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【リミテッド大考察】アルケミーホライズン:バルダーズゲート ”プレビューの地平線の眺め方”

みなさんこんばんは、ぞんびです。
この一か月ずっとMTGはプレビュー期間が続いているような気がしていますね。統率者レジェンズ:バルダーズゲート⇒ダブルマスターズ2022ときて、ついに我々MTGAリミテッド民の番が回ってきました。アルケミーホライズン:バルダーズゲートですね。

これはMTGAでのみ発売されるデジタルカードセットであり、また通常の実装セットと同じくドラフト/シールドが存在することが特徴です。過去のアルケミーセット/MTGA専用セットではなかった(ニューカペナアルケミーは期間限定でドラフトだけあった)のですが、最近はどんどんリミテッドも拡張していくみたいですね。
MTGA限定でのリミテッド環境、ということもありこの記事シリーズ『リミテッド大考察』ではぜひとも対象にしていこうと思いました。
まず第一弾として前回も好評だった『リミテ思考のプレビュー期間の過ごし方』を見せていく記事から行こうと思います。
今現在(6/23 日本時間早朝)で出ている情報のみで、『それらの情報から推測できること』『予想できること』『期待すること』などを考察していき、プレビュー期間でより一層カードの情報を楽しめるようになるといいな、という記事ですね。同じ1枚のカードでも、前提とする知識が準備できていたり多角的なフォーマットの目線から見ることができればより一層楽しめるだろう、ということです。
ちなみにプレビュー期間は4日間しかないので閃光のような賞味期限の記事ですねw!4日のために頑張って書いたんだなぁというほほえみで読んでください。
また、情報が公開されていくにつれて記事を加筆していきます。(加筆情報あり)ぜひ1日1度くらい読み返しに来てそのライブ感もお楽しみください。

※6/25 8:00更新しました
    ・各新規能力を日本語に
    ・専門化にコメント追加
    ・二体組にコメント追加
    ・イニシアチブにコメント追加
    ・リミテッドアーキタイプにコメント追加
    ・項目『7 アルケミー調整カード』を新規追加

1:アルケミーホライズン:バルダーズゲート 基礎情報

まず今のところ分かっているアルケミーホライズン:バルダーズゲートの基礎情報を並べていきます。
 ・実装日は7/7日:後ちょうど2週間後ですね。それ以降団結のドミナリア実装となる9月までリミテッドがこちらに切り替わると思います。
 ・カードパワーはアルケミー準拠:スタンダードでは使用できず、アルケミーに直接追加されます。そのため、普段より少し強いのかな?と予想しています。
 ・バルダーズゲートのカードを収録、ただし『無尽』『背景選択』『指嗾』の多人数統率者戦を前提とした能力は収録されない:されないです。扱いとしては妥当ですね。されても困るので。そして以下の情報につながります。
 ・バルダーズゲートのカードのうちいくつか(もしかして殆ど?)は効果が修正/変更されて収録される。名前や効果の一部、イラストが統率者レジェンズバルダーズゲートと共通だが実際は別のセットとして扱うべき:詳しくは後述しますが、かなりアレンジされそうです。多人数統率者戦向けの効果がMTGAデジタル仕様になったりが多そうですかね。
 ・全240枚。バルダーズゲート中心だが、100枚ほどがそこに未収録のカード。:ちょっと捉えづらい情報でもありますね。効果調整されたカードのことなのか、完全新規デザインなのか、別セットからの再録を示しているのかわかりません。まぁ、『バルダーズゲートからこれなかったカードがあるんだな』くらいの感覚ですね。
 ・未登場能力が3つ、新登場能力が3つある:これも後述ですね。効果の修正/変更と密接に関係しています。

箇条書きにしましたが以上のような感じですね。ソースが散らばっていますが、公式サイドからの発表をまとめると概ね上の感じです。特にカード修正が多量に含まれることや新規カード100枚のあたりは情報を拾えてない方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
詳細がまだ欲しくなる情報ですね。


