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【リミテッド大考察】ニューカペナの街角・特別編 ”プレビュー、下から見るか横から見るか”

みなさんこんばんは、ぞんびです。
神河 輝ける世界の記事を終えてまだあまり日も経ってない気もしますが、ニューカペナの街角のプレビュー期間が始まりました。新次元、新ギミック、新登場人物にあふれた世界で非常にワクワクしますね。
しかし新カードの情報は楽しいもののの、それの楽しみ方、楽しめる量はとどまることを知りません。MtGには様々なフォーマットと遊び方があり、どのような視点で見るかによって1枚のカードでも様々な考察や楽しみ方ができるわけですね。
そこで、普段リミテッド大考察記事を書くその前段階として筆者であるぞんびがどのように新カードや新メカニズムの情報から予想や読み取りをしてプレビュー期間を過ごしているかという、『リミテ思考のプレビュー期間の過ごし方』のガイドになる記事を書いてみようかと思いました。
まだ情報が粗い状態で推測や期待交じりになる部分も多いのですが、考え方を組み立ててみる一助になれば幸いです。

※記事を書いてるさ中にもどんどん情報が出てきています。一部の考察に関しては4/8~9の時点でこう考えた→実際はこうっぽい、という形で書いてある部分もあります。


1.各組の特徴とメカニズム

リミテッド目線で考えるときにはやはり『アーキタイプ』という単語から離れることができません。どのようなカードであっても単独で評価するわけにはいかず、それが属するアーキタイプや、また環境全体で求められている仕事などが評価点として大きく占めることになるからですね。
そしてそれを考えるにあたって最もやりやすいとっかかりの一つが『用意されているメカニズム』及び『色の組み合わせごとのアーキタイプ』となります。
ニューカペナの街角はそれが特にやりやすいですね。基本構造として有効色3色の組み合わせによる『組』に次元全体が分かれており、それぞれごとに特色を持つメカニズムが割り振られているからですね。まずはそこを解析していきましょう。


・常夜会:謀議
青/白/黒の3色からなる常夜会はその色の『企んでる感』をイメージした謀議が専用メカニズムとなります。”クリーチャーが謀議を行う”という形で記されている能力ですね。1枚のカードを引いて捨てて、更にその捨てた中の土地でないカードの枚数の+1カウンターをそのクリーチャーに乗せることになります。

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組長であるラフィーンだけ謀議Xと書いてありますが、厳密にはこれはキーワード処理っぽいのでおそらく他のカードは謀議”1”しか持たないと予想してます。もしかしたら謀議を2回行うとかはあるかも。でも、謀議って行動は数字が大きくなると急に強くなるんでなさそうな気がしますね。
また、『クリーチャーが行う』という書き方になっているのでこのカラーリングにしては珍しく必然的にクリーチャーを運用する、しかも戦闘することを強要した能力であるといえます。(戦闘しないとサイズアップは意味ないため)。攻撃に適した謀議持ちが出てくるかどうかが『アーキタイプとして成立する』条件になりそうですね。

※4/11 追記:コモン謀議が何枚か公開されました。回避能力持ちがやはりちょっと多い気がしますね。一方で謀議でカウンターを置かないとちょっと単体のクリーチャーの質としては物足りない感じが出てきました。

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また、クリーチャーを強化するためには『土地でないカード』を捨てる必要がありましたが、そうすると手札が薄くなりがちなんですね。そういった場合にデッキ内の土地を減らす/呪文を増やすことが必要になるかどうかも判断に乗せています。『カードを引くこと自体』などに意味があるカードが出てくると話が変わるなって思ってました。
※4/12追記:出てきました。しかも結構強い。デッキを謀議で固める理由付けになりそうです。

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・貴顕廊:犠牲
青/黒/赤からなる組ですね。犠牲がキーワード能力です。主に非パーマネント呪文につきそうな能力で、クリーチャーを生贄にすることでコピーを作り効果を2倍にするものですね。

