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【デジカ】ベルゼブモンデッキカード紹介

謎のゾンビィです。
デジカの19弾クロスエボリューションにテイマーズ関連のカードが収録されるということで、ベルゼブモン新規への期待が集まる今日このごろ。
EX2で本格的な強化をうけ、ST14やBT12で完成形となったベルゼブモンデッキ。
これまで握ってきたことを踏まえ、関連カードを紹介したいと思います。
どのカードを採用するかの参考にどうぞ。


BT19クロスエボリューションの新規

インプモン
 登場時にテイマーの数を参照して1枚以下ならトラッシュから紫の4コスト以下のテイマーを登場できる。自身の登場コストが4と成長期としては高めであるがトラッシュ限定とはいえ色とコスト上限のみ指定でテイマー登場できるのは破格と言える。紫のカードはレベル3を登場させる効果も多くここ1〜2年に出たカードはトラッシュからの登場でも効果が発揮できるのでベルゼブモンデッキだけでなく紫テイマーを扱うデッキでの採用が見込める。
 進化元の道連れも同弾のベルゼブモンのブロッカー効果と相性がよく、またウィザーモンX抗体のブロッカー付与であったり、バアルモンの自爆アタックの際に消滅時効果を使うついでに発揮も狙える。また、EX2のインプモンが制限となったことによる成長期で微妙な枠となっていた4番目のインプモンとして採用ができる。

ベルゼブモン
 デッキ破棄枚数は2と少なめであるが、ブロッカーを相手ターン終了まで付与する効果で登場時進化時に発揮するのは使い勝手よい。ベルゼブモンデッキだけでなく七大魔王でも採用できるカードである。
 互いのターン効果のデッキ破棄されたら完全体以下消滅というのも上記効果からそのまま発揮しやすくとてもまとまりのある効果である。
 ベルゼブモンデッキは受け性能が細く、バアルモンの消滅時効果でベルゼブモンを登場させる、ウィザーモンXでブロッカーを付与する以外の手段がなかった。ウィザーモンXでのブロッカー付与はウィザーモンかX抗体を要求するため手数が必要となるので狙えるなら行うという位置づけであり、攻めっけのあるベルゼブモンデッキはそのままアタックしにいくこともあるため結果としてブロッカーが機能しないことも多い。無論、このベルゼブモンでも同じことが起こらないわけではないが1枚でブロッカーを付与でき、バアルモンからの登場でも発揮できるため受け性能を戦略として導入しやすい。

ベルゼブモン:ブラストモードACE
 5コスト進化のブラストモード。登場時と進化時効果でレベル参照消滅、トラッシュ10枚以上でデジモン消滅とレベルを持たないデジモンへの対抗手段を得ました。また、ブラスト進化によるカウンターができるのでベルゼブモンで上述しました受け性能が広がり、相手ターンにも猛威を振るうことができます。
 アタック時でトラッシュを10枚デッキトップに戻してセキュリティ1枚破棄というLO対策と仕込み、攻めをを同時に行う優れた効果を持ちます。
 ST14のブラストモードと違い進化コストを誤魔化す手段を持たず、ST14とEX2ブラストモードと違いEX2アイ&マコトでの進化ではアタック時効果を逃す点から相手ターンを一度経由するかメモリを予め確保しておくという攻めの一手とし難い1枚のため、破格、とまではいかない印象である。しかし、相手ターンに消滅がとんでくるというのは相手からすると面倒極まりなく、ST14バアルモンを経由することでカウンター前にベルゼブモンをどかしづらく、カウンター後に消滅させてもベルゼブモンがとんでくるので厄介な組み合わせを作れる。

アイ&マコト
 ワープ進化を行えるのは強い一方で、トラッシュ20枚というのは破棄速度のあるベルゼブモンにおいても3ターン目以降からが現実的であるため初速を支えるカードではない。ただ20枚たまるとどのインプモンからでもどのベルゼブモンにでもなれるので中盤の選択肢を広げるカードとなる。スクランブルあるいは後述の真愛の絆で同弾のインプモンを登場、このカードを登場させ、ベルゼブモンに進化という流れは今後のベルゼブモンではよく見る光景になるかもしれない。

