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【M:tG】タコ飯と共に踊る鳥【レガシー】
挨拶
こんにちは。最近は愛知でレガシーばかりしばいてるゾンマス(@zom_mas)と申します。
9月14日の晴れる屋大須店さんの《古えの墳墓》争奪レガシーにおいて、優勝を果たし、また、直近の戦績も比較的安定してくれているので、お気に入りのデッキ【セファリッド・ブレックファースト】についてふんわり記録を残せたらなと思い筆をとりました。
デッキリスト
当日使用したデッキがこちらになります。
Main
1 Plains
1 Island
4 Force of Will
1 Cavern of Souls
4 Brainstorm
4 Swords to Plowshares
3 Narcomoeba
1 Cabal Therapy
4 Flooded Strand
1 Savannah
1 Tropical Island
1 Tundra
4 Ponder
4 Misty Rainforest
1 Lotus Petal
2 Shuko
4 Nomads en-Kor
4 Cephalid Illusionist
1 Dread Return
2 Teferi, Time Raveler
1 Thassa's Oracle
1 Prismatic Ending
3 Urza's Saga
1 Hedge Maze
2 Meticulous Archive
4 Nadu, Winged Wisdom
Sideboard
2 Serenity
1 Memory's Journey
1 Carpet of Flowers
2 Orim's Chant
2 Faerie Macabre
2 Force of Negation
1 Soul-Guide Lantern
1 Prismatic Ending
1 Haywire Mite
2 Consign to Memory
セファリッド・ブレックファーストとは
《セファリッドの幻術師》を《コーの遊牧民》か《手甲》で能力の対象に取り、自身の誘発能力でデッキを切削し、デッキから湧いてくる《ナルコメーバ》を生贄に《旋律の復活》をフラッシュバックで唱えて《タッサの神託者》で勝つコンボデッキです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727352954-KgONDlfHaxCF2S1j6qTXk5Z0.jpg?width=1200)
レガシーでは古くから存在するアーキタイプで、晴れる屋で登録のあるところまで遡ると2009年のものがヒットします。
メインはコンボデッキであり、最速2ターンでゲームが決着することもある優秀なデッキの一方、対策が比較的容易でコンボに頼らない勝ち筋を模索するのが大変なデッキでもありました。そう、ヤツが出てくるまでは…。
「モダンホライゾンって名前のパックで統率者向けにデザインしたらモダン壊しちゃった(意訳)」と開発から「《有翼の叡知、ナドゥ》は、デザインに失敗しました」(※原文ママ)とまで言わしめた挙句、その統率者からも追放された鳥、ナドゥです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727353026-s0UuPTv9IiRW7Bap2DXe45c6.jpg?width=1200)
コンボデッキがコンボに行く際にはリソースを投げうって展開し、通せなかった場合立て直しが困難なのがセオリーです。
しかし、この鳥の場合、コンボの途中で妨害されようとアドバンテージを失うことなく、後続や除去、妨害札などを拾ってきた上で落ちてくれます。
セファリッド・ブレックファーストの構造的に「AとB or C」の2枚コンボでコンボのスロット的には最大4-8の形であり、「BとCだけ手札に来てAが来ない」といったケースが存在しました。ここにナドゥが加わることで「A or DとB or C」と最大8-8でコンボを形成することができ、コンボのパターンが増えて成功率もグッと上がる結果になりました。
ナドゥとコンボに必要なパーツが共用できるだけでなく、色も青で共通、種族もウィザードでサポートも共用できると至れり尽くせりです。