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まず気になるのはこの犠牲の数字がどうなるかです。大きければ大きいほどピックやデッキ構築全体に負担をかけるので、アーキタイプとして成立しづらくなると思います。逆に軽ければ非常に使いやすい能力ですね。
考え方としては『犠牲を持つカードのマナコスト+犠牲を行うためのクリーチャーを用意するマナコスト』分テンポを失うカードだといえます。そのため、パワーが大きい=用意にマナがかかる犠牲は見た目以上に重く、パワー1などトークンで賄えるものは軽いといえるでしょう。
これのコストにあてやすいクリーチャー(低いマナでパワーが高い、あるいは死亡時の効果を持っていてテンポを失いづらい)などには注目してカードリストを見ています。
4/12時点ではリミテッドで使いそうな犠牲はおおむね数字が小さく、使いやすい能力なんじゃないかという予想を立てていますね。

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貴顕廊一家への入団などは見た目に反して使いやすく、よく見るコモンになるのかなと思っています。


・土建組:奇襲
赤/黒/緑からなる土建組は、その攻撃的な色の組み合わせから分かりやすく攻撃的な能力を授かりました。奇襲ですね。クリーチャーを軽く&速攻を付与して&死亡時1ドローを付与しながらプレイできる代わりに、ターン終了時に生贄にしなければならないというものです。

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基本的にドラフトのアドバンテージというのは『カード』『ボード(テンポ)』『ライフ』に分かれています。奇襲という能力はこれらのアドバンテージのうち『カード』を失わず、『ライフ』を獲得することに優れている反面ボードアドバンテージを大きく失います。マナを払って残らない=盤面形成のためにマナを使えていない。ためですね。そしてボードを失うとなし崩し的にカードやライフを失うことにもつながります。そのため『奇襲しまくる』というようなアーキタイプはリミテッドにおいては逆風が強く成立しないんじゃないかと予想しています。
ただし、注目すべきは他の組の能力と概ね相性がよくなることですね。これは後述します。
土建組としてカード公開で注目するべきは『この3色をリミテッドでまとめる力はあるのか?』ということになりますね。中盤のクリーチャーが強い色3色であり、除去が強い色でもあるのでそういうミッドレンジ路線のカードがどれほど出てくるかを注目してみています
4/12時点では全然関連カードが公開されていないので今後に期待ですね。あるいは『攻撃的』なカードが出てくるかにも注目です。


・舞台座:団結
赤/緑/白からなる舞台座は、クリーチャーカラーである本領発揮か『団結』という非常に緩い能力を持っています。”本人以外のクリーチャーが戦場に出ることで誘発する”という能力であり、逆に具体的な効果が書いてないので強さの予想が難しいものですね。

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ただし、色や誘発条件の都合からか、やはり『クリーチャー戦闘』に関連する能力が多いことが予想されます。また、あまりにも共通項が緩く、リミテッドにおいてクリーチャーを出すという行為は基本的であり行わないデッキは数少ないため、舞台座という組でまとめなくても使用しやすいカードになりそうです。
やはり注目は、団結を簡単に誘発させるカードがどれほどあるかですね。


※4/11追記:コモンにしてはかなり優秀なトークン生成クリーチャーが出てきました。これに追加でどれほど増えるかさらに注目です。

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あとは団結以外にクリーチャーの数を重視したカードがあるかどうかですが、これはあってもなくてもいいと思っています。特になくてもクリーチャーを出すこと自体が十分強いからですね。


・斡旋屋:盾カウンター
緑/白/青から成り立ち、停滞や保全の色である白を中心とした組はその特徴にふさわしく防御的で停滞的な能力です。

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”盾カウンター”は特別な能力を持つカウンターであり、『1回分のダメージ』か『破壊』を肩代わりしてくれる効果ですね。リミテッドでは間違いなく強い能力であるといっていいと思います。
ただし、まず『十分なサイズを持つクリーチャーがいるか』は結構大事ですね。4/2/2とかに盾がついても結局1回余分にチャンプできるだけみたいなケースになりそうです。かといって3/3/2とかに盾がついても圧倒的な強さがあるので正直軽々しくコモンに配られなさそうな能力だと思っています。これがどれほど配られるかはこの環境の攻めやすさに直接影響すると思います。かなり注視したい要素ですね。


