~相手の課題をデザインで解決する “代表取締役なんでも屋”⑥~
Q11このインタビューはどんな記憶を誰に残したいですか?と質問させていただいているんですが、鈴木さんは誰にどんな記憶を残したいですか?
真面目にいうのであれば、あの人こういうときどうやって切り抜けていたのだっけ?とピンチのときに会社のメンバーが思い出してくれたらそれが一番嬉しいかなって思います。うまくいかなかった時とか、すごくプレッシャーがかかる時とか、自分が超えなきゃいけない壁に当たった時に、「あの人こうやっていたから、この方法でいけるんじゃない?」と思い出してくれたらいいかな。「あのとき教えてもらったもので解決できました」、「自分で何とかなりました」って言われたらやっぱりすごく嬉しいですよね。それが多分教育というか、教えたというか見せた部分の結果物だと感じます。
そしてプライベートでは娘の記憶に残りたい。今日も朝から娘に「いや」ばっか言われました。すごく傷ついて家を出ましたけど笑、パパいや、ママがいい、パパじゃ駄目って言われて・・・枕を濡らしながらも。個人的にはやっぱり娘というか自分の子供が何か自分の後姿を一つでも記憶してくれれば嬉しいなと。
Q12 では、次のお友達を紹介してくれるかな?
弊社静岡オフィスの小林君を紹介します。創業期に彼がアルバイトできてくれて以来、会社に出たり入ったりしながら一緒に働いてきましたが、今は静岡に移住し、静岡の案件はすべて彼にまかせています。
Q13 最後に鈴木さんの推しを教えてください!
Naef社の積み木です。玩具でありながら、とても美しいデザインで今でも大切に持っています。知り合いにお子さんが生まれたりするとプレゼントしたり、大人でもその手触りや美しさを感じられるはずです。
インタビューを終えて
私はデザインというと、何かプロダクトの図案を作るというようなイメージを抱いていましたが、デザインは問題解決の一つの手段ということを初めて理解できました。その相手のために最大限できることを提供しようという鈴木さんの想いが原動力となり、17年という長い間ビジネスを継続させてこられたのだと感じました。このインタビュープロジェクトについてインタビュー後に個人的に進め方を鈴木さんに相談したら、「とりあえず10人インタビュー続けて!そこからまた自分がどうしたいか見えてきたときに仕組みを考えたらいいよ」とアドバイスしていただき、とても心強く感じました。鈴木さん、大笑いかつ素敵なお話をいっぱいいただいて、本当にありがとうございました!
次回小林さんのインタビューもお楽しみに!
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