【ガルベルスター】ありがとう、ベルスター。そして、お前はスキャッターだガルル。
沖縄で主に紫を使っている謎のソンビィと申します。
デジカは7弾環境に突入したころにベルスターモンのキャラクターと性能に惚れ込み右も左もわからない状況で即買いし、途中ベルゼブモンやSoCに浮気しながらこれまで使用してきました。
そんなベルスターモンのデッキでチャンピオンシップの1次予選を通過することができました。
今回はそんな9月15日に行われたチャンピオンシップ1次予選で優勝を飾り、2次予選への切符を獲得したガルベルスターについて所感や対戦を振り返っていこうかと思います。
ガルベルスターはアグロベルスター
ガルルモンで攻め立てるんだからアグロなのは当然でしょと思ったかもしれません。
このアグロベルスターというのはアイズモン:スキャッターモードの入ったそれこそ最初に私がベルスターモンでデジカを始めた時期に台頭したベルスターモンの型のことです。
実はこの日使用したガルベルスターの構築と回し方にいたったのは2日前とかなり直近でのことでした。当初はシャイングレイモンでいくかロイヤルナイツでいくかなどベルスターで行く気すらありませんでした。
というのもアニマルコロシアム発売以降ガルベルスターを作っていたのですがなんとも言えないというのがその時の感想でした。
私が構築して回していたガルベルスターはガルルモンギミックとベルスターモンギミックが独立していて、これならガルルモンで作ったほうがよくないかとなっていました。そうなった原因として、犬猿の凶弾が登場して以降はデッキ破棄型のベルスターモンを回していたことがあげられます。
デッキ破棄型は最速でデッキを削り犬猿の凶弾等でベルスターモンを回収しながらメタデジモンや速攻持ちデジモンをだして勝負を決めるというものでした。
デッキ破棄型もアグロではあるのですが手札破棄型であったベルスターモンとは少し回し方が違います。
スキャッターモードが入っていた手札破棄型はメタデジモンや消滅時持ちデジモンでセキュリティを小突き、相手に圧をかけ対処するためにでてきてデジモンを7コストオプションやベルスターモンで返す、または、ネイルボーンで盤面有利を作るというものです。釣り野伏せみたいなもんです。
このことを思い出し、デッキを再調整、回し方も手札破棄型釣り野伏せを意識した所、懐かしいあのスキャッターモード入りのベルスターモンだとタイトルの結論にいたったわけです。
まあ、このガルベルスター、私が構築にたどり着く以前にベルスターモンのパイオニア達がすでに結果をだしており、車輪の再発明となっていたわけですが、組んでみた意見として時折ガルルモンX抗体に頼り切りじゃないかというのを見ます。ええ、頼り切っています。スキャッターモード4枚に頼っていて、スキャッターモードが引ければ勝ちとすら思っていた時があるくらいですから、ガルルモンX抗体に頼り切りです。
2枚引いて2枚破棄できれば話が変わるのがデジカです。
しかし、スキャッターモードに頼っていた時と比べるとガブモンX抗体、ガルルモン、ガルルモンX抗体で4枚手札破棄できますし、進化ドローまで含めるなら6枚引いていて、ガブモンX抗体のサーチでガルルモン名称orX抗体名称が1枚以上増えているのですから恐ろしいですね。BT6ツノモンが進化元なら1ドロー、アタックできるならさらに引いて破棄もあるわけです。
そんなガルベルスターが弱いわけありません。手札の回転率は安定性を生み出します。強いですね。
対戦の振り返り
まず対戦戦績として4-0での優勝でした。
1戦目 ナイトサファリ
別名アヌビベルフェリヴァイアモン。初戦が友人でした。
初手にST16ガブモンとBT3ガジモンがあったため最初からメタを張ることができました。究極体からしか面焼きができないというのを知っていたこと、ベルフェが出た場合にはガルルの連パン以外で勝ち筋が薄くなるというのがあったため適度に広げつつ進化ラインを集めることに注力しました。
相手が機を見てベルフェモン:スリープモードを登場させてきましたが進化ラインを集められたのでガルルモンの連打からベルスターモン経由でメタルストームを使い最後のアタックを決め早期決着に持ち込めました。
ナイトサファリについては友人のしばおまがnoteを投稿していますのでよければそちらもみてやってください。
2戦目 デーヴァ亜種
とても興味をそそられる構築をしていました。
デーヴァはカウンターによる四聖獣のブラスト進化にて除去やバウンスができるほか、黒デーヴァの進化元によりブロッカーも生み出せるうえ、四聖獣はベルスターモンの効果で消滅を行うとこちらの盤面に触ってくるため戦い方には注意が必要でした。
