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《ふししゃ式ゾンビチャート》で自分にピッタリのゾンビ映画が見つかる!


◾️はじめに


こんにちは、ふししゃと申します。

普段は都内でかな〜りカジュアルに統率者で遊んでいるゾンビが好きな平凡な男です。

著者近影(いやどれ?)


家庭と仕事の関係で大会に出る機会などは比較的少なく、そんなだからプレイングももちろんヘナチョコです。

そんなヘッポコプレイヤーである私が、奇跡的に愛と運だけで勝ち取った唯一の成績が4代目の種族王です(晴れる屋さんに載っている唯一のリスト)。

成績:Tribal King!


さて、ありがたいことに少しずつ大会やイベントなどで知り合えた方とお話する機会も増えてきて、だんだんと気がついたことがあります。

めちゃくちゃ当たり前のことを言いますが、MTGプレイヤーの方の中でもゾンビ映画を好んで観る方もいればほとんど観ないという方もいる、ということです。

それ当然の結論ん〜


私はMTGのゾンビももちろん好きですが、それ以上に大前提としてカルチャーとしてのゾンビが大好きです。

しかしながら先述した通りMTGのゾンビが好きだからといって、その人がゾンビ映画やコミック、フィギュアなどの広義のゾンビコンテンツのファンだということにはモチロンなりません。

他人の趣味嗜好をアーダコーダする気はありませんが、自分が大好きなものを少しでも多くの方に広めたいと思うのがヲタク心というもの。

アーダコーダ言いそうなの顔のダーゴ


今回の記事ではどうすれば普段ゾンビ映画を観ないMTGプレイヤーの方にゾンビ映画を観てもらえるのか、MTGへの関わり方を基にした独自のチャートを用いてトライしてみました。

「ゾンビ映画に興味はあるけど良くわからないんだよなぁ」と悩んでいる方(居るのか?)は、ぜひこの記事で自分にぴったりの1本を見つけていって欲しいです。


▪️おしながき




◾️なぜゾンビ映画を観ないのか


さて、それではなぜゾンビ映画を観ない人はゾンビ映画を観ないのでしょうか?

もはや禅問答のようですが、いくつか考えられる理由がありますのでひとつずつ見ていきましょう。


 1.クセつよ問題


まずゾンビ映画はジャンル映画の中でも特に人を選ぶジャンルだという点です。

ホラーやスプラッタ要素が多分に含まれているため、それらが苦手な人や特にゴア耐性がない人はそんなもの観たくもないですよね。

簡単に言うと〝クセが強い〟ということです。

突如出てくる「品物」のクセぇ!


しかしこういう方にもなんとかしてゾンビ映画との出会いの場を演出したいと思い今回筆をとっておりますので、ぜひ敬遠せず本記事を参考にしてゾンビと出会って欲しいです。


 2.作品数多すぎ問題


次に考えられる理由が、ゾンビ映画はジャンルとして膨大な作品数があるため何から観ていいのか分からない、という問題です。

選択肢多すぎ問題


これは大いにあると思います。

試しに「ゾンビ 名作」などとネットで調べてみても、記事によってランキングの上位作品はまちまちで、果たしてそれがゾンビ難民を救う手助けになっているかというと少し怪しいです。


 3.ほぼ駄作問題


そして最後に1番ヤッカイな問題が、ゾンビ映画の7割はわりとクソ、という動かし難い事実です。

文字通りそれは「手酷い」「失敗」である


しかしこれは私のようにヨダレを垂らしながら好んでゾンビ映画を鑑賞している人間には別の話です。本当に最悪の作品でも「こんなゾンビ映画を観た」という(大げさに言えば)〝実績〟のようなものが付与されるだけでもう嬉しいのです(変態ですね)。

ですのでこの〝7割はわりとクソ〟というのは普段ゾンビ映画をほとんど観ない方目線の話です。つまり「ゾンビ映画」というミクロなジャンルから見た意見ではなく、「映画」というマクロな視座からの見解ということです。

なお、筆者はこれまでに100本程度しかゾンビ映画を観ておりませんが、概ねこの割合は正しいという体感を持っております。

地雷だらけのこのジャンルの中を適当に歩いてみた結果、「ゾンビ映画めちゃくちゃつまんないじゃん…」とか「やっぱり私には合わないわ…」と軽やかに地雷を踏み続けていく事がないようにしたいのです。

