<だからzoojoが聞きました!> 気になる社名の由来は?!しまうまプリント突撃取材・前編
高品質で安価なネットプリント専門店・しまうまプリント。「写真をもっと楽しく、想い出をもっと身近に」という経営理念のもと、写真プリントの手軽さ・楽しさを感じられるサービスを展開しています。最近では、年賀状のCMで見かける方も多いのではないでしょうか。
「しまうま」という社名がずっと気になっていた私たちzoojoは、しまうまプリントシステム株式会社マーケティング部の原 真一郎さん・横坂 愛さんにお話を伺ってきました!
▲左から:原さん・横坂さん
思わず由来を尋ねたくなる!
zoojo(以下Z):なぜ社名を「しまうま」と名付けたんですか?
原さん(以下H):表向きには「写真のルーツである白黒写真に敬意を表して」とお伝えしているんですが、思わず由来を尋ねたくなる、1度聞いたら忘れない名前にしたかったという想いがありました。白黒の動物は他にもいますけど、「しまうま」って普段あまり思い浮かばない動物ですよね。
Z:動物園の中でもメインどころではないかもしれませんね(笑)
H:その感じがまたいいですよね、ユニークさというか。
Z:今日受付に着いたら、ベンチもしまうまでびっくりしました!
H:実はあのベンチは、京都でイベントの開催前に私がどこかの展示会で見かけたものなんです。それを何気なく社内チームに報告したら「じゃあそれ取り寄せよう!」という流れになりまして(笑)アトラクションの1つになればいいなと思ってイベント会場に置いていました。あとは親子しまうまのオブジェなども一緒に飾ったり、しまうまの顔ハメパネルも作って。しまうまベンチと顔ハメパネルはすごかったですね、子どもの集客力が(笑)今や「インスタ映え」の時代で、どんなイベントに行っても写真を撮らせる仕掛けが見られますよね。
▲壁や扉までしまうまが強調された会議室!
1回目のイベントが全ての始まり
しまうまプリントは、2017年には京都・東京で「猫フォトブック」、2018年には横浜・東京で「しまZOOま」、2018年6月には創業地である鹿児島で「かごしまうま」と題したフォトブックの展示会を開催しています。応募者はフォトブックが無料で作れるだけでなく、会場で自分の作品を展示してもらえて一石二鳥!しかも来場者にまで1冊無料クーポンをプレゼント!と大人気のイベントなんです。
Z:近年ではネットを飛び出して、実際にフォトブックを手に取って見られるリアルイベントを全国各地で開催されていますよね。イベントのタイトルがまずかわいいですね!
H:社内にネーミングの天才がいまして。「しまうま」とかぶせてどれもいい名前をつけてくれました。
Z:ロゴのデザインや会場全体の雰囲気もすてきです。
H:マーケティング部は少し前までは男性スタッフばかりだったんです。もし当時このようなイベントのお話をいただいていたらと思うとゾッとします。きっと全く違うものになっていたんだろうなと…(笑)実際にはちょうど女性スタッフが増えてきた時期だったので、横坂をはじめ女性目線からイベントをプロデュースしたというのも影響は大きかったと思いますね。
Z:各イベントへの応募はどれくらい集まったのでしょうか?
横坂さん(以下Y):「猫フォトブック」の1回目が1400冊、「しまZOOま」が1600冊、「かごしまうま」が2500冊ですね。
Z:すごい!だんだん増えてきてますね!
H:最初は、社内では「200も集まらないんじゃないか?」なんて心配の声もあったんですけどね(笑)
Z:応募作品は全部チェックしているんですか?
Y:全部見ています、ほんとすごい量です(笑)会場スペースの都合で全作品の表紙を見せられない場合は、時間をあけて配置を入れ替えたりもしていて、応募作品は毎回全て展示しています。
▲これまで全5回のイベント企画を担当された横坂さん
Z:動物をテーマに取り上げたイベントを企画したきっかけは何ですか?もともとフォトブックを受注されてる中で「動物写真が多いな」という感触はあったのでしょうか。
H:「猫」に特化したアプローチは何かやっていきたいと思っていたんです。そんなところに京都マルイさんからイベントの機会をいただいて、「猫フォトブック」の企画ができました。京都で開催したこの1回目のイベントが全ての始まりだったと思っています。
開催時期がちょうど夏休みだったのと、そして京都という土地柄、観光がてら寄ってくださった方がとても多かった。中には応募者本人は会場には来られないけど、そのご友人が「お友達の作品を見にきました」というケースもあって、これが意外にも多くてびっくりしましたね。
フォトブックを起点としてご友人やファン同士の交流が広まって、インスタなどSNSでの盛り上がりも見られて、全部のご縁がつながってこれまで5回のイベントを実現することができました。もし1回目で全く反響がなかったら、こうして続いてはいなかったと思います。
Z:会場からインスタライブも配信してましたよね?
Y:応募は全国から集まってくるのですが、どうしても応募者全員が会場には来られるわけではないので、インスタライブを利用して会場の様子をお届けしています。TwitterやFacebookにも弊社公式アカウントはありますが、写真を扱っているinstagramとはやっぱり相性がいいんですよね。フォトブックイベントの応募者にもインスタユーザーは多いと思います。
Z:猫作品以外にも門戸を広げた「しまZOOま」「かごしまうま」には、どんな動物の写真が集まったんですか?
Y:やっぱり犬猫が多いんですけど、その次は、ハリネズミ、ウサギ、ハムスター、カワウソなどのペットの写真が多かったですね。あと動物園の動物や、野生動物を撮影した写真もありました。虫はさすがにいなかったんですけど。
H:個人的には、応募作品に影響されてカワウソにすっかりハマって、Youtubeでカワウソの動画を見まくっています(笑)
Z:私たちも間に合っていたら動物園で撮った写真で応募したかったです。。
Y:また機会があれば!誰でも参加できるので。
Z:ぜひ動物園での開催もご検討ください!きっと盛り上がると思います。
▲2018年6月に開催された、しまうまプリント10周年の記念イベント「かごしまうま」の会場の様子。かわいい動物フォトブックがたくさん!(しまうまプリントHPより)
そしてインタビュー後半では、しまうまプリントさんの「写真」や「フォトブックを作ること」への想いを伺うことができました。後編の記事リリースもお楽しみに〜!