醤油で自傷しようとした話。
寺園です!note2回目です!書き出し方がわかりません!
前回の自己紹介の投稿が思っていた以上に反応をたくさん頂いてめちゃめちゃ嬉しかったです。ありがとうございました!!
今回のは、note始めたら絶対書こうと思っていた話です。メンタルがバチボコ終わってた時期の寺園の奇行。今はめっちゃ元気!!
最初に、あくまで私はこれをおもしろエピソードとして書いております。
文章を書くのに慣れていないので、そもそも面白く書けてるかどうかは別として、しんみりさせたい意図はあんまないです。
これを読んで私を気遣っていただくというよりは、できることなら、ネタとして笑ってほしいなと思って書いてます。
ただ、タイトル通りすぎる内容だし、実際やろうとしたことはめちゃくちゃ危険だし、これに至るまでの当時の精神状態とかも書いてしまってるので、こういった話題が苦手な方、フラッシュバックしてしまう可能性がある方などはご注意ください。
今なお苦しい思いをしている方を軽んじる意図はありません。
本編どうぞ(?)
私は去年の夏、精神面で体調を崩して会社を辞めた。
演劇は出ることも観に行くこともできなかった。そもそも外に出られなかった。
ハローワークにも行けなかったので、数か月ただの引きこもり無職だった。
めちゃくちゃ辛くてしょうがないというよりは、何もやる体力気力がない感じ。
ある日のど深夜、詳細は伏せるが、猛烈に自分に対して嫌悪感を抱いた瞬間があった。
当時でもあんまりそういう感じになることは多くなかったんだけど、その時はもうめちゃくちゃに自分が気持ち悪くて仕方なかった。
死にたいとかじゃなく、苦しめたいというか、苦しんでないと釣り合いが取れない気がして、号泣しながらどうにか自分を傷つけられる方法を探したけど、結局刃物とか痛みを伴うものは怖くて手を出せなくて、どうしていいかわからないので号泣しながら床を這う、なんかそういう怪異みたいになってた。
その時、本当になぜそこに繋がったのか意味不明だけど、戦時中、赤紙が届いた人が、醤油を飲んで徴兵を逃れたという話を急に思い出した。
醤油で体内の血液が急激に上がり、高熱が出るらしい。
ちょうどいいと思った。
別に死にたいわけじゃないし、今この嫌悪感を苦しさでぶん殴ってどうにかしたかった。
(ちなみにこの醤油一気飲み作戦は、小学生の時、学校を休みたすぎてやろうとしたこともある。塩分がキツすぎて全然飲めなかったし、翌日は普通に登校した。)
醤油を探したが、会社を辞めて実家に戻ったばかりだったので、調味料の配置が全く分からない。しかも実家というものはなぜかやたらめったら調味料が多い。
電気もつける気が起きなかったので、暗くてお酢もごま油もオイスターソースもポン酢も一緒に見えてなかなか見つからなかった。てかもう書きながら思ったけど塩分高めの調味料ならなんでもよかっただろ。
深夜2時、色々とぐちゃぐちゃの成人女性が号泣しながら醤油を探している。もう完全に妖怪である。
ようやく冷蔵庫の中に醤油を見つけた途端私は絶望した。
減塩しょうゆ
まじかよと思った。40%カットされてるので、2倍くらい飲まないといけない。いや別に飲みたきゃ飲めよって感じなんだけど、小学生の時飲もうとして結構しんどかったのを思い出してビビってしまっていた。
冷静に考えれば、お前の望んだ通りじゃんとも思うけど、冷静になってしまうと今のこの状況すべてがあほらしすぎてもうどうしていいかわからなかった。
とりあえず、泣きながらテーブルの右側に減塩しょうゆ、左側に家にあった酒、真ん中にネコちゃんのコップを置いてまた一人で号泣した。
ひとしきり泣いて、結局醤油は怖かったので、冷蔵庫に戻して酒を一気飲みして無理やり寝た。
今思い返すと笑い話にできるけど、当時は本気で考えてこの行動してるからそれが尚更一人でじわじわ来てしまう。
意外とこういう意味の分からない荒れ方をする自分が嫌いではなかったりもするので、これからもおもしろを目指して一生懸命生きていこうと思います。