兼業農家1年生
前回農業をやるきっかけについて書いたが、今回は2019年の畑の経過を記そうと思う。
今までは手伝いの農業だったが、作物も米からかぼちゃ、田んぼから畑になり全てが初めての経験となった。自分の畑も当然初なのでやる前は嬉しい気持ちと不安な気持ちが僕の中で大ゲンカしていた。
まずは草刈り。雑草のパラダイスと化したこの地が僕のキャンパスだ。
申し訳ないが雑草達には消えてもらおう。
サッパリ綺麗に地肌を見せた大地だが次は土作り。
石灰を撒いて肥料を撒いてトラクターで耕しを繰り返した。
張り切った祖父が色々手をかけてくれたおかげですんなりだった。
(石灰は酸性土壌を中和する)
そして畝を作ってマルチ(黒い細長いビニール)を張って苗を定植していく
(マルチは雨の土壌浸食や水分の蒸散、雑草防止など様々な効果があるので必須)
マルチの上に藁を敷いて、畝間には雑草除去の為にトラクターを打つ
メチャメチャ畑っぽくなりテンション上がる
(藁は乾燥を防いだり有機物増加等の効果がある)
定植から1ヶ月でこんなに成長するのには驚いた!追肥して横にも敷き藁。
そして、、、
念願の可愛い実が出てきた。これには結構感動して妻とパシャパシャ写真を撮った
間引きも行ったがこれが後にトラブルを起こした。
定植から2ヶ月ほどで足の踏み場がないほど蔓が伸びていった
実を一つ一つ新聞紙で包んでいった。
これは日焼けを防止する為なのだが、実は出荷されるかぼちゃは加工用なのでこの作業は無意味だと後に知る事に(泣)
いいサイズの実になって収穫の時期が近くなる
定植から3ヶ月、待ちに待った収穫だ。だが予想より遥かに少ない。1/3くらいしか実がないのだ。
これは間引きの工程が早すぎて切るべき所を間違えてしまった結果だ。
起きた事は仕方ないので良い経験だったと割り切り枕を濡らした。
こうして初めてのかぼちゃ生産が終わった。
全く思い通りにはいかなかったが赤字にならなかったのでひとまず良かった。
課題はたくさんできたので次回に活かせるよう努めようと思う。
今年は規模を拡大し、田んぼだった土地で生産を決意!
既に着手しているがその経過はまた今度。
さいなら