「お父さん」「ロジカル」「冷静」「周りをよく見ている」「組織づくりが上手」でした。

"澤田さん"を語るスタッフの表情や言葉の節々に、敬意が溢れており、改めて澤田さんの人柄の素晴らしさを「人」を介して感じることができました。

私は、ZOZOの良さの神髄は「人」だと考えています。ZOZOには思いやりがある、驚きがある、カッコよさがある、わくわくがある、それをつくりだす「人」がいる。

新社長が発表された際、それらはこれからも変わらない、と思っていましたが違いますね。澤田さんと共に進むZOZOは、きっと以前よりも「人」の力が発揮される組織になっていくのだと、私もわくわくしています。

最後に。

今も澤田さんが会見で言った言葉が胸に残っています。

「我々はただのつまらない大人になる気は毛頭ございません。これまで同様、ある程度やんちゃな大人であり続けたいと思っております。」

やんちゃな澤田社長に、私はついていきますよ!

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

Written by くぼり (twitter)
2011年ZOZO入社。小中はアニメイトに通い、高大はミュージカルと世界遺産巡りにお金を費やし、入社後やっとファッションと食にハマりだしたダイバーシティなアラサー女