2.2色への分断と統合

さて、最近のリミテッドで欠かせない要素といえば『2色の組み合わせごとのアーキタイプ』です。最近は欠かさず『友好2色』と『敵対2色』の組み合わせごとにアーキタイプが定められており、リミテッドでの戦略や力関係に大きな影響を与えています。プレビュー期間中にカードを見て断片的な情報からこのアーキタイプを予想したり、イメージをするのが楽しみの一つではありますね。
今回はまず『3色の組み合わせ』があるということで、『それを2色に分解/統合する』というアプローチをしてアーキタイプの予想を行いました。隣り合った二つの組で共有されている2色について、両方の組の特徴やギミックから2色のアーキタイプを予想するというものですね。それぞれの予想と結果を出していきます。

・青白:カウンター
斡旋屋の”盾カウンター”と常夜会が謀議で乗せる”+1カウンター”に共通項を見出しました。何らかの方法でクリーチャーやパーマネントの上にカウンターが乗ることや乗っていることに乗せることをサポートするアーキタイプと予想しました。増殖のような増加やカウンターが乗っているときに追加効果、などですね。
※4/11追加:カウンターで確定と思われます。

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非常にわかりやすくカウンター支援をするカードが出ましたね。どれほどの量があるかはわかりませんが、盾カウンターも+1カウンターもリミテッドにおいては強いものなので増やしたりしてくれる分には大歓迎です。というかこのカード強いですね。


・青黒:何らかの墓地活用
青黒を含む二つの組が持つ犠牲も謀議も、最終的に墓地にカードが多く送り込まれる能力です。墓地にカードがあることを何らかの形で要求する、あるいは参照するアーキタイプが出ると予想していました。マローヒントと呼ばれる先行情報で『墓地のとあるものを参照する新しいドラフトアーキタイプ』が出るといわれていたのでおそらくこれが該当するだろうという予想もたっていました。
※4/10追加:予想通りでしたね。

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非常にわかりやすく墓地のカードを参照しています。こういったカードがどれほど出るか次第で『謀議/犠牲』すること自体に価値が生まれるので要注目ですね。また、切削が付随していたりそれ自身がライブラリーを削る能力を持っているケースも多そうです。そのようなカードが増えすぎると逆にライブラリーアウトの危険性が伴うのでデッキそう枚数を増やすのも手かもしれません。そういうことがしやすくなるような『ゴミになりにくいこの色のカード』の枚数は気にしています。


・赤黒:生け贄
これも大変わかりやすい推理でした。犠牲も奇襲も生贄と書いてありますし、そもそ奇襲持ちが犠牲のタネとして向いていますね。ほぼ間違いなく生贄を行うことによる誘発型能力がアーキタイプになるでしょう。
※4/11追加:当たりでした。

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形は想像よりもパターンが増えそうですが、生贄に反応することがアーキタイプであることは間違いなさそうですね。これらの能力で強いカードが多いようであれば奇襲や謀議で書いた不安点もある程度解消されますし、使い勝手が上がりますね。特にこの大火槌の放火魔のような盤面や本体へのダメージに直接つながるカードの多さは奇襲を使いやすくするので注目が高いです。


・赤緑:速効性、ビートダウン
奇襲を持つカードによる攻撃性や、団結も展開/奇襲を攻撃力に変えれることからそれらを後押しするアーキタイプ、あるいは緩いつながりが生まれると予想しました。定期的に出てくる緩いアーキタイプ枠なのかなといった感じですね。
※4/11追加:大外れ、宝物でした

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さすがに読み取れる範囲に情報がなかったアーキタイプなので結構びっくりですね。しいて言うとマナが足りないときは奇襲でカードを使い、財宝を出してマナが足りたら奇襲持ちを普通にプレイといったことができるので関連性はあるんでしょうか?団結側との関連性がちょっと薄い気がしますね。
結局アーキタイプとしてはかなりゆるゆるだと思います。フォーゴットンレルム探訪で存在した頃より収録枚数や依存度が低くなりそう(他の組の特徴やアーキタイプとさすがに関係なさすぎる)ため、アーキタイプとしての成立は難しいのかなと思っています。


・緑白:トークン、市民トークン
これも盾カウンターが緩いため予想が難しかったです。舞台座と強い相互作用があるわけでもありませんし。ただし、これもマローヒントで『今までなかった部族に対するサポート』があると書いてあったこと、及び舞台座の魔除けやいくつかのカードで公開されたトークンが『市民トークン』という見慣れないものであったことから予想が立っていました。
4/12追加:正解