2:消えるもの、現れるもの


今回最も注目したい部分ですね。統率者レジェンズ:バルダーズゲートと比較して収録されない能力が3つ、新規収録となる能力が3つあることが明言されています。
未収録分についてはどれも『統率者戦/多人数戦』で効果を発揮するものであり、妥当なものですね。その能力3つを持っていたカードは『修正/変更の上収録』あるいは『完全に未収録』になりそうです。
新規収録3つに関しては、未収録の代理になりそうなものが2つ、関係なく既存の効果の整理となるものが1つですね。代理分については修正/変更で頻繁に見ることになりそうですね。それぞれ触れていきます

・未収録「背景選択」

統率者を選ぶ際に作用する能力で、それを持つ統率者にバリエーションを与える能力でした。統率者用ルールである以上未収録は仕方ないものといえます。これとセットになるエンチャントタイプ『背景』についても未収録になるでしょう。
背景選択を持つ統率者は、背景で補う為か能力の完結性がやや低かったので代理としてそこを埋める新たな能力を与えられるかと予想していました。が、ちょうど今朝これの代理となるであろう『Specialize/専門化』が発表されましたね。フレイバーや効果的にも近しい存在であり、収録される背景選択持ちカードはほぼこれに置き換えられるのではないでしょうか?背景カードは一切存在が抹消されそうだな、と思っています。

・未収録「無尽」

こちらは今度多人数用の能力ですね。アタックした際に、他の対戦相手それぞれをアタックしているコピーを作成し、『1体で全員をアタックできる』クリーチャーでした。ほとんどが戦闘に関連する他の能力を持っている、あるいは戦闘ダメージを与えた際の誘発等の『複数人をアタックできる』ことに意味がありました。これも全く機能しないため仕方ないですね。他の能力で補えそうでもあるものの、別に存在感が強いわけでもないので丸ごと消えてしまうと予想していました。
今朝出てきた新能力である『Double Team/二体組』はこちらもきれいに入れ替われる能力ですね。他能力が微調整されて置き換わる形で収録されそうです。

・未収録「使嗾」

これは以前から統率者セットを中心に登場していた能力ですね。『プレイヤーAの能力で使嗾されたクリーチャーは必ずアタックしなくてはならず、また可能な限りA以外のプレイヤーをアタックしなくてはいけない』というものです。二人での対戦ではこれも機能しない能力ですね。特に使嗾を持つカードそれに連動する他の能力を持っていて、カード全体で完結している能力になっていることが多くそれ故に使嗾が消えては成立しないカードが殆どです。そのため一切抹消されると思っていました。今朝の情報で、使嗾持ちだったクリーチャーの『修正』後の姿が一つ公開されましたが本当に何にも原型をとどめていない状態でしたね。事実上の抹消といってよさそうです。

使嗾がないとかなりのデメリットクリーチャー


・新規収録「Specialize/専門化」

?カードを特定の姿に変化させる能力です。
「マナの支払い+カードを捨てる」ことで捨てられたカードの色(または基本地形タイプ)に対応した姿に変化しますね。(ほぼ変身)
おそらくですが”どんな経歴だったか”を決める背景選択と対比して”特定の経験を積んで成長する”ことを表現した能力だと思います。前述しましたが、背景選択ときれいに入れ替わる形で与えられそうですね。
専門化後の姿はサイズがおそらく大体上昇することに加えて、「色ごとのボーナスを持った追加能力」を得ると予想されますね。今朝公開されたカードは、「自身の能力で追放されているクリーチャーカードを1枚複製して手札に加える+α」という形になっていました。どの色に変化するかによってリミテッドでは仕事が大きく変わってきそうです。背景選択のようにピック中に「どの色として専門化するつもり」でとるか意識する必要があり、ピックの複雑さと奥深さをあげているように思います。ただどの色でも大体強そうな気配がするのでかなり柔軟性が高く取りやすいカードとも言えそうですね。
コストとしてマナと手札を両方要求するため、いささかスローペースな展開をリミテッドにもたらすことになるのかなという影響も感じます。とはいえ変身後の姿がどれも強いようであれば、かえって早くなる(1枚での安定性が上がる)ことになるともいえます。また、1枚のカードに5枚分の情報が追加されているともいえるので事前のカードプールや色ごとの方向性の把握はより大事になりそうです。

