本当にあった怖い話
八月も下旬となりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続く今日この頃。
今回は私が実際に体験した恐怖体験を書いていきたいと思います。
あれは5年前のお盆期間
当時学生で内定が決まっていなかった私は東京のアパートで就職活動を行っていました。
そんなある日の深夜2時、下の階の騒音で目を覚ました私はその暴れているような騒音をぼーっと聞いていました。
それは5分ほどで静かになり、酔っ払いでも帰ってきただけか そう思って再び目を閉じた直後、低い耳鳴りと共に体が全く動かせなくなってしまいました。初の金縛り体験です。
金縛りは疲れが原因 といった情報を聞いたことがあったので、対して危機感も覚えず、生まれて初めての金縛りになんなら少し興奮もしていました。
コツ…コツ… と下の階から階段を上がる音が聞こえたのはその十数秒後です。
深夜、騒音、金縛り、下からゆっくり階段を上がってくる音 と不気味な要素が立て続けに起こっていたのですが、これに加えてドアのカギを閉めていないかもしれないという不安要素もプラスされ動悸が激しくなっていきます。
階段を昇り終えたそれはゆっくりドアを開け私の部屋に入ってきました。
「やっぱり鍵閉め忘れてた」「何で入ってきた」「下の騒音もまさかこいつが」横向きで寝ていた姿勢の金縛りで動けない体に、思考と動悸がパニックを起こしています。
背中を見せる格好で横向きになっていた私はそれが枕元まで移動してきたのを感じました。
殺される と目を閉じた私の耳に生暖かい液体を入れられた直後、朝になっていました。
悪い夢でも見たのかなと思いながら時間を確認すると朝の8時
ひとまず燃えるゴミを捨てなければとまとめていたゴミ袋を掴みドアを開け階段を降りていきます。
そういえば2時ごろの騒音も夢だったのかなと目をやると誰かがドアの前に立っていました。
私でした。
一目散に階段を駆け下りたのですが、足がもつれてしまい転んでしまって踊り場の壁に頭をぶつけて気を失ってしまいました。
次に目を覚ましたのは自分のベッド。
特に頭も痛くなかった私はやはり夢を見ていたようです。
どこからどこまでが夢だよと呟いて深呼吸をしました。
あとほっぺも一応つねっておきました。
今度こそ大丈夫と自分に言い聞かせベッドから起き上がりました。
ゴミ袋がありませんでした。
おまけ
その後は特に何もなく平穏な感じでございました。
この話を今の上司にしたところ夢遊病と笑い飛ばされてしまいましたとさ。
以上が私が体験した数少ない恐怖体験です!
少しでも肝は冷やしていただけましたでしょうか?
機会がありましたらもう一つの恐怖体験も書きたいと思います!
それでは!
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