一度駄作ゾンビ映画によって心に傷を負ってしまうと、ほとんどの人は普通2本目・3本目のゾンビ映画なんて観るはずもありませんからね(先述した変態以外は)。

駄作ゾンビ映画で心に傷を負わないで


では、残りの3割の作品はまともなのかと言えば、残念ながらそうではないのがこのジャンルのヤッカイなところなのです。

そのうちの1割は究極の駄作、人生の空費、観る修行、新手の拷問、令和のハンター試験です。

もう1割は可もなく不可もく、つまらなくないが面白くもない、なんとも微妙な作品群になります。

そして残す最後の1割のゾンビ映画だけが鑑賞に耐え得る強度をもった作品、その中のさらにごく一部の作品は傑作として数えられることになると思います(私見)。

それではどうすれば上述した3点の課題をクリアしつつ、自分にぴったりのゾンビ映画に出会えるのか?

そのために今回筆者が考案したのが、各人のMTGとの関わり方やその人ごとのプレイスタイルをもとにして作成した独自のゾンビ映画自己診断チャート、名付けて《ふししゃ式ゾンビチャート》です。

次章からその活用法を詳述していきます。

◾️ふししゃ式ゾンビチャート


まずは下の表をご覧ください。

《ふししゃ式ゾンビチャート》
※拡大してご使用してください

使い方はいたってシンプル。

左上のマスからスタートして、枠内の質問にYesかNoで答えていくだけです。

MTGにおける性格や思考や性癖などを診断結果に落とし込み、最終的にその人にマッチする(であろうと筆者が独断と偏見で導き出した)ゾンビ映画に行きつくようになっています。


 使用時の注意点


このチャートを使用する上で予め断っておきたい点が2つあります。

1つはゾンビ映画である以上、100%ゴアシーンがあるということです(一部の作品には露骨な性描写も含まれます)。人が人を喰らう血みどろのシーンが絶対に含まれますので、鑑賞は自己責任でお願い致します。

そういうのが苦手だからゾンビ映画は観れないんだよ、という方。そういう方も筆者はおきざりにはしたくありません。

そこで今回は特別枠として、ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(原題:Dawn of the Dead,1978)を処方したいと思います。

ザック・スナイダーのリメイク版ではないのでご注意を

この映画を調べてみると、「米国劇場公開版」、ダリオ・アルジェント監修版」、「ディレクターズ・カット版」などなど、他にもたくさんのバージョン違いが出てくると思いますが、とりあえずどれでも良いです。ご自身の環境でいま無理なく観れるものを観てください。

ゴアシーンが苦手という方も、本作は1978年当時の特殊メイクですので現代の写実的なシーンと比べてそこまで「うぎゃあ!」とはならない…と思います。

(念のため断っておきますがこれはメイクの巧拙の話ではなくて、視覚レベル的にみて時代のギャップが幾分か初鑑賞者にマイルドに作用するという話です。トム・サヴィーニが永遠のスターであることは間違いありません)

もし本作を観てそれでも「うーん、やっぱつまらなかったわ」となった方、残念ながら筆者の力ではどうしようもできません。ゾンビ映画と関わりを持たずに生きていった方が豊かな人生になると思いますので、悲しいですがここでお別れです。

さて、ゾンビ映画を敬遠している方になぜ『ゾンビ』を勧めるのかというと、この『ゾンビ』という作品、ゾンビ映画史上今後どんな作品も永遠に超えることのできない傑作中の傑作だからです。

そんな極端なこと言うていいんか?と思う方もいるでしょうが本作に限っては良いです。まず間違いなく『ゾンビ』がゾンビ映画のトップ・オブ・トップであることは間違いありません。

チャートの中にこの作品が含まれていないのも、この作品がそれほど特権的な位置付けにあるからに他なりません。

我々ゾンビファンは、第2の『ゾンビ』に出会うために日々ゾンビ映画を観ているのです。そしてその度にちょっとアレな作品を踏んでとしても、あの時の衝撃が忘れられずにまた観て、また出会えずにそれでも次を観て…というふうにそれこそゾンビのように作品から作品へと永遠に渡り歩く存在なのです。

なので『ゾンビ』でダメなら私も潔く投了できます。
対戦ありがとうございました。

『ゾンビ』原題と同名のカード


そして2つ目の注意点が、このチャートは筆者ふししゃが恣意的に作成したものにつき、100%診断結果に結びついた幸福なゾンビ映画と出会えることを保証するものではない、ということです。

