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ポストフロップにおけるICM

今回は"ポストフロップのICM"をテーマに、トーナメントにおけるICMがポストフロップ戦略にどのような影響を与えるかを見ていきましょう。

ICMはトーナメントプレイヤーでは広く知られた概念であり、学習に力を入れているプレイヤーであれば常に意識しており、ICMにあわせたプリフロップレンジの修正というのも自分の物差しをもって行っていることでしょう。

しかし、そのようなプレイヤーでも、ポストフロップになった際はその意識が薄れる人が多いように感じています。
リバーオールインに対するブラフキャッチのような場面はともかく、特にフロップ・ターンのような段階では、多くの人がChip-EV通りの感覚でディフェンスレンジを決定しているのではないでしょうか。

当然ながら、ICMはポストフロップに突入したことで消失するような話ではなく、フロップ以降もその考え方は引き継がれるべきものです。

では、実際にICMがかかわってくることで、どのように戦略を変化させていくべきなのでしょうか?

今回はそういったICM局面下でのフロップ戦略を紐解いていこうと思います。

▼フロップ戦略の検証-K87ツートーンボードを題材に

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