真愛の絆
 デッキを2枚破棄して場に置くというシンプルな効果。ミスト・メモリーブーストと違い手札は減るだけなので少し注意が必要。自分ターン開始時に自分の場にデジモンがいなければディレイすることでインプモンを登場できるというインプモン専用スクランブルとなっている。スクランブルと違い自分の場のデジモンの有無のみを参照し、デッキから破棄されると場に置けるのでベルゼブモンデッキにおいてはスクランブルよりも使い勝手がよい。しかし、スクランブルと違いデジモンを回収することはできないのとLO対策にはならないので住み分けもできる。アイ&マコトで書いたような使い方もできるので戦略の幅を広げる1枚となる。

究極体(LV6&LV7)

ベルゼブモン(BT2)
 トラッシュ10枚以上の間、インプモンから4コストでワープ進化できる効果を持ち、進化時にLV4以下を消滅できるのは奇襲性能が高い。メモリを確保できる構築であれば一考の余地あり。トレーニングとスクランブル対応、スクランブルでインプ登場からこのベルゼに進化という動きもある。

ベルゼブモン(BT10)
 クロハベルゼ。登場時アタック時にデッキ3枚破棄しながらLV4以下を消滅させる効果は小粒を並べるデッキ相手には強いがトラッシュ10枚毎に消滅対象+という効果だとデクスモンでいいのではないかという疑問もある。バアルモンの蘇生効果で妨害が発生できるベルゼ。進化元のアタック時トラッシュ10枚毎にメモリ+1は強力。

ベルゼブモン(BT14)
 アタッカー。進化コスト4であるが、デッキ4枚破棄を持っており、互いのターン効果で自分のデッキが破棄されるとトラッシュ10枚毎にメモリ+1効果で軽減が期待できる。デッキが破棄されるとセキュリティアタック+1がつくので攻め力が強い。

ベルゼブモン(EX2)
 補助要員。デッキから破棄されるとインプモンを蘇生できるので場数を増やすことや、インプモンによってはトラッシュ回収もできるためタイミングによってはリーサルを用意することもある。インプモンX抗体は蘇生できないので注意。進化時アタック時でデッキを破棄しながらLV3(トラッシュ10枚毎にLV+1)のデジモンを消滅させるので制圧しながら戦える。進化時アタック時のデッキ破棄枚数は2枚と少な目なので助かる時もあれば歯がゆい時もある。

ベルゼブモン(EX6)
 速攻持ちかつ条件満たせば退化2。ベルゼに足りなかった効果を引っさげてきたベルゼ。進化コストは3で、登場時進化時にデッキから4枚破棄ができるので序盤のトラッシュ肥やしとしてみても有用。また、トラッシュ10枚以上であれば退化2ができる等、バアルモンによる蘇生先としてもかなり優秀。

ベルゼブモンX抗体(BT12)
 最強の詰めカード。進化元にベルゼブモンかX抗体があると進化時にトラッシュ10枚毎に相手のセキュリティを1枚破棄するという破格の性能。消滅時にはインプモン名称を蘇生できるので後続も残せる。インプモンST14にX抗体をさし、アタックしながらトラッシュ進化でベルゼブモンになり、手札のこのカードに進化するというムーブは奇襲性能がとても高い。X抗体が進化元にあれば進化時効果は使えるのでバアルモンから進化するのも手。

ベルゼブモン:ブラストモード(EX2)
 進化時に最もLVの高いデジモン全て消滅は強いし、トラッシュ10枚毎にセキュリティアタック+1も強いが、6コスト進化ということやセキュリティアタック+1を盛る頃には、ベルゼブモンX抗体が1コスト進化で同じ枚数セキュリティを破棄できるうえ、ST14のブラストモードのアクティブになる効果の方が現状使い勝手がよい。一番DPが高いベルゼ。

ベルゼブモン:ブラストモード(ST14)
 最後の一撃orアクティブ要員。4コスト進化で進化時にアクティブにするというシンプルな効果がとても強い。トラッシュが20枚あればメモリ+3もあるため実質1コスト進化である。進撃オメガが強いのと同じ理由で強い。

シャイングレイモン:ルインモード
 セキュリティが削りきれていない状況において、相手にDP-5000の蓋をかけられるので非常に強い。アグロ対策。

デクスモン
 退化1&面焼き。オプションのようなもの。退化持ちのベルゼがいるので面で行いたい場合に採用か。

成長期(LV3)