鑑賞後に「うーん、微妙」となったら申し訳ないです。普段観ないジャンルを鑑賞するわけですからその確率はそこそこ高いかもしれませんが、サブスクにあるからという理由でテキトーに観るよりかは精度の高い選定ができていると自負しておりますので筆者に賭けてみてほしいです。

さて、それでは実際に《ふししゃ式ゾンビチャート》からたどり着いた各作品ごとの解説をしていしましょう。


◾️診断結果と作品解説


まず初めに、下記に紹介する作品はサブスクでの配信があるメジャーなものから選定しようと努力しましたが、ゾンビ映画の名作と呼ばれるものを挙げる場合どうしても一部例外が生じてしまいました。

「いきなりBlu-rayなんて買えねぇよ!」という方、ゴモットモ・オブ・ザ・デッドでございます。グウノネモでません。

そういう方のために作品紹介パートの末尾には類似作も一緒に挙げさせて頂きました。その中から比較的観やすい方を選ぶもよし、万が一ツボにハマったらさらにそれらを掘り下げるもよし。

我々ゾンビヲタクは、皆さんのアビスへのラストダイブを諸手を挙げて歓迎します。


 1.『悪魔の墓場』


グール(Cool)なゾンビ映画の傑作

『悪魔の墓場』なアナタはこだわりが強く、職人気質なところがあります。腕前もかなりのもので他のプレイヤーからも一目置かれている存在です。どちらかというと陰湿な戦法を好む傾向がありますが、紳士的なプレイングがむしろそれを引き立てており、他者からはカッコいい大人なイメージをまとったプレイヤーとして写っています。ズルイデスネ。

そんな大人なアナタには大人なゾンビ映画『悪魔の墓場』がオススメ。独特の空気感で魅せるゾンビ映画としてとても優れた作品です。まさに大人の一本と言えましょう。ワーキャーして逃げ惑うだけの騒がしいゾンビ映画とは一味違う、静謐な恐怖を湛えた至極の一本です。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『メサイア・オブ・デッド』

こちらもオススメ!


 2.『ゾンビーバー』


傑作エンタメゾンビ

『ゾンビーバー』なアナタは少し前のめりな思考回路を持つ傾向にありますが、よく言えば明るく前向きな性格です。たまにするプレイミスも笑って楽しみに変えることができます。とにかくカードゲーム、特に対戦することそのものを愛しており、明るく卓を和ませるプレイヤーとして周囲から歓迎されています。一家に一台ならぬ、一卓に一人的存在です。ウラヤマシイデスネ。

そんな陽気なアナタには、奇跡のマペットゾンビ映画『ゾンビーバー』がオススメ。楽しく明るい雰囲気で最後まで笑える作風はきっとあなたにマッチするでしょう。ちょっぴりエッチなシーンもありますが、それもなんやかやアナタの好みのはずであることはお見通しです。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『ロンドンゾンビ紀行』

こちらもオススメ!


 3.『ショーン・オブ・ザ・デッド』


楽しい時間のはじまりだ

『ショーン・オブ・ザ・デッド』なアナタにはカード仲間が多く、賑やかな卓を好む傾向にあります。カードゲームももちろん好きですが、仲間と遊ぶ時間そのものに価値を見出している人間です。それこそゾンビになっても遊び続けるほど、友情にあついプレイヤーと言えましょう。サイコーダネ。

そんな仲間に恵まれたアナタにはコメディゾンビ映画の古典『ショーン・オブ・ザ・デッド』がオススメ。とにかく笑えてスタイリッシュな感性に貫かれた本作は一見の価値があります。どんな姿になっても友と遊び続ける、そんな姿勢にきっとアナタもグッとくるはず。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『ゾンビ・クエスト』

こちらもオススメ!


 4.『サンゲリア』


見よ!この信じられないジャケ!

『サンゲリア』なアナタは様式美を愛するプレイヤーです。最適なプレイングを遂行するための冷徹な判断力を持ち、それに付随して周囲への配慮も兼ね備えているプレイヤーの手本のような人間です。ソウアリタイデスネ。

そんな素晴らしいプレイヤーであるアナタには『サンゲリア』がオススメ。青っちろいゾンビとは異なりぐちょぐちょドロドロのゾンビたちは一見すると冷静なアナタに向かないようにも思えますが、ゾンビ映画の新たな完成型を提示したこの記念碑的傑作である本作は革新的な点においてアナタと親和性があるはずです。人を選ぶ作品ではありますが、本作を楽しめたならもうアナタはコチラ側の人間です。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『新感染 ファイナル・エクスプレス』

こちらもオススメ!


 5.『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』


すべてのはじまり

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』なアナタはとても優秀でプレイヤーの鑑のような素晴らしい人間です。自身のプレイングに絶対の自信と根拠を持ち、実際に数々の輝かしい戦績を残されているはずでしょう。その理論的な思考はカードゲームだけでなく仕事やプライベート面でも遺憾無く発揮されているはずです。カッコイイデスネ。

そんな仕事もできるカードゲームプレイヤーであるアナタには『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』がオススメ。このモダンゾンビ映画の歴史の幕開けになった伝説的作品は、きっとアナタに特別な刺激を与えてくれるはずでしょう。映画史的にみても最重要古典作品の一つに名を連ねている本作を観れば、きっとアナタならはゾンビ味だけでない重要なエッセンスを感じ取れるはずです。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『エル・ゾンビ』

こちらもオススメ!


 6.『デモンズ』


ゾンビというかデモンズ

『デモンズ』なアナタは能ある鷹は爪を隠すタイプのプレイヤーです。一見するとそうは見えないですが、実際に対峙するとその実力に誰もが驚嘆するでしょう。しかし上には上がいるという謙虚さを忘れない姿勢が、アナタを品位のあるプレイヤーに押し上げています。エレガントデスネ。

そんな紳士なアナタには『デモンズ』がオススメ。異質なゾンビ(?)映画ですが、設定からストーリーやメイクに至るまで完璧なまでの完成度を誇る傑作です。映画館というゾンビ映画では特異な舞台設定も知的なアナタの雰囲気にマッチしており、普通のゾンビ映画では味わえない魅力を堪能できるはずです。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『プラネット・テラー in グラインドハウス』

こちらもオススメ!


 7.『デッド・ドント・ダイ』


SF(少し不思議)なゾンビ映画

『デッド・ドント・ダイ』なアナタは少し頑固なところがありますが、ある種の孤高の天才タイプといえます。不思議な魅力を持ったプレイヤーでカードゲームとの関わり方も我流を貫いており、一部の人からは尊敬の眼差で見られているでしょう。多様な楽しみ方をできる点に誰もが好印象を受けます。シンピテキデスネ。

そんな独特な魅力のあるアナタには『デッド・ドント・ダイ』がオススメ。ゾンビ映画の中でも特別不思議な味わいのある作品で、まさにアナタの雰囲気にピッタリ。鑑賞後に「?」が頭に浮かんだとしても、時間をかけてその「?」は熟していきアナタの中でえも言われぬ魅力を醸成することになるでしょう。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『スペース・バンパイア』

こちらもオススメ!


 8.『ヤミー』


コメディ風味の真剣ゾンビ映画

『ヤミー』なアナタはここぞという時に思い切ったプレイングができる胆力のあるプレイヤーです。ときたまその大胆さが裏目に出る時もありますが、ここぞと言う時の決断力は他のプレイヤーと一線を画す強みです。ゴーカイデスネ。

そんな果敢なアナタには『ヤミー』がオススメ。一見するとよくあるコメディタッチのゾンビ映画ですが、内容はとてもしっかりしており、且つオリジナルな味わいのある良作ゾンビ映画です。演出面でも迫力あるシーンが満載で、まさにアグレッシブなあなたに刺さる一本といえます。なお、物語は主人公のアグレッシブなおっぱいから始まります。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『ゾンビ・コップ』

こちらもオススメ!


 9.『バタリアン』


永遠のコメディパンクゾンビ

『バタリアン』なアナタは思慮深いところもある反面、それと同じくらいの向こうみずなプレイスタイルを発揮する両面性のあるプレイヤーです。大雑把な一面がありながらも戦略はしっかりと練りますが、ここぞの時は守りに入るよりも攻めを意識した大きなバクチが打てる肝っ玉がある豪胆さが魅力です。ダイタンデスネ。

そんな肝の据わったアナタには『バタリアン』がオススメ。コメディとゴアの織りなすパンクなリズムに貫かれた映像のエイトビートは、きっとアナタの心を揺さぶってくれるはずです。伝説的ともいえるラストシーンはその後のゾンビ映画のひとつの型になり得るほど強烈なインパクトを残しました。履修しておいて損のないマスターピースです。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『ゾンビランド』

こちらもオススメ!