情報量が多くなることからあまり枚数が用意されない能力かなと感じます。アンコモンに5枚、レアにも同じく5枚を想定しています。もともとアンコモンには各色3枚用意されていましたが、削られるかなという予想ですね。ほんと情報量増えるので。
※6/25追記 予想大外れ
これめちゃくちゃ枚数ありますね。すでに白が既存5種中3種が発表されてる上で新規も追加されてます。しかも他の色に神話レアがある=サイクルであるとするとその時点で各色5枚以上になりそうです。ここまで枚数あるとピックやカード評価に影響大きそうですね。
まず全体的にテンポが悪い能力ではあるので、環境全体の殴る速さがスローダウンする気はします。一方でどれも土地の引きすぎを受けれる能力であるため中長期戦のカードの強さは白熱しそうです。その土俵に自分が乗ることになる際はこっち側にだけ専門化がないということになると厳しそう。
専門化を持つカードを評価する際はまず『自分の色と同じ専門化がどれほど強いか』が軸になりますね。そうでないと2色のカード扱いになってしまってピックにやや縛りが生まれるからですね。ピックの柔軟性が生まれる能力なのでそこはまず重要視したいです。単色のモードが強ければ割と何でも許されます。
また、専門化はコストもかなりピックと構築で意識が必要ですね。これだけ専門化の枚数が多いと、デッキの中に複数採用した結果コストを食い合うことが発生しそうです。結果として『他と比べてちょっと弱い』専門化は実際の強さ以上に評価を下げる結果になるかもしれません。その一方でコスト回収できる専門化やそれ以外のカードは評価概ね上がりますね。二体組とか。
更に相手する際にはインスタント除去が非常に重要なカード群です。まだ除去はあまり公開されていませんがインスタント除去はそれだけで評価大幅アップですね。すでに公開されている君は川にたどり着いた、などは2マナで専門化を阻害できる超重要カードの可能性があります。

・新規収録「Double Team/二体組」

1枚のカードに2枚分のクリーチャーが含まれているという能力であり、これもきれいに無尽と対比されているように思います。
「二体組」を持っているトークンでないクリーチャーが攻撃に参加した時、そのコピーを手札に加えて、その両者から「二体組」が失われるというものです。最初の1回目に攻撃した時、もう1枚もらえる、ということですね。



シンプルにカードが1枚増える能力であり原理的にはリミテッドで非常に強力といえます。その条件および、元々の「無尽」持ちが攻撃に関する能力を多く持っておりそれを引き継ぐと考えれば、かなりリミテッド全体を『攻撃側優位』を意識させる能力といえますね。同時にクリーチャーを展開しないデッキの不利を感じさせるため、最近のセット毎回でそうですが『テンポよくコスト相応のサイズのクリーチャーを展開していく』ことに重きを置くリミテッド感覚が必要になると思います。リミテッドで強い能力ですし、もともと無尽があまり多くないので登場自体が少なそうなので最終的にはそれほど影響が大きくないかもしれませんが。(13枚しかない)。
明らかに強力なカードなので続報に期待ですね。

これの無尽がDoubel Teamになったらやばそう

※6/25 追記 予想大外れっぽいです
普通に無尽付きだったレア/神話レアがすでに3枚も二体組として実装されていますね。特にあり得ないと思っていた『他人への無尽/二人組』付与が2枚とも公開されたうえに更に軽くなって強くなってました。さすがにビビった。更に完全新規二人組も増えてるのである程度枚数ありそうですね。
二人組は1枚目はコスト相応である一方で2枚目はややテンポを損なうことがあります。が、専門化のコスト確保として最適であるため序中盤の動きとして『二体組を出して殴る』ことは強いですし互いに意識して『殴らせない』盤面構築なども必要そうですね。影響が大きい収録枚数になりそうです。

来てるやんけ!しかも3マナも軽くなって!


