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世田谷ユナイテッドの存在意義
世田谷ユナイテッドが始まって、早いもので半年が経ちました。
そして6月26日、ついに世田谷区内の駒沢公園で試合のイベントを行なうことができました。
イベントはチームのコンセプトでもある、「世田谷を舞台に街と人を繋いでいきたい」そんな想いから、老若男女問わず参加して頂けるサッカー交流会からスタートしました。
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みんなが笑顔で、同じ空間にいることを楽しめる、最高の時間になりました。
サッカー交流会が終わり、日頃からお世話になってるFC駒沢の前座試合。
選手達もお客さんがいる中でプレーする、サッカー選手としてとても大切な「見られる」という経験をできたのではないかと思います。
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サッカー交流会、FC駒沢前座試合が終わりついに世田谷ユナイテッドの試合が始まりました。
相手は海外挑戦を目指す僕の古巣のSC相模原が持つSC相模原U21。
若くて勢いのある選手が多くいて、素晴らしいチームでした。
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結果は2-4の敗戦でしたが、世田谷ユナイテッドの選手は前日の公式戦を35度の炎天下の中10人で戦い抜いてくれた中、最後まで自分達のスタイルを崩さず、ボールを握ってゴールに向かい続けてくれました。
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創設半年で日本の一番下のカテゴリーからスタートした世田谷ユナイテッドにとって、全てのイベントを通してこの景色を関わってくれた皆さん、会場に来てくださった皆さんと一緒に創れたことは、本当に貴重な経験となりました。
世田谷ユナイテッドはとにかく「本気」です。
本気が本気を生む。愛が溢れていく。人と人が繋がっていく。
そんなフットボールクラブになっていきたいと思っています。
だからフットボールクラブをゼロから創るのことなんて途方もなく難しいことだし、このリスクの高いポゼッションフットボールに挑戦することもとても難しいことなのは承知の上で、世田谷ユナイテッドは挑戦していきます。
もちろん中身を見れば、上手くいってないことは多いです。
毎日未熟さや無力さを痛感しながら、世田谷ユナイテッドというチームを育んでいっています。
それでもこれだけの人が応援してくれる。
世田谷ユナイテッドを通して笑顔になってくれる。
この景色があるのならば、世田谷ユナイテッドは少しずつ、ひとつずつ、不細工でも色んなことを乗り越えながら前に進んでいく価値があるのではないかと思っています。
この経験を胸に、世田谷ユナイテッドは暖かくて優しいフットボールクラブになっていけるように励んでいきます。
このイベントに関わってくださった皆さん、ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました!