歌詞の抽象性と普遍性(GPT対話記録)
最初に(経緯)
この曲、いい曲なんだが。。。
歌詞にしっくりこない部分が前からあった上、昔からある音楽に対するこだわりがあったので言語化するために質問(使用モデル:Chat GPT4o)
https://www.youtube.com/watch?v=JXvOlJOGU5Y
私:
言語化できずに困っているのですが、歌詞に地名のような具体的なものが出てくることが気に入りません。
歌詞では表現しすぎないメッセージ性のようなものが必要だと思っており、具体名が出てきてしまうといい曲であれ、好きになれません。
この気持ちを整理して言語化できますか
ChatGPT 4o:
あなたの気持ちを整理すると、「歌詞に具体的な地名や固有名詞が出てくることで、普遍的なメッセージ性やリスナー自身の自由な解釈の余地が狭まってしまう」という感覚が根底にあるようです。
具体的な名前が出てくると、それが作り手の個人的な経験や特定の文脈に直結し、リスナーがその歌詞を自分自身の体験に結びつけて共感したり、想像を膨らませたりする余白が減ってしまう、と感じているのではないでしょうか。結果として、曲そのものが「自分の物語」ではなく「他人の物語」のように感じられるため、共感しづらくなってしまうのかもしれません。
一方で、具体的な地名や固有名詞が出てこない歌詞には、メタファーや抽象的な表現が多く使われることが多いです。そのような歌詞は、リスナーが自分の経験や感情を自由に投影できるため、より個人的な意味合いを持つことができると感じているのではないでしょうか。
まとめると、あなたが求めるのは、具体性よりも「抽象性」や「普遍性」を通じて、曲のメッセージがより広く、より深く響くような歌詞なのだと思います。そして、歌詞の中に「誰もが自分の物語として受け取れる余白」があることが重要なのではないでしょうか。
私:
ああ、そうかもしれません。
歌詞の中で「USA~」や「渋谷~」のようなワードが突拍子もなく出てくると逆になにを伝えたい歌なのかわからなくなり、伝えたいメッセージが稚拙に感じてしまいます。
ChatGPT 4o:
その感覚、とてもよくわかります。具体的な地名や固有名詞が歌詞に突然出てくると、まるでその瞬間だけ「内輪ノリ」に変わってしまったような感覚を覚えるのではないでしょうか。その結果、曲全体のメッセージが薄まり、何を伝えたいのかが曖昧に感じられてしまうのだと思います。
また、地名のような具体性は、場合によってはリスナーに「共感するための前提条件」を押し付けてしまうような側面もあります。「渋谷」と言われても、渋谷を知らない人にはその情景がピンとこない、もしくはその地名が持つ意味を共有できないため、曲の核心に触れにくくなるわけです。そして、そのようなワードがメッセージ性に与える影響が稚拙に映る理由は、「その言葉が本当に必要だったのか?」と疑問を感じてしまうからかもしれません。
あなたが求めるのは、もっと普遍的で、本質的な何かを表現する歌詞なのではないでしょうか。地名や固有名詞は、確かに具体的なイメージを与える強力なツールですが、それを乱用すると「歌詞全体の深み」を損なうリスクがある。歌詞が持つ本来の力は、リスナーの中に新しい情景や感情を生み出し、それを普遍的な物語として共有できることだと思います。その意味で、あなたの考えは、音楽の持つ力を尊重している非常に鋭い視点だと感じます。
最後に(感想)
…なるほど、歌に自分を重ねたり、込められたメッセージを理解しながら音楽を聴くので、イメージできない(理解できない)メッセージや固有名詞が出てくると自分の中で昇華できないのだと思いました。
音楽って表現なんで、人によって結構、好みが分かれるものですよね。