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いつも身につけてしまう物

ファッション用のTwitterアカウントを作成しました。
しっかし、このnoteの機能を理解しきれておりません・・・リンクつけたりとか画像つけたりとかちっとも分かってない😅
精進します。

さて、表題の内容に入ります。
自問自答ファッションで大切なコンセプト決めが難航しているので、自分の「好き」「なりたい」を見つけるための整理目的で、今の自分がいつも身につけてしまう物について書こうと思います。

本当に毎日身につけている指輪があります。
着けるのは、右手の中指で固定。

それは、Cartierのトリニティリングです。

自分で購入した物ではありません。母が20歳、成人の記念に買ってくれた物です。
成人になった年のある日、母から「伊勢丹に行くよ」と言われました。買い物とファッションが好きな母でしたので伊勢丹に行くことは何度もあったのですが、何を買いに行くのかその日は教えられず、珍しいなと思いながら向かった先がまさかのCartierでした。

「お母さん何か買うの?」
「あなたのよ」
「・・・えっ!?」

何でも、母方の祖母が母に、母が成人の記念にと同様にCartierを贈ったらしく、娘が産まれたら同じことをやってあげようと思っていたのだとその日教えられました。
(余談ですが、7つ下の妹は成人の際「Cartierは要らないから海外旅行に行く費用が欲しい」と言ったので持っておりません・・・笑)

「えっ。でもCartierなんかいいの!?私みたいな若造が持っててもいいの!?」
「いいのよ。私がうちのお母さんがやってくれたことと同じことがしたいのよ。で、あなた希望ある?お母さんこのトリニティがやっぱり良いと思うのよね。石は無いやつ。太さは普通かなあ。あなた私に似て大きいから細いのだとバランス悪いしでも太すぎるのもねえ」
「あ。お任せしま〜す・・・」

成人記念なのだからと、裏に成人した年の誕生日で年月日を彫って貰い、母から贈って貰ったそのリングを、貰った日から外出時には欠かさず着けています。
(右手の中指に指輪のサイズを合わせたのは、人差し指か中指を着ける候補としたときに、4本の指で試したら一番違和感がなかったのがその指だったからだった気がします)

最初は本当に着けてていいのかなとドキドキしていましたが、貰ったからには着けなきゃもったいない!と頑張って着けるようになり、今は当然のように中指にセットして出かけます。

時計を忘れても。
イヤリングを忘れても。
マスカラするのを忘れても。

トリニティだけは必ずつけています。

上記の思い出から分かるように、自分で選んだブランドでも指輪でもありません。
でも、ほぼ毎日着けています。

就活の際も。
最終面接の際は開始寸前にポケットに仕舞うまでずっと。
卒業式も。
新入社員の時期も。
旅行の際も。
推しを追っかけてる際も。

常にです。

最早「好き」とか「嫌い」とかを超越した存在になっています。
外でうっかり事故で死んだ際に身につけてないと嫌だなというのもあり、ちょっとコンビニに行くにも着けて家を出ています。

何で毎日つけてられるんだろうと考え直してみると。

まず、デザインの使いやすさは当然あります。
ゴールド・シルバー・ピンクゴールドの組み合わせなので、その他のアクセサリーに何色を持ってきても合わせやすいし、石がないのも使いやすいです。
あと、一つの輪のリングではなく、三つの輪で構成されたリングであるというのが個性的で好きだと思います。

でもそれよりは、母から買ってもらったという喜びがあります。
祖母が母に行なった贈り物が、自分にも続いて行われたっていうのも嬉しいポイントです。お揃い感もあるのかな〜。伝統が好きなのかな〜。
私が一番好きなハイブランドがルイヴィトンなのは、幼少期に母が使ってた財布とデイリーバッグがルイヴィトンだったからというのがあると思います。「お母さんが使ってたやつだ・・・!」という憧れ?
今でも、新しい服や靴を身につけて実家に帰った際、母に「それ良いわね!」って褒められるの嬉しいんです。ついでに言えば、妹に褒められるのも叔母に褒められるのも祖母に褒められるのも嬉しいです。(父は父自身のファッションセンスに自信がないので良し悪しどちらも言わないかわいい人です)

・・・つまりは家族が好き、嫌われたくないということが分かりましたね。
コンセプト決めの役に立つのか???

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