・新規収録「Boon/恩恵」

リミテッド目線で解説することはほぼない能力ですね。
今までのMtGにも存在してきた『遅延誘発型能力』と呼ばれる”あとで特定の条件が満たされたときに改めて誘発する能力”がアルケミーの登場で『ターンを跨いで誘発』するケースが増えたため、それを整理した能力といえます。
『後で誘発する能力』を紋章に似た恩恵として所持し、一度誘発したら消える形になりますね。正直能力の傾向が全く見えませんし、統一感があるわけでもなさそうなのでリミテッドに与える影響が全く予想できず解説できることがないです。これも今後カードごとに考える形になりそうですね。

3.イニシアチブ

ここからは、バルダーズゲートに登場した要素それぞれについて、今回引き継がれそうか、その場合に影響がどの程度あるかということを説明していこうと思います。
まずは目玉の一つ、イニシアチブですね。統治者に似た条件で行えるダンジョン探索と専用のダンジョンである地下街のセットになった能力です。

この地下街がめちゃくちゃ強く、タイマンのリミテッドだとちょっとシャレにならないんじゃないかなという感じですね。そのため、『一切抹消』『イニシアティブではなくただのダンジョン探索になる』『地下街が調整される』のどれかかなと思います。イニシアチブ絡みのカードは枚数も多く、一切抹消されるとは考えづらいため修正案かなと思います。ただのダンジョン探索であっても影響は相応に大きいと思うので、早く『元イニシアチブカード』を1枚でも公開してほしいですね。注目の情報になると思います。これ次第でリミテッドの傾向が大きく定まるんじゃないでしょうか。
先に予想しておくと『イニシアチブと同じく攻撃によって取り合う』ダンジョン探索になった場合、二体組以上に『クリーチャーをしっかり展開すること』の要求が大きくなりますね。
※6/25追記:イニシアチブに関連する能力を持っていた伝説のクリーチャーたちが何体かイニシアチブもダンジョンも関係ない能力に修正されて実装されてることを確認しました。ダンジョン要素一切削除されてそうですね。


4.門

ラヴニカシリーズから再録された土地タイプですね。それ自体に特別な意味はないですが、門があることにより強化されるカードがいくつか存在しています。バルダーズ”ゲート”と名前がつくように設定上門はは大きな存在であり、そのための再録となりました。
実際にすでに『効果修正』された門が公開されていますね。おそらく5色すべてに配られるサイクルだと思いますがニューカペナの『ドローできる2色土地』に近い使い道ですね。単色である分使いづらいですがドロー能力自体は概ね強化されていてトータル結構強そうですね。どの色にも簡単なドローがある、という形になりそうです。
とはいえ『門』自体の影響は少ないと予想します。ラヴニカの献身では非常に強い門サポートが多かったためドラフトアーキタイプにまで上り詰めていましたが、バルダーズゲートにはそれが足りないためですね。
とはいえ、もちろん新規収録される分では覆るので、『ギルド会談』『燃え立つ門』のような強力なサポートカードが公開されるかには注目して、いざされたら評価を都度修正しましょう。
一つ副作用としては、もともと2色土地であったらコモンの門が1色土地に修正されたせいで、色マナ基盤が弱くなりそうなことですね。ふらふらしたピックはしづらそう。

5:当事者/出来事カード

エルドレインの王権で初登場しリミテッドでも構築でも活躍したカードタイプの再録ですね。1枚のカードを『パーマネント』としても『呪文』としても使うことができ、呪文として使った際にはそのあとパーマネント側でももう一度使えるようになるというテンポ面でもアドバンテージ面でも強力な能力です。
今回はエルドレイン以上に枚数が多く(30枚)、収録上無視することはできないでしょう。『呪文側が軽く』『パーマネント側が極めて重い』という明らかにリミテッドを意識したカードも多くあります。どちらかというとコントロール系/遅い系のデッキが使いやすい効果が多めであるそれらのデッキを扱いやすくしてくれそうです。とはいえ、『ゲームが長引きやすい』とはまた違うことは意識しておきましょう。普通に後半ファッティ連打して寿命が短くなりがちなためですね。こちらも出来事を使うかちゃんとアドバンテージを取れる形になっていないと安直な長期戦は危険になりそうです。特にアンコモンのドラゴンたちが強いですね。これも、どの程度収録されるか非常に注目です。

1枚で何枚分?