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他にも、市民の数だけマナが減る天使などがありますね。トークンでない普通のクリーチャーにも市民はある程度いて、枚数の確保自体はあまり難しく無く感じました。トークンにしか装備できないとすると上記の装備もあまり強くないのですが、普通に2/2とかに1マナで装備できると結構強いですね。ボーナスを得るカードが何枚あるか次第ですが、トークンを出す/並べるという要素はそもそも舞台座と相性がいいこともあり自然に組み込めそうです。


・対抗色について
ぶっちゃけ、アーキタイプが存在しないのでは?と思っています。
同じ3色次元であるイコリアでは、挟まれづらかった友好色はほぼアーキタイプがないといっていいレベルの薄い扱いをされていました。今回はイコリア以上に3色の組の押し出しが強そうに思います。対抗色のアーキタイプなんてものをねじ込む隙間はないんじゃないでしょうか?
4/12追加:今のところまだ見えません。
見えないどころか、コモンにガンガン3色のカードが突っ込まれるというイコリアでも起きていなかったことが起きているのでほんとに存在しないんじゃないかという気持ちが強くなっています。一応一部怪しい再録やシナジーを感じさせる要素もあるのですがコモンの枚数足りるのか・・・?という気持ちはぬぐえないですね。でももし今後敵対色にまたがって共通点を見つけたら一気に盛り上がりそうです。


3.ニューカペナ、分け隔てない世界では?

もう一つニューカペナの街角のギミック解析、及びカードを見ていて気が付いたことがあります。それは次元全体のアーキタイプ単位で『越境性が緩い環境なのでは』ということですね。
まず一番に気づいたのは5つの組の能力すべてが『クリーチャーを用いる』ということです。同じように5つの要素に綺麗に分けられていたイコリアやストリクスヘイヴンにはなかった要素ですね。特に顕著であるのが団結/犠牲の重なり方です。赤しか共通点がない、正反対の色の組でありながら『クリーチャーを出す』団結と『クリーチャーを生贄に捧げる』犠牲は強い関連性を持ちますね。団結用のトークン生成カードなどはすべて犠牲に転用できますし、犠牲で生贄にするつもりのクリーチャーでも団結を誘発させ2度おいしい、のようにです。その他以下の組もそれぞれ親和性が高いです。特にクリーチャーを出す/使うという3つの組はこのように越境性が非常に高いといえるでしょう。

・奇襲+団結:
団結を軽く奇襲で誘発させられる。及び両方とも攻撃的である。団結を軸に相手のライフを減らせるとブロック強要でき奇襲がより強くなる。
奇襲+犠牲:犠牲や奇襲が本来失う『盤面』『テンポ』『カードアドバンテージ』を犠牲のコストを奇襲で賄うことですべて解決できる。

この3つの組で3色をカバーしている関係で、例えば『デッキの色自体は緑白青だが、奇襲を持つ緑と犠牲を持つ青が入っており緩やかにシナジーできる』など本来組の色と関係ないところでシナジーが起きる可能性が高いと思っています。そのため、越境性が少しでも高くなる要素である『トークン生成』『単色の奇襲、犠牲、団結』は特に注目してプレビューを待っています。


4.その他注目ポイント

以下は、こまごまと気づいたことや注目している要素です。このような要素を押さえてプレビューを俯瞰してみていますね。順番は重要性とかにはあまり関係してないです。


・3色次元であること
今回コモンにも3色のカードや2色のカードがぼちぼち配置されていて色拘束がかなり厳しそうです。単色であってもダブルシンボルのカードは色拘束が重いとして見ています。
また、全体として色マナサポートにつながるカードにも注目ですね。現在は『2色土地』『3色フェッチ』『土地につけることで3色になるカード』がサイクルとして存在していて、全体としては豊富そうです。その一方で緑のマナクリーチャーやマナファクトはまだ出てきていないですね。


・無色
色拘束が厳しいということは無色で出せるカードは当然強いです。金属猫は初日に発表されましたが、あまりの強さにびっくりしました。無色であるにもかかわらず、通常の色付きのクリーチャーとあまり変わらないサイズと能力だからですね。このようなカードがあと1,2種あればピックが楽になると思いましたが、4/12の時点ではまだ増えていないです・・・