なるべくブラスト進化を起こさせないようにベルスターモンによる除去を行いガルルモンで走り切りました。
この対面ではメモリが大味に貰えることもありガルルの進化ラインの準備は比較的行いやすかったです。
3戦目 ジエスモン
再び友人との対面。普段から調整を行っている相手であるのでデッキの内容はある程度把握していることもあり、殴られる前に殴れという気持ちで挑みました。
初手が1戦目と同じくガブモンとガジモンであったため、メタを張りながらのスタートを切れました。
私のガルベルスターの回し方はガルルモンやガルルモンX抗体といった成熟期で殴ることであったため、裏目は紅焔やBT13ジエスモンでしたが、最初のスタートでこちらが有利をとれたため、むしろBT13ジエスモンを出させてベルスターモンでとろうという方向にシフトしました。
その後、相手が進化を挟みBT13ジエスモンをだしたため、上記の想定の通りベルスターモンで除去を行い、その次のターンにはシャイングレイモン:ルインモードのDPダウンで盤面に蓋を行えたのでその勢いのまま殴り勝ちました。
4戦目 アヌビメルヴァ
決勝戦。個人的に不利対面と思っています。
理論値2ターンでアヌビモンからメルヴァモンが着地し、道連れ2体とメルヴァモンで計3体のブロッカーが立ちます。道連れはガルルモンで相手するには非常に辛い相手と認識しています。
初手でガブモンとST16石田ヤマトがあったため、ガブモン育成、ヤマト登場で返したところセーバードラモン登場で返されました。ここで除去札があれば良かったのですがそういったものはなく、手札を回すことに専念しました。
次の相手の2ターン目にはアヌビモンからメルヴァモンが成立し、非常に辛い盤面で返されました。
最速で相手が動いたため不利となりましたが、相手は手札の消費が激しくそこにつけ込むためにベルスターモンでアヌビを消すこととしました。
この後もアヌビモン進化メルヴァモン登場をベルスターモンで消すといったことを行い、相手の手札からアヌビモンを枯渇させることができましたが、結果として
相手
育成:ラブラモン
盤面:レストのメルヴァモン、アクティブのメルヴァモン、セーバードラモン2体
セキュリティ:2枚
自分
育成:ガブモン
盤面:ベルスターモン、ヤマト
トラッシュ:ベルスターモンの軽減対象カード8枚
セキュリティ:0
でメモリ4でターンをもらいました。
相手には道連れブロッカーいるためブロックさせるわけにはいきません。また、ベルスターモンは場にいる1枚とトラッシュに落ちている3枚ですべて見えている状態でした。
手札にヤミからの呼び声があり、トラッシュにはプロモートがあったため、勝ち筋としてはベルスターモンを2枚回収しつつ軽減対象を12枚以上にすることでした。そのためST16ガブモンからスタートし、EX5ガブモンX抗体→ST16ガルルモン→EX5ガルルモンX抗体→ST16ワーガルルモン→EX5ワーガルルモンX抗体→ST16メタルガルルモンACEとため込んでいた進化ラインを使い軽減対象オプションを引きつつ落としにいきました。
結果としては5枚7コストオプションを破棄することができたため、ヤミからの呼び声で場のベルスターモンを消し2枚回収。ベルスターモン登場からハッピーバレットシャワリングでセーバードラモン2体を消滅させ、メタガルACEでアタックしながらアクティブのメルヴァモンを焼き、セキュリティを0に持ち込み、最後のベルスターモンでネイルボーンを使用。プロモートの登場からの速攻で勝つことができました。
メモリも0であったため、かなりギリギリでしたが勝利を掴み、チャンピオンシップ2次予選への権利を得ました。
最後に
ガルベルスターは強化を受けたガルルモンのパワーで走り出せば大回転しはじめるデッキです。しかし、ただガルルモンラインで走るとデッキのポテンシャルを引き出せなくなりますし、ガルルモンが苦手なこと(除去効果)が克服できてるわけではありません。
このデッキはコントロールではなく、相手の動きに対応していくデッキと私は思っています。
対戦相手のデッキを把握すること、セキュリティにオプションが入ってるなどと思わないこと、あとは使いたいオプションの色はちゃんと用意できてるか意識することが重要です。
長文でしたが読んでいただきありがとうございます。
気が向いたら採用カードや回し方について、追記していこうかなと思います。
ベルスターモンはパラより、通常絵の腹筋が好きです。