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盛岡市動物公園ZOOMOオリジナル🐾世界に一つしかない足跡グッズ🐾誕生秘話
みなさま、いつも盛岡市動物公園ZOOMOを応援していただきありがとうございます。今日は世界に一つ?!ZOOMOオリジナル足跡グッズの秘密をお話したいと思います。
盛岡市動物公園ZOOMOに入ってすぐの動物資料館の中にあるZOOMOSHOPではオリジナルグッズをあれこれテイストを変えて販売しています。動物の写真が入った缶バッチや、ノート、起き上がり小法師などさまざま展開しています。オリジナルグッズの中で特にスタッフが推し、人気を博しているのが足跡グッズになります。この足跡グッズは、なぜ世界に一つなのか、というと、盛岡市動物公園ZOOMOの動物たちの足跡を原寸大にこだわって一つ一つ同じものがないよう作成しているからです。
足跡グッズの始まりは、ZOOMO食堂で販売をした「限定!カワウソエコバッグ」です。
雨の日限定で提供をしていた「カワウソカレー」がとっても好評で話題となり、カワウソエコバッグを作成し、数量限定販売しました。
2020年の7月18日に以下の発信をしました
「本日よりZOOMO食堂で「限定!カワウソエコバッグ」販売します!
雨の日限定のカワウソカレーがとっても好評だったのでカワウソエコバッグにしました!
ここでしか販売しておりません。なんとカナダカワウソのカエデの足跡スタンプ付き!
660円(税込み)です。無くなり次第終了になる・・・かも」
「販売したカワウソエコバッグ」
このグッズは以前イベントで使うために作成したカナダカワウソの”カエデ“の足型の消しゴムハンコを使い、ひとつひとつ心を込めて、少しずつ押す場所を変えて同じものにならないように工夫しました。反対側の面には、ツシマヤマネコグッズのデザイナーに作成していただいたカナダカワウソを押しました。このグッズはカワウソカレー人気も手伝って、すぐに売り切れとなりました。
「好評だったカワウソカレー(現在は販売していません)」
次に売り出したのがZOOMOナイト第3部「暗闇のピューマとカワウソ」での限定販売したカワウソグッズです。入園券がついた前売りチケットで、引換えは17時からとし、事前購入することで少しお得に購入できるようにしました。
SNSの発信はこんなつぶやきでした。
「ZOOMOナイト特別販売数量限定
🐾カナダカワウソのカエデの木箱🐾秘密のおまけつき♡入園券セット販売決定!!
8月8日(土)~10日(月祝)の17時以降限定でZOOMOSHOPにて引替え可能な数量限定の🐾カナダカワウソのカエデの木箱🐾秘密のおまけつき♡が登場!」
「木箱の蓋に押されたカナダカワウソの”カエデ“の足跡」
「中にはカナダカワウソの顔が!すこしずつ違っています」
「おまけとして入れたのはカナダカワウソが体をふくのに使っている麻袋の一部(消毒済み)」
前売りチケットによる引き換えは少しハードルが高いかもしれない・・・と思っていた私たちでしたが、期間を待たずに完売御礼となり、ZOOMOナイト開催当日の店頭販売分もあっという間に売り切れとなりました。今思えばSNSのみの発信で売り切ったこと、目玉商品と言える実績だったことがスタッフの成功体験となり、またお客様の期待感がひしひしと感じられたことが次なる足跡グッズ開発につながったと思います。
そしてその高揚感、期待感、これはいけるという空気により、オリジナルグッズの主軸は盛岡市動物公園ZOOMOの動物たちの足跡グッズにして、動物たち、飼育スタッフに協力してもらおうと決めました。
早速飼育スタッフに声をかけると、過去にイベントで使っていた足型が他にもあり、ぜひオリジナルグッズに使ってと提供してくれました。また、飼育スタッフが率先して日常の作業の中で、動物と協力し足型を採ってくれました。
そして満を持して第3弾として販売されたのがいかにも盛岡らしい足跡グッズでした。
9月14日に発信したつぶやきです。
「今月の4連休はSPECIAL ZOOMODAYS!この日に合わせてZOOMOSHOPでは限定商品を販売します!【SPECIALZOOMODAYS特別販売 数量限定【ホンドギツネの足跡サコッシュ&入園券付きセット】4連休の間に引替えしていただくことが条件です!ぜひチェックしてくださいね!】
「日本産動物のグッズをあえて作ることがZOOMOらしさ。写真はホンドギツネの“がんづき”」
「ホンドギツネのファンの皆さんからの支持も厚い“はっさく”」
日本産動物の魅力を知っているZOOMOだからこそのホンドギツネのサコッシュはおかげさまで完売し、その後定番となったのはいうまでもありません。その後も動物と飼育スタッフが協力し動物たちの足跡は増え、同時に足跡グッズは充実していきました。
「雪の上を歩くピューマの”タフ“」
「ガチガチに凍った雪の上から採取したピューマの“タフ”の足跡」
「ツキノワグマの展示場の中の泥を均すスタッフ」
「スタッフに呼ばれていそいそとやって来るニホンツキノワグマの”姫“」
「スタッフに呼ばれて立ち上がるニホンツキノワグマの”リオ“」
「泥の上に残った二ホンツキノワグマの足跡」
足跡採取方法は様々ですが、ニホンツキノワグマは、展示場にたまった泥の部分を飼育スタッフが均し、綺麗にしてから展示場の外に出て「“姫”と”リオ“それぞれを呼んで均した泥の上を踏んでもらうよ大作戦」でした。
このような形で飼育スタッフはそれぞれの性格や習性に合わせて動物と協力して、トレーニングの最中に採ったり、寝室の中にある足跡を写し取ったりと足跡グッズのために協力を惜しまず対応してくれました。
採られた足型は売店の中の人が正確に落とし込み、消しゴムハンコを作成、ひとつひとつ丁寧に押してグッズになり、店頭に並ぶ。こうやって世界に一つしかないZOOMOの足跡グッズが出来上がりました。
「グッズ作成の様子。一つ一つスタッフが気持ちを込めて足跡をぺたり」
昨年の休園期間には、はじめてのネットショップに挑戦し、足跡グッズを販売。即売でなかなか手に入らなかった方も、いらっしゃったと思います(今は開園していることからネット販売はお休みしています)。
また、盛岡駅ビルフェザンにて行われた「Jam with Brilliant」ではZOOMOの応援企画として足跡グッズを取り扱っていただきました。イオンモール盛岡南店や、パルクアベニューカワトクでもスタッフが店頭で販売させていただく機会を得て、ZOOMOに来たことがある方もそうでない方もZOOMOの動物たちの足跡グッズを知り、その多くは皆様の手に渡っていきました。
現在足跡の種類は全部で13種類24個体分あります。今後も動物たちと飼育スタッフが協力して採れた足跡は、グッズとして販売していければと思っています。
「今年度のZOOMOSHOP内の足跡グッズコーナー」
今年度の暫定開園では、昨年度よりも充実した足跡グッズの数々が皆様の手に渡ることをスタッフ一同願っております。ぜひ世界に一つしかない足跡グッズを見にZOOMOに、ZOOMOSHOPにいらしてくださいね。
それでは今日はこの辺で。皆様のフォローやスキに大いに励まされています。
企画営業広報 森(と売店の中の人 と、ZOOMOの動物たち)