あいみょん
あいみょん
あいみょん
あいみょん
あいみょん
あいみょん
このアーティスト名のせいで、
僕は彼女の音楽をしばらく聴こうとしていなかった。
なぜなら
あいみょんという響きからして
僕の中では勝手に、
ゆきぽよ
みちょぱ
のような読モあがりのギャルが調子にのってCD出しちゃいました。
(上の二人がどうだか知らないが)
TikTokでもバズってます~。運営さんオススメお願いします。
みたいな。
そんな中の一人だと思っていたからだ。
あいみょん、ゆきぽよ、みちょぱ。
ほら。文字で並べると
なんの違和感もないグループとして括られるのだから仕方ない。
だから、しばらく小馬鹿にして聴かず嫌いでいた。
決して筆者がギャル嫌いなわけではない。
むしろ好きだ。大好きだ。
しかし、僕は音楽に対して多少なりとも、こだわりをもって聴くタイプだ。
だからそういうSNS世代のお気軽サウンドには興味がなかった。
(結局は誤解していたわけだが)
ある時、ふとしたきっかけで、
あいみょんの代表曲ともいえる「マリーゴールド」を聴いた。
あまりの素晴らしさに続けて18回はリピートした。
この曲の素晴らしさは、Bメロにある。
普通はサビへ向かう助走的な存在のBメロだが、
「マリーゴールド」はBメロだけでもご飯を5杯はいけるほど
秀逸なメロディが紡ぎ出されている。
さらにすごいのは、そのメロディの印象強さだけではない。
ご飯5杯分もの力を持っているBメロなんだから、
僕のような凡人が歌っていたら
もう4小節Bメロを繰り返して(合計8小節)からの
サビにいってしまうだろう。
しかし あいみょんの潔さ、素晴らしさは、
その秀逸Bメロを、たった4小節だけで終わらせ、
サビの「む~ぎわ~らの~♪」とズドンと入っていく。
それにより、サビの印象を高めるだけではなく、
Bメロの印象強さがグンとアップしているのだ。
筆者はこのBメロの4小節の強さだけで、
あいみょんを好きになった。
そして、ゆきぽよも、みちょぱも好きだ。