 10.『死霊のはらわた』


いきすぎたスプラッタは哄笑の渦を生じさせる

『死霊のはらわた』なアナタは典型的な猪突猛進型です。とにかく戦いを求め、データや熟慮することよりもおのれの直感を信じひたすら瞬発的に手をすすめていくタイプです。その刹那的なプレイングは人によっては投げやりにも見えますが、長年積み重ねてきた闘いの日々の果てに得た閃きに裏打ちされたアナタ独自のファイトスタイルといえます。ツヨソウデスネ。

そんな格闘家肌のアナタには『死霊のはらわた』がオススメ。ゾンビ(というか死霊)をとにかく物理で薙ぎ倒していく姿は、歴戦の強者であるアナタに通じるものがあります。本作を経たアナタにには、デッキをシャッフルする姿にチェーンソーを吹かすのにも似た鬼気迫る迫力が宿ることでしょう。かなりゴアゴアしいので少し注意が必要です。

⭐︎もう観てるorさらなる深みへ行きたい方は…

『処刑山 ナチゾンビvsソビエトゾンビ』

こちらもオススメ!


◾️おわりに


ここまで読んでいただきありがとうございました!

今の筆者が盛り込める(スズメの涙のようにささやかな)MTG知識と、腐乱臭に満ちたゾンビ知識をフルスロットルにして書き上げました。

普段ゾンビ映画に親しみのない方が、この記事を読んで少しでもゾンビ映画に興味を持ってくれたり楽しんで頂けたのなら望外の喜びです。

これは《妨害》の喜び


冒頭でも書きましたが、ゾンビ映画というジャンルの中のいわゆる傑作とされているものは、どうしても鑑賞するのに骨を折る作品が少なくありません。チャートを使って診断結果の作品に行き着いたはいいが肝心の作品が観れないじゃないか!となってしまったら申し訳ないです。それらはすべて筆者の配慮と力量の不足がもたらした結果です。

とはいえ、だからといってサブスクにある作品群の中からだけ作品を選別し、妥協してチャートを埋めることはやはりゾンビ映画ファンとしてどうしてもできませんでした。それではなんの意味もないからです。

さて、最近はありがたいことに、大会やイベントやXなどで口を開けばゾンビゾンビとうるさくしているせいか、いろんな方から気を遣って頂きゾンビの話を振ってくださることが増えてきました。めんどくせえゾンビヲタクとして徐々に認知されている証拠かと思います。

そんな時、名刺がわりにというか、せっかく話しかけてくれた方にむけて気軽に且つ簡単に楽しめる何かがあればいいなぁ、という思いつきが今回の記事を書くキカッケでした。

個人的なポリシーとして、ゾンビを勧める際「『〇〇』は傑作だから絶対に観た方が良いですよ!」と、こちらの興味を闇雲に押し付けるかたちでゾンビ作品を勧めることはしたくなくて(ただし先述している『ゾンビ』だけは別です笑)、それでいてどうすれば普段いっさい興味のないゾンビ映画に少しでも親しみを持ってもらえるか…悩んだ結果閃いたのが、共通の趣味であるMTGをうまくフックにすれば引き(惹き)つけることができるのでは?というアイデアでした。

そうしてできたのがこの《ふししゃ式ゾンビチャート》というわけです。

プレイングもヘナチョコ・オブ・ザ・デッドな筆者は、大会参加レポやメタゲーム記事など、競技レベルにおいて参考になれる記事はまったくもって書けませんが、ゾンビ映画のメタ読みなら一定レベルの水準でできると自負しております。

私の書く記事を読んでもMTGがうまくなったり、有益な情報が得られることはいっさいありません。しかし「ゾンビ」という世界が誇る素晴らしいポップカルチャーについて、ほんのすこしだけ詳しくなれると思います。

そうやってこの記事を通じ、一人でも多くの方がゾンビに少しでも興味を持っていただけたのなら心の底から嬉しいです。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

それでは、またどこか、ゾンビの呻き声がする場所で!


Zombie bless you.
ふししゃ

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