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・犠牲の餌
犠牲は明らかに『効果が高い犠牲は数字も大きい』というものになると思ったので、そのようなものをうまく使うための『適した餌』に注目していました。しかし、情報が公開されていくにつれ『犠牲が1~2であるカード』が大半で、3以上の犠牲はめったにないのでは?という印象になってきましたね。そのため、餌は今はあまり気にしなくなりました。もし今後コモンに3以上の犠牲を要求するカードが出てきたら話がまた変わります。

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・特殊なマナコストのカード
青黒の墓地のマナ総量を5種類そろえる効果は、今出ているコモンは魅力的に映ります。そしてそれらがもしアーキタイプとして使用に値するものだった場合は『デッキに自然に入れられる、あまり普段入れたくないマナ総量のカード』が重要だと思いました。具体的には1、あるいは6以上ですね。これらのカードはリミテッドのデッキで多く採用したくないマナコストです。それらのマナコストを持ち、使いやすく強いカード(神河のクナイのような1マナだけど非常に強いカードや、6マナだけど代替コストを持っていて軽く使えるカード)は注目です。


・除去の強さ
リミテッドの全体像を把握する最も重要な要素の一つは、やはり除去の強さです。各色のコモン除去がどのくらい強いのか、あるいはタフネスなどの条件を持つのかによって他のクリーチャーを評価するラインが変わってきますね。今回は最強ともいえる『殺害』がすでに公開されています。一方でもう一枚黒で公開されたカードは過去最弱レベルで判断に困りますね。

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赤は1マナ3点、2マナ2+2点と非常に優秀です。タフネス4や5を処理する手段があるかは確認したいです。白は悪くないものの過去の下位互換である除去のみ、青はかなり強くて緑は未公開ですね。今後注目です。


・盾カウンターへの対処
除去の強さにも関連してきますが、今回用意されている『盾カウンター』はシンプルに考えれば非常に強力な要素です。シンプルに0:1交換相当になることが多いですね。この盾カウンターに対して能動的に立ち向かえるカード、具体的には『継続的にクリーチャーにダメージを1点ずつ与えるカード』などがあるかは盾カウンター事情に大きく影響があります。とはいえ、わざわざ盾カウンターを作ったからには、そのような強烈なメタとなる要素は入れない気がします。盾カウンターを持つカード自体の強さと合わせて注目です。



以上で、この記事は終わりとなります。大会運営などがあったためやや遅く、プレビュー期間ももう半分以上が経ってしまいましたが、『リミテッド目線でカード評価する筆者はこのように考え、カードを見ている』という道筋を記すことはできたかな、と思います。こういった細かいところから大雑把な俯瞰に至るまで、いろいろと紐解きリミテテッド目線でプレビュー期間を過ごしてみると、また一つMtGを楽しむきっかけになればいいな、と思います。もちろん他の目線で見てみるのも面白いですね。すでに下環境でのコンボやEDHでの強そうな統率者なども公開されています。ぜひ、いろいろな目線でカードを見てみて、感想を発信してみましょう。


最後になりますが二つ宣伝です。

意見交換やドラフトを一緒に観戦したり交流する場としてDiscordのサーバーを立ち上げました。

もしよければどなたでもお気軽に来ていただいて一緒に活動やご意見いただければMTGAのドラフトを楽しみやすいと思います。この記事を読んでいただいたことをきっかけにドラフトを始めてみたいという方もぜひ!

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また、筆者は非公認MTGA大会『まじ☆すと』というものを運営しております。Vtuber/配信者/動画投稿者/記事執筆者/etcと、インターネット上でMTGAの活動をされている方を広く集めた大会になります。今現在『まじ☆すと ~じゅっかいめ~』の決勝トーナメントを4/16に控えております。42名の予選を勝ち抜いた12名による決勝トーナメントになります。ぜひご視聴いただけると嬉しいです!


また、今回の記事は無料公開としています。が、もし記事読まれたかたでご厚意でサポートしていただける方がいましたら是非今後のMTGAでの活動や主催しているMTGA大会企画『まじ☆すと』の運営資金とさせていただきます。


では、次はニューカペナの街角の全カードリストが公開後、その街角で記事をしたためようと思います。ぜひその時お会いしましょう。

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