【ZASO:196】東京都 #あやせ川清流館

ZASOちゃんねる

2024年2月3日 20:56

今日でここ最近の土日の予定を潰している学校が終わりかと思ったのですがまだありました、がっかり。
という訳で今日も今日とてストックから去年の御朱印巡りハマっていた頃に巡っていた、あやせ川清流館を紹介していきたいと思います。

新しく取材に行くにしても前回話をしていた故障したカメラ問題も別に解決しなきゃいけないですね。

【訪問日】2023/08/12

【マイナー度】☆☆☆☆☆

このあやせ川清流館がどのような施設課とというと桑袋（くわぶくろ）ビオトープ公園という2005年にオープンしたばかりの、その名もそのままの公園のほとんどをビオトープが占めている公園で、園全体を草地、林地、水辺等のゾーンに分けて、それぞれの環境の特徴が出るように工夫されています。
この公園を綾瀬川と毛長川という２つの川に挟まれた三角形の土地に作られています。

念のためビオトープ自体なんやねんという人向けに説明をすると、「生き物の暮らす場所」という意味で、ざっくり言えば森や山、池、川等大小に関わらず生き物の生きる場所で、今回のようなビオトープ公園は人工的に作られた大きなビオトープ設備、という言い方がわかりやすいかもしれないですね。

まぁ動物園や公園、森等を意識的に「ビオトープ」として考える事もないと思いますし、そこをテーマにした公園にわざわざ行こうなんて人がどの程度いるやら。
自分もこの施設の中のあやせ川清流館に生物がいると聞くまで知りもしなかったので知名度は普通の公園と変わらないという感じではないでしょうか。

【個人的満足度】☆☆

そんなビオトープ公園の中にあるこのあやせ川清流館がどんな施設かというと、公園内でどんな生物が見れるかという展示や、飼育員さんの解説コーナー、図書コーナー、園内で捕まえた生き物展示コーナー、身近な外来種コーナー等があります。

個人的にこの公園の中で一番熱い設備はザリガニ釣りだと思います。
公園の入り口にある池のザリガニを釣るという遊びを通した体験を通して、そのアメリカザリガニを飼育も持ち帰る事も出来ず、駆除をするしかないという現実を通じて特定外来種がどういうものでどう扱わなければいけないかを子供たちに教えてくれる非常に子供の勉強になる設備だと思います。

ここの生物の展示、すごく気合が入っていてパネルもちゃんとしてるし、手作りの展示もやたらしっかりしているなーと思っていたのですが、ここの管理者がビオトープギルドさんなんですね。
ビオトープギルドさんは足立区生物園等の動物園への飼育員の派遣？委託？業務をやっていたり、学校などでのビオトープ関連の生物の授業をやっていたりする会社さんなのでそらしっかりしてるわという感じですね。
自分も以前別の動物園のボランティアの際に代表の方に写真の撮り方を教わったりしてお世話になりました。

【動物園マニア満足度】☆☆

動物関連施設として見に来てもあまり珍しい生物がいたり、生物数が多く見れるという事もないので満足度は低いかもしれませんが、でもビオトープとして野生の生物観察等に興味がある人であればそれなりに楽しめると思います。
なんなら足立区生物園のついでに行くにはちょうどいい場所だともうので早めに足立区生物園を見終わてしまった時についでに来るにはちょうどいいかもしれません。

【一般満足度】☆☆☆

自分がいったのが8月の夏休み中だったのですが、何組も家族連れでこの施設に遊びにきており、ザリガニ釣りや図書コーナーにいました。
足立区の団地の中の公園なので、さすがに１日遊ぶとかは無理ですが２時間遊ぶ程度であればちょうどいい時間つぶしや勉強ができる場所だとは思うので、他に予定があるけど時間が空いている日等に行くのにちょうどいい施設だと思います。

【デートおすすめ度】☆

家族で来るにはいいけど、じゃあデートにはどうなんだという話だと正直野生生物観察好きな人と一緒に来たら楽しめそうですが、それならこの規模の都市公園じゃなくて、もっと大きな公園や自然のビオトープに行った方がよくない？という葛藤を抱えてしまいます。
近所にいて散歩デートとかのついでだったらいいのかもしれないですね。