【cash】複数のベットサイズと簡易戦略(Flop CB)
今回の記事では、複数のベットサイズを持つ戦略と単一ベットサイズの簡易戦略を比較しながら、得られるEVの違い等のメリット・デメリットについて考えていければと思います。
1つの戦略として、いわゆる簡易戦略というのはかなり一般的になってきていると思います。
例えばflopのレンジCB等は、近年は初級者であっても多くのプレイヤーも用いる一般的な戦略でしょう。
一方で、これらはあくまで簡易戦略とされるものでもあります。
つまり、本来はより均衡に近い戦略があった上で、それを実戦で踏襲する難易度が高い等の理由があり、より実戦的な形で、近い戦略に整理されたものと言えます。
ここで考えるべきは、この簡易戦略が、本来あるべき均衡戦略と比べてどれだけ期待値のロスを招くかという点です。
今回は、Flop CBを題材に均衡戦略におけるベットサイズとEV差について考えていければと思います。
↓今回検証のGTO Wizard、自身のレンジでアレンジできるようになりました↓
▼均衡戦略のベットサイズ理解
ここから先は
5,184字
/
20画像
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?