『富士屋本店』に熱狂した理由
やあ。ぞの(@zony_52)だよ。
僕の勤めるトライバルメディアハウスでは、「熱狂マーケティング」というものをうちだしています。
マーケティングファネルの中で、〈購入してもらった後、いかに顧客をファン化させることができるか〉ということを考えるマーケティング戦略です。
気になる方はここからチェック!
新卒研修の中では、その「熱狂マーケティングとは」の話があり、その中で「熱狂の壁を越えると、製品やサービスを推奨してくれる」というお話がありました。
熱狂の壁を越える方法はいろいろあると思うけど、その一つに「特別扱い」があると思います。
僕は「富士屋本店」という居酒屋でそれをされ、まんまと熱狂し、サクラの如く推奨しまくった過去があります。
富士屋でいう「特別扱い」はどこにあったのか。どこに熱狂の壁を越えるポイントがあったのか。考察してみました。
1:富士屋本店ってどんな店?
富士屋本店は、渋谷の桜ヶ丘にあった立ち飲みの居酒屋です。
渋谷の再開発の波に飲まれて2018年10月末を持って閉店したお店ですが、大学生の頃に週3で通っていたいわばホームのようなお店。今までで一番好きだった居酒屋です。
僕のように一人で飲みに行くお客さんも少なくないため、隣のおっちゃんとすぐに仲良くなれたし、富士屋に一人でいる大学生は珍しかったらしく、奢ってもらったことも数え切れません。いろんな出会いのある居酒屋でした。
こちらyahooの記事です。エモい…。
基本的には無愛想
ここの店員さんは基本的にぶっきらぼう。
すごくぶっきらぼう。
でも、1,000ベロの名の通り、安く飲める手軽さや古き良き雰囲気を味わうことができるため、お客さんが絶えません。
ただ、店員さんがぶっきらぼうとはいえ、常連の顔はちゃんと覚えていてくれています。
僕はほぼ週3で通っていましたが、最終的には”あの”ぶっきらぼうだった店員さんが、気づいたら「お!ぞのくん!来たねぇ〜!(ニヤニヤ)瓶ビールとポテサラからでいい?」と、あちらから話しかけてくれるようになっていました。
”特別感”の醸成
最初は無愛想で、注文のタイミングをいつも逃し、タイミングの悪い時に呼ぶと「わかったからちょっとまって」と、怒られていたのに、「お!ぞのくん!来たねぇ〜!(ニヤニヤ)瓶ビールとポテサラからでいい?」というコミュニケーションを図ってくれるまでに覚えてくれている。
これを受けて『他の人とは違うコミュニケーションを取ってもらってる…!(ぞの〉って名前も認識してもらっている…!もしかして俺って特別…!?』と考えるようになり、週3で通うくらいにはその空間に熱狂するようになっていました。
そんなこともあり、何故かここでのむ黒ラベルは死ぬほど美味しかった…。
壁を越える体験は、”特別”を味わえるコミュニケーション
「お!ぞのくん!来たねぇ〜!(ニヤニヤ)瓶ビールとポテサラからでいい?」というコミュニケーション。
これこそ、熱狂の壁を越えていく体験だったのではないかと思います。
安く飲める、お店の雰囲気がいい、というのはもちろん、店員さんからのコミュニケーションという『体験』があったからこそ推奨側に回って、サクラの如く富士屋を周りに勧めていたんだと思います。
身近にマーケティングのヒントは隠れている
富士家の店員さんは図っていなかったかもしれないけど、自分も身近で熱狂マーケティングにはまっていたことを今回の研修を通して学ぶことができました。
今回のように自分のすぐ近くにマーケティングのヒントは眠っているものだし、「なんでこんなにはまっているんだ?」ということを深く掘り下げることで再現可能な本質を見出せるのではないかと、思いました。
日日是勉強ですな。
では!