P リング呪いの7日間 2 ライトミドル のお話

珍しく新装初日にパチンコを打ってきたので感想を書こうと思います。実戦機種はタイトルの通り、おてての役物がついたリングでございます。

・まずリングという台と私について・

自分語りから入ると基本的に嫌われる事が多いのがこういう記事というものですが、何分好きなものを語り始めると止まらない性分故許してくださいませ。

さて、ナンバリングがされているように、この台は昔あった「リング 呪いの7日間」のリメイクに相当する台で、更に1/319で出た当機のライトミドルバージョンになります。先代の呪いの7日間は私がかなりお気に入りにしていた台でございまして、リングという映画を1ミリも見たことが無い(というかホラー映画が好きではない)私でも楽しく打てた台です。

1/399 1/199 1/99の3バージョンありましたが、いずれもそれなりに甘いスペックの台であったこと、潜伏確変こそあるが大当たりの100%でSTに入ること、右打ち時16Rの振り分けも良く出玉感が結構あること、演出も秀逸でホラー系特有のドキドキ感を煽ったり、突発系のビックリ演出も豊富で個人的に評価がかなり高かった台です。

リメイクされていたのは知っていたのですが、游タイムやらなにやらの出始めかつコロナの影響で店の扱いを図りかねる部分があったので打っていませんでした。打った事がある友人からは「スペック云々じゃない、とにかく打ってほしい。堪らない台だ」と推されていましたが、ライトミドルのこの機会にと思い実戦をしてまいりました。

・良かった点・

いっぱいでた!

・悪かった点・

いっぱいでたのでありません!!



     *      *
  *     +  うそです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *


・良かった点(1/319VERと被る点があります)

・もともとあったリング呪いの7日間の要素を残しながら新規演出を織り交ぜてあるが、あくまでベースは7日間なので最近の台の中ではシンプルに通常時を楽しめる。特に筐体が井戸の形をしていたリング(サブタイトルすら出てこない)辺りから通常時の演出がかなりごちゃごちゃしていて分かりにくかった為、より一層このように感じる。

・前作で導入された「突アツ」という名前で、テンパイ前まで何の変哲もないリーチが急に期待度が急上昇してあたるという演出パターンが継承されているのは良かった。ケツ浮き多数。

・ST中に選べるモードが従来までのデジャヴパニックから新規要素のジョグを使ったドッキリ系タイプまで選べるので、新旧問わず打ちやすい。従来通りST前半パート、ST後半パートで分けてあるのも良い。前半部分で手が落ちてくれば、初見の人は必ずビックリ、知ってる人は「これこれ、リングはこういうの」ってなる事請け合い。また、先読みっぽい演出や色による期待度示唆、JKの期待度を表す手のマークなど、基本的に信頼度がガバガバだった点もしっかり受け継がれている所がまた良い。

・スペック面もP機になった手前、出玉性能は単純に落ちているが1/199の台で右打ちの70%で1300発という振り分けも良く、また先代を意識したラウンド振り分けになっている。

・いっぱいでた!(これはマジ)


・悪かった点

・演出振り分けに偏りを感じずにはいられなかった。特に復活系の選択率が高いように感じたが気のせいだろうか。また、ジョグを使ったST中のリーチは貞子を見つけたら大当たりで、その探す過程を一人称視点で演出しジョグから伝わるバイブでドキドキ感を演出するといった、聴覚と視覚と触覚で演出を堪能できる作り込みを感じるものに仕上がっていた反面で、復活で当たる事が異常に多く、せっかくのリーチ演出が勿体なく感じた。もっと王道的に当たるパターンが多くてもいい。

・大当たりラウンド開始時、通常時から当たった場合アタッカーが開くまでにかなりの時間を要する。この台に限った話ではないが右打ちする必要がない時に右打ちの指示を出すのはどうなのか。

・ラウンド終了後からST突入までの間、ラッシュ突入画面で保留を4個消化してからラウンドが始まるが、これは必要な演出だったのだろうか。また、ヘソ消化優先のようで初当たりに存在していたヘソ保留を消化してから電チューの消化が始まる。おかげで右打ち中に2R引きました。

・スペック再現は良いのだが、今日日潜伏STがあるスペックは相当にウケが悪いのではなかろうか。特に他の游タイム搭載機のヘソ釘がかなり渋られている事が増えている最近においては、この台の扱いが悪くなるにつれて2R大当たりが苦痛になる事間違いなしである。

・その2R確変は1/199のうちの15%。そのくせ潜伏煽りの小当たりは約1/99でやってくる。頻度が高すぎる。また、小当たり演出時は「激アツリーチor小当たり」といった分岐演出から発展するが、この演出20回程度発生したものに対して激アツリーチを選択したのは1回のみで、この時は前予告からデンジャー柄や金系など「これで小当たりとかありえないでしょ」っていうレベルの演出から発展していった。小当たりかと思いきや激アツ! みたいな展開を作りたかったんじゃなかったのか?

・筐体がカス。データカウンターの半分は隠れるし、呼び出しボタンは押せてもそれ以外の操作は不可能。かといって仏壇メーカー享楽みたいに筐体側でデータも見られるといった事は無い。

・総評

他にも色々思ったことがあったとは思いますが、2回しか打っていないのと物忘れが激しい為覚えていません。またP機である為「辛い」とか「ボーダーが」とか言った話には一切触れません。北斗無双でも打ってろ。

最近では珍しく演出面を楽しみに打てる台だと感じました。勿論出玉が伴えば嬉しいですが、それはP機のライトミドルという事で大勝ちはあきらめましょう。1万円でリングの演出や世界観を堪能できればそれで良し。といった感じです。

ここ最近の台には基本的に9割がた☆0~☆1.5の評価しか出来ない台だらけでしたが、珍しく★★★☆☆くらいの評価が出来る台だと思いました。読んでくださった方々には、私が友人に言われたように「是非1回体験して欲しい、それでわかるから」と言いたいです。

では今回はこの辺りで。ありがとうございました。

追記:まさかの台の名前を間違えていました。訂正いたしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?