6:リミテッドアーキタイプ

近年のセットらしく、ちゃんと『リミテッド用の2色アーキタイプ』も用意されていました。すべての2色の組み合わせで合計10個用意されてるパターンですね。どれも通常のMTGのセットのアーキタイプから大きく乖離しているものではなくむしろ自然であり、ほぼそのままこれらのアーキタイプが持ち込まれることになるのではないでしょうか?一部変更か余儀なくされそうではありますが。
元々のバルダーズゲートのコモン/アンコモンくらいはリストを見て、各アーキタイプの軸になりそうなカードに目星をつけ、それらが収録されるのかなどにアンテナを張っておくとより楽しめそうです。大体各多色伝説クリーチャーはアーキタイプに強いつながりを持っていますし、伝説のアンコモンクリーチャー陣もそうであることが多いですね。この辺りが特に注目対象だとまずは思います。
アーキタイプは以下ですね。
白青:明滅
青黒:イニシアチブ(変更可能性あり
黒赤:クリーチャーとアーティファクトの生贄
赤緑:ドラゴン
緑白:トークン
白黒:パーマネントが戦場を離れる
黒緑:切削と墓地利用
緑青:ドラゴン
青赤:ドラゴン
赤白:複数のプレイヤーへの攻撃(単に攻撃へと変更されそう

特徴としては、赤緑青がひとまとまりのドラゴングループとして独立(これらドラゴンカードは他のアーキタイプへの越境性も低め)。逆にそこを含まない組み合わせは越境性が高いアーキタイプが多い(白青と白黒がほぼ共通、黒緑も各種黒とつながりが強いなど)。越境性の高いカードは大体強いので、押さえておきたいです。
※6/25 追記 まだ自信がないんですがちょっとだけ不安になってきました。少なくとも白黒の紛争に関連する能力を持つ伝説と、緑のトークン支援の伝説が効果別物に書き換えられていることを確認しました。一方でアーキタイプ支援の原型を残している伝説もあるので、幾つかが別物に挿げ替えられてる形になってそうです。

7:アルケミー調整カード(6/25新規項目

一個衝撃的な事実が分かったので項目作っちゃいました。
元々アルケミーではちょくちょくカード自体への調整が入っていました。スタンダードやリミテッドでは元々の効果のまま、アルケミーやヒストリックでは調整済みのカードとして扱うというものですね。特に一部コモン/アンコモン群が『リミテだと適正だったけど構築でも使ってほしいから強くするよ(意訳』という調整を受けていました。調整されたカードはカード名の欄に『A』がついてわかりやすくなっているのが特徴ですね。
そしていま公式のカードギャラリーを見てみると、一部カードがAつきとついてないもので2種乗っているものがあるんですよね。おそらく『構築ではAつき』『リミテッドだとAなし』に分かれると思います。

よく似た二人。

ところで、カード公開時は5マナに増えていたミンスク&ブーがギャラリーにはA付(5マナ)とA無し(4マナ)で乗ってるんですけど・・・

リミテで4Tに勝つカード


8:6/23公開済みカードへの雑感

最後におまけとして、現在公開済みのカードに対して、ざっくりとした所感を付けておきたいと思います。数枚程度ですが。

Specializeを持つカード。Specialize前は墓地からカードを追放する能力のみ、そして変化後はその追放したカードの中から1枚を複製する能力+色ごとの追加効果です。
白:複製相手が3マナ以下なら直接戦場に
青:インスタント/ソーサリーを追加で複製
黒:『Cipで2点ドレイン』を付与
赤:『1/0修正と速攻』を付与
緑:『2/2修正を付与』
となっています。コストを捨てた後、Specialize解決前にそれを墓地から追放することでそのまま手札に戻すことができますね。能力を付与したり、白で直接出すなどが考えられます。2/2/3→3/4とサイズも良好であり、かなり強力に見えます。赤だけちょっと弱くて(能力でテンポをそもそも失う為速攻が活きづらい)青と緑が特に強力に見えますね。中長期戦を行うデッキの戦闘力もエンジンも任せれそうです。これ明滅したら元に戻るんですかね?戻るならさらに強い。2点ドレインを付与した相手を明滅するのも強いですね。


