プレーラインレビュー Part 1
前回記事はこちら。
前回は導入編ということで、アイデアについて紹介させていただきました。今回からは実際にハンドレビューを行っていきましょう。
本稿で取り上げるのは、シンプルな3バレルについてです。正確にはダブルバレル後のアクションを検討します。
プレーライン
SB vs BTNの3ベットポット
フロップはスタティックなペアボード
flop b/c
turn b/c
river b or x?
テーマ
フロップは変化が比較的起こりづらく、3ベッター側に有利と言われているペアボード。リバーにいたるまでに考慮すべきカードがあるなら何か。また、どういったハンドで3発打ち切るか。
ペアボードは代表的なドライボードであり、一般的にはEQで勝る3ベッターが有利です。しかしフロップ以降はIPのハンドはどんどん絞り込まれていきます。OOPが際どいバリューベットを打つことができる境界はどのあたりでしょうか?
問題設定が漠然としすぎないように、前回の記事でも挙げた通り、いくつか検討すべき条件を加えていきます。
ポイント
フロップにいくらかドローがある場合もOOPは有利か。
ターンやリバーでフラッシュなどの強いドローが完成するカードが落ちた場合どうなるか。
このあたりをGTO Wizard上で調整しながら、良いベットレンジを作るアイデアを固めていきましょう。
下準備
まずは、簡単にEQを眺めます。
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