空蝉の術

人とのコミュニケーションに少し準備がいる。
会話の内容を考えるとかそういった具体的なものではなく、
「今からお話をするぞ!」とかそういった気持ち的な面で
力をためているのだ。
どうやらみんなそうじゃないらしい。
一応言っとくとお話しするのは好きだし、遊びのお誘いもすごいうれしい。
でもとっさのコミュニケーションは少しびっくりする

そんな私が困っているのが電話である。
完全にオフモードの時に鳴られると大体気が付いたら
切れている。

後日電話を取らなかった理由を説明するのに対した理由もないからなおさら気まずい。

そこで考えたのが空蝉(うつせみ)の術である
身代わりの術?死んだふり?詳しくは知らない。忍者じゃないから
電話がなってもじっと耐えるのである。

これをすることで電話に出られなくても「空蝉だったらしょうがない」と最近思われるようになってきた。
多分みんな日曜日はこんな感じでしょう。
休日くらいはみんな忍者になろう。



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