結構扱いが難しいですね。能力自体は強めですが色サポートにはならない都合上いつとるかが難しそう。それでも、色が合う弱いカードよりは明確に強いので1周するかどうかのあたりでとりそうですね。これ、各色全部同じ効果なのか、色ごとに違うかは興味対象ですね。


永続強化をくれる装備品で、使いまわしていくとだんだんトータル戦闘力が上がっていきますね。タフネスがまず上がるので殴りやすいのも大きい。だけど条件は結構厳しいですね。トークンアーキタイプがどれだけ強いか、Double Teamがどのくらいあるかに注目したいです。


かなり強そう。でたらめアンコモンの類では?
テンポよく展開すれば4/4/4攻撃時に先制という攻め力100点のカードになります。何ならブロッカーとしても強い。そしてそれが次のターンもう一枚増えるの、かなり力強く攻守が強化されますね。4/4先制なんでかなり安全に殴れますし。トークンデッキとも相性がいいし、サクリファイスのタネが増えるともいえる。ドラゴンじゃないこと以外はあらゆるアーキタイプに越境してそうな高得点アンコモン


コモンジャイグロ枠としては相当重いのが難点ですね。これが重すぎるせいでBoon部分を正直生かしづらそう。とはいえ2回分到達を補給できるのは大きいので、使わざるを得ないかもー、といったところですね。あんまり使いたくない。


元の姿がかなり残ってないカードでびっくりしました。同時に『変更と修正』の方針を体現してるカードともいえます。
本人はとりあえず4/3/5だし能力も結構すごいですね。切削速度がめちゃくちゃ早いので自己切削と合わせて高速で相手のライブラリーを狙うのも正当化される気がします。ドロー追加でそれらのカード探せますし。大体強いんじゃないかな。


以上で、この記事は終わりとなります急に情報が来て半日で書いたのでちょっと荒い部分もありますが、そこも含めて一緒にこの部レビュー期間を楽しんでいければと思います。細かいところから大雑把な俯瞰に至るまで、いろいろと紐解きリミテテッド目線でプレビュー期間を過ごしてみると、また一つMtGを楽しむきっかけになればいいな、と思います。ぜひ、感想や考えを発信して返していただけると、記事を書いた甲斐もありますよろしく!


最後になりますが二つ宣伝です。

意見交換やドラフトを一緒に観戦したり交流する場としてDiscordのサーバーを立ち上げました。

もしよければどなたでもお気軽に来ていただいて一緒に活動やご意見いただければMTGAのドラフトを楽しみやすいと思います。この記事を読んでいただいたことをきっかけにドラフトを始めてみたいという方もぜひ!

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また、筆者は非公認MTGA大会『まじ☆すと』というものを運営しております。Vtuber/配信者/動画投稿者/記事執筆者/etcと、インターネット上でMTGAの活動をされている方を広く集めた大会になります。今現在『まじ☆すと ~じゅういっかいめ~』の決勝トーナメントを6/25(土)に控えております。49名の予選を勝ち抜いた12名による決勝トーナメントになります。ぜひご視聴いただけると嬉しいです!



また、今回の記事は無料公開としています。が、もし記事読まれたかたでご厚意でサポートしていただける方がいましたら是非今後のMTGAでの活動や主催しているMTGA大会企画『まじ☆すと』の運営資金とさせていただきます。

MtGAstreamer_tournament/まじすと(@mtgastreamer)さん / Twitter

では、次はアルケミーホライズン:バルダーズゲートの全カードリストが公開後、地平線のかなたを目指す記事でお会いしようと思います。


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