インプモン(BT2)
 アグロ要員。消滅時3枚破棄はかなり強力でパグモンST16とあわせると計5枚破棄となりトラッシュ枚数を加速させる。序盤ではリソース確保だが終盤ではスーサイドカードになるので注意。

インプモン(BT6)
 回収要員。捨てる手札はなんでもいいので使いやすいがブラストモードを回収できない。専らデジハザベルゼで蘇生してる。スクランブルとの相性もよい。メモリ確保できる構築にして素だしできるようにしても強い。

インプモン(EX2)
 サーチ、デッキ破棄加速、DP上げと優秀だが制限なのでこだわらない方がいい。いるとやっぱり強い。ベルゼデッキがパチンコと呼ばれる理由。4投の時はCRベルゼだったが、制限入ってPベルゼになった。こいつはラッキートリガーかもしない。

インプモン(ST14)
 進化元効果で成長期メタデジモンを焼けるのが非常に優秀。相手がサーチやメタとして出したデジモンも焼けるので制圧力高い。アタック時効果は中盤終盤からのリーサルを作ってくれるので重宝する。

インプモンX抗体(BT12)
 進化元のデッキ破棄効果が非常に強力。インプモンに重ねられるので手札の回転率もあがる。進化時登場時のトラッシュ回収も優秀で進化ラインをすべて回収できる。手札コストがオプション指定なのでそこを注意したプレイが必要。終盤になると進化元効果の強制デッキ破棄がLOを促進させるので要注意。

インプモン(P)
 強いが弱いという採用が微妙なライン。セキュリティから捲れれば場数を増やせるし、手札にもくるのでリーサルの用意や育成要員の確保ができて優秀。一方で素引きにおいてはバニラ同然であり、採用するならセキュリティに埋まる期待値として3枚以上はいれたい所。成長期はかつかつのためインプアグロでもない限り採用優先率は低い。

成熟期(LV4)

ウィザーモン(P)
 デッキ破棄が強い理由。破棄でめくれてよし、進化に使ってもよしという優秀なカード。進化元効果のトップ操作を活用することも多い。

ウィザーモンX抗体(BT12)
 進化時進化元のデッキ破棄が優秀。ウィザーモンから進化したさいのブロッカー付与は意外と活用できるので忘れないように。終盤になると進化元効果の強制デッキ破棄がLOを促進させるので要注意。

ウィッチモン(ST14)
 デッキ3枚破棄というベルゼデッキにおいては非常に助かるカード。多く採用することはないが2枚破棄では足りない場面が多々あるためピンさしでかなり活躍する。進化元のDPアップも優秀。

完全体(LV5)

バアルモン(BT10)
 完全体ビートダウン向けのバアルモン。アタック時のデッキ3まで破棄と消滅時トラッシュ10枚以上ならベルゼブモン蘇生効果をもち、育成で進化してもよいし、登場でも仕事をする、ベルゼブモンデッキの形を決めたといってもいいカード。このバアルモンでセキュリティ殴り続けるだけでも相手にとっては脅威。ベルゼブモンに進化してしまうと恩恵はなくなるのでそこだけは注意。順等進化の場合は退化に弱い。

バアルモン(ST14)
 ベルゼブモンまで駆け上がるのに向いているバアルモン。デジモンに消滅時効果付与(ラッシュ10枚以上ならベルゼブモン蘇生)のため、退化に強い。進化元でDPアップがあるのでベルゼブモンで攻めていく際には最適。消滅時効果付与は相手のターンまでなので、なるべくこのバアルモンに進化したターンでベルゼブモンに進化したい。進化元のDP+2000が地味に助かる。

バアルモンX抗体(BT12)
 進化元にバアルモンがあるかX抗体があるとLV4まで消滅できるので、ブラスト進化待ちへの対処、低レベル帯消滅によりセブンス・フルクラスターを通しやすくできるため強い。真骨頂は進化時にトラッシュからX抗体を回収できることであり、ガンガンデッキを破棄できる。バアルモンが引けない際にもデッキ3枚破棄があるので妥協の手として使える。進化元のDPアップもDPの低いベルゼにとっては助かるところ。

デジタマ

パグモン(ST6)
 消滅時デッキから2枚破棄というシンプルに強い効果。消滅時であるため能動的には効果を使えなのがネック。コンボとしてこのデジタマを持つバアルモンの消滅時に、まずバアルモンの効果でベルゼブモンST14を蘇生し、パグモンの効果でデッキ破棄を行うと相手ターンでもメモリを増やすという疑似妨害ができる。終盤になるとこのパグモンをもったデジモンがいたためにLOしてしまうということがある。

