新卒が紡ぐファンマーケティング事例集①
やあ。ぞの(@zony52)だよ。
勤めているトライバルメディアハウスでは熱狂ブランドマーケティング(ファンマーケティング)と言うものを謳っていて、僕はそれがきっかけで入社しているのですが、意外とその事例が見つからないんですよね…。
と言うことで事例集をまとめて行くことにしました!
熱狂マーケティングは俗に言う「ファンマーケティング」のこと。(どんなマーケティングかってのは弊社高橋が執筆したこの本をチェケラ)
端的に言うと、商品・サービスを買ってもらった後にどんなコミュニケーションを取って行くかを考えるものです。
5つの事例を取り上げて見ていきます。
■フォロワー数より愛のある人を選ぶワークマンに学ぶ正しいインフルエンサー戦略
ワークマンのインフルエンサー施策。弊社長が最近よく言っている「ファンフルエンサー」を上手に活用している好事例。ただ単にフォロワーが多い人をインフルエンサーとして採用すれば良いと言う話でないことがよくわかるものです。
ワークマンが選ぶインフルエンサーの基準が、フォロワーの「数」の多さではないこと。丸田さんいわく、あくまでもワークマンプラスへの「愛」があるかどうかが判断基準で、「ワークマンプラスと一緒に成長していきたい」とのスタンスを持ってくれているかどうかに注目している
自社商品・サービスに愛を持ってくれているユーザーと一緒にブランドを作って行く視点はいろんな企業が持つべきものなのでしょうね。
■ファンの口コミでじわじわと拡大、今や日本全国&海外にも展開中!【くりーむパンの八天堂】が語る、これからのファンマーケティングとは?
人気になった着火点は芸能人の口コミによるもの。グータンヌーボやさんまのまんまなど、芸能人がお土産を持ち込む番組で紹介されたものと思われます。
商品は口コミでどんどん広まっていく一方、私たちはその方たちのことを何も知らない。本当のファンはどんな方なんだろうか、日常のどんなシーンでどんな風に使っていただいているのか、お召し上がりいただいているのかを知りたい
ファンが商品のどこに魅力を感じているのかを社内で目線合わせをすることはすごく大事だと思います。ソーシャルリスニングや調査を通じて自分たちの知らなかった商品の魅力を知ることができるかもしれません。
■freeeとNTTドコモ担当者が語る、ファンマーケティング成功のポイント【西井敏恭氏顧問 デジマ女子部】
クラウド会計ソフトを提供しているfreeeさんの事例。ファンが自走できるコミュニティを作るために行った工夫が書かれています。
コミュニティの立ち上げにあたり、freeeは最初にリーダーの選定を行った。その方法について川崎氏は、「リーダーの要件としたのは、freeeのことが好きで広めたいと思ってくれていること。その上でホスピタリティがあって、尖っていない人でした」と述べた。
freeeでは、ユーザーにコミュニティを自分ごと化してもらうため、あえて費用の負担は行っていない。
立ち上げに際してリーダーを慎重に選んだり、自分ごと化のために費用の負担は行わない徹底ぶり。かなり戦略的にファンコミュニティを運営されているのがわかる事例です。
■ファンはターゲットではなく“ファミリー”。 4万人の家族と名古屋グランパスが目指すゴールとは
サッカーチーム名古屋グランパスの事例。
オンラインにおける代表的な取り組みは、Jリーグチケットの会員登録情報に基づくメルマガ配信だ。試合情報をただ送りつけることはせず、来場履歴やファンの属性、試合の結果、イベントのタイミングなどによって送る内容を変えている。
オフラインのイベントでは、メルマガよりもファンのセグメントを詳細に決める。例えば女性であれば、年齢層だけでなく、結婚や子どもの有無も考慮する。
オンラインとオフラインをうまく融合させ、2017年から2018年にかけて、1試合の平均来場者数は約1万人の増加、伸び率は前年比160%をマークしたそう。オフラインでより細かいセグメントをしているところなど、細かい配慮が結果に繋がっている印象を受けます。
■一度は諦めかけた「顧客志向」。ファンと実現した第一歩とは? ―― ポーラ APEX 菅千帆子氏インタビュー(1/ 3)
最後に弊社がお手伝いしているファンマーケティング施策。
(ファン向けのイベントを行い、)ここから一気にチーム全員が「顧客志向」に目覚めたといっても過言ではありませんね。
“印象的”を通り越して“衝撃的”だったのは、ある方の「もし地震が起きたら、真っ先にAPEXを持ち出し(て逃げ)ます!」という言葉。
ファンの声を聞くことで自社内での士気が上がるのはオフラインを通じて初めて肌で感じることができることだと思います。他社さんですが、僕もファンイベントのお手伝いをさせていただいた際に身を以て感じることができました。
ブランドの未来を一緒に創っていきましょう!
いかがでしたか。
ファン起点でのマーケティング施策は重要だと思いつつもどこから手をつけたらいいかわからないという方は弊社かぞのにお声掛けください!
一緒にブランドの未来を作っていきましょう。
では、また。
アデュ。