ヤーモン(BT2orEX2)
 トラッシュ枚数条件を満たすとDPアップ。使えないわけじゃないがDPアップに関してはバアルモンST14やバアルモンX抗体等が保有している他、デジタマはトラッシュを増やす方が現状よい。

ヤーモン(ST14)
 アタック時に魔人型魔王型ならデッキ2枚破棄と条件はあるがシンプルな効果。インプモンでは効果を発揮できないが、基本的なベルゼブモンデッキであれば成熟期以上のデジモン全てで条件を満たせる。アタックしないと使えないがカウンターやセキュリティ等に左右されずに使える攻めのデジタマ。

テイマー

アイ&マコト(EX2)
 2以下3テイマーなのでメモリ確保という点で優秀。アタック時にデッキ破棄があるうえ、アタックしているのがベルゼブモンならトラッシュのブラストモードに進化できるのも強い。ベルゼブモンX抗体からは進化できないのがネック。

アイ&マコト(ST14)
 サーチを行いつつ進化の際にトップ操作とメモリ+1をするのでベルゼブモンの速度を上げてくれる。一旦置けば継続的にメモリを確保できるため、メインギミックとしたいがテイマーに干渉・参照するデッキに当たった際に速度を落とす要因にもなるのでプレイの仕方には気を付けよう。

オプション

X抗体(BT9)
 詰めに行きたい場面であると非常に強い。バアルモンX抗体でトラッシュから回収可能のため雑に使う時もある。

X抗体PF(EX5)
 進化コスト軽減要員として優秀。ベルゼ→ベルゼXの進化を0で行えるのはありがたい。リーサルルートとしてベルゼX→ブラストモードという流れがあるがこれにはベルゼに進化した上で2コスト余裕が必要となるが、PFで軽減できる。1メモリで返された際に成長期からウィザーモンX抗体へ1進化→バアルモンという最低限抗える動きに繋げられる。

ミスト・メモリーブースト(BT8)
 デッキ破棄とドローできるので強い。サーチではないのでほしいカードを落としてしまうこともある。トラッシュ2枚増えるのでそこを強いとみるかどうか。

ヴァイオレット・メモリーブースト(P)
 進化ライン探しで重宝する。メモリーブーストは1枚ディレイするだけで、詰めに行くさいにベルゼブモンX抗体(進化コスト1)とブラストモード(効果込みで実質コスト1)の進化コストを確保できるので速度を出したい環境においては採用できる。

ウィズダム・トレーニング(P)
 テイマーとオプションを外さないという点でとても強い。進化コスト2軽減できるだけでベルゼブモンのデッキではバアルモンからベルゼブモンまで駆け上がれるので速度を出せる。

ヴァイオレット・スクランブル(LM)
 LO回避として採用する価値あり。トラッシュから回収する手段は多くあって困らず、進化コスト軽減要員にもなる。

犬猿の凶弾(ST14)
 デッキ破棄の弱点であるトラッシュに落ちたカードの回収をデッキ破棄というギミックの中で行えるので非常に強い。

セブンス・フルクラスター(BT12)
 詰めやリーサルの露払いオプション。トラッシュにおいておけば、ベルゼブモンX抗体に進化したときに使えるので、インプモンX抗体で破棄するさいにコストにする判断がしやすいカード。一番LVの低いデジモンを消滅させるため大型デジモンを狙う際には弾数か事前の仕込みが必要。

デススリンガー(EX2)
 デッキ破棄が強い理由。破棄でめくれてよし、除去として使ってよしのオプション。LV4を消滅だがトラッシュ10枚毎に上限を+1なのでトラッシュがこえてる終盤になると4コストでLV7を倒せることもある。

参考レシピ

参考に私が最近使っているベルゼブモンをおいて置きます。

あとがき

私がこれまでベルゼブモンデッキに採用してきたカードを紹介しました。
このカードはどうなの?等あれば気軽にお聞きください。
私にとってベルゼブモンはテイマーズで一番好きなデジモンで、デジカではDC-1やアルティメットカップ、エボカ等々の大会で相棒とすることを決めたぐらいのデッキです。
とても面白いので皆さんも使ってみてください。

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