採用カードについて
ブレポンウィル、フェッチといったレガシーの基盤みたいな連中は省きます。
《セファリッドの幻術師》、《コーの遊牧民》、《手甲》
《セファリッドの幻術師》はデッキのコンボパーツかつ2マナと軽いため4枚投入。《コーの遊牧民》も1マナと軽く、インスタントタイミングで能力を起動でき、ナドゥのクリーチャー誘発回数を増やせるため4枚投入。
《手甲》はソーサリータイミングでしか能力が使えず、単体でのスペックが一段落ち、《ウルザの物語》でサーチができるため2枚に抑えてあります。
《有翼の叡知、ナドゥ》
4枚投入。レガシーでもこの鳥は強いです。
《ウルザの物語》
2マナランドが無く、ファクトがたくさん並ぶデッキでもないため3枚でストップ。
![](https://assets.st-note.com/img/1727353127-pRlsqb3d8mhSt79ajPgA6VWY.jpg?width=1200)
体感ですがレガシーで2ターン目《ウルザの物語》、3,4ターン目に構築物トークン出して殴っていくという動きは悠長過ぎます。
それでもなお打ち消されずデッキから特定のコンボパーツを持ってこられる動きは強力なため、なるべく採用してあげたいところ。
《剣を鍬に》、《虹色の終焉》
このリストではメインに4-1、サイド0-1にしていますが、3-2の1-0でも良いと思います。
《旋律の復活》がマナを支払うことなく唱える都合上、《苛立たしいガラクタ》で止まってしまうため、それを追放できる《虹色の終焉》のメイン枚数を増やし気味の方が個人的には好みです。その辺は好みとメタゲームに合わせてお好みで調整してください。
《ナルコメーバ》
3枚。
![](https://assets.st-note.com/img/1727353300-c7nSQZmjXoKfNF8s0i91gwDP.jpg?width=1200)
コンボの最低数としては2枚で十分なのですが、手札に1枚も引いてはいけないという条件は思ったより厳しく、いつも渦まく知識が引けるわけでもないため安全マージンで。
逆に4に増やすと2マナ1/1飛行と、現代マジックの要求スペックを満たしていないこいつを引いて有効牌カウントが足りず負けてしまいます。
《水蓮の花びら》
1枚。《ウルザの物語》からのサーチ用兼、マナジャンプの可能性をデッキ内に少しだけ用意している形です。
メインデッキで緑マナを要求するのがナドゥだけの都合上、フェッチから緑マナが出る土地を持ってくるのが後回しになりがちなこのデッキでは色事故がそこそこ起きるため、1枚あると安心なカードです。自由調整可能枠その1。
《時を解す者、テフェリー》
2枚。場にいるだけで相手のインスタントタイミングのスペルを妨害してくれ、コンボを通す際にいると安心な1枚。
マナクリが不在なため3マナはやや重いものの、青白マナで動いていくこのデッキではナドゥより唱えやすい3マナ呪文です。自由調整枠その2。
《陰謀団式療法》
1枚。相手をターゲットに取って旋律の復活を唱える前の前方確認だったり、自分をターゲットに取って運悪くドローしてしまった《タッサの神託者》や《旋律の復活》を墓地へ落とす役割を担います。
ナドゥの誘発で山札から疑似ドローする機会が多く、《旋律の復活》が手札に来てしまうケースが頻発するため自分を対象に唱える機会も少なくありません。とはいえ、無くても大丈夫なカードなので自由調整枠その3。
サイドボーディング
あまり特定のアーキタイプにこれを入れると決めていないので、ふんわりよく抜けるカードを。
テフェリー、花びら、陰謀団式療法は結構優先的に抜けます。
生物主体でないスペルコンボ系には剣を鍬にも。
速度勝負が求められる勝負の時はナドゥを1枚減らしたりもします。
手甲もコンボが通しにくくなるサイド後は1枚減らして対策カードと差し替える候補によくなります。
サイド後は相手が墓地を意識した構成にしてくることが多々あるので、できるだけセファリッドの幻術師からスタートせず、ナドゥを経由してからコンボ完走を狙う形の方がトータルでの勝率は上がると思います。
また、ナドゥを経由することでタッサの神託者を手札に引き込み、墓地を経由せず手から唱えて勝利のルートも発生します。墓地対策を無視して進めるので覚えておいて損はないと思います。
おわりに
以上、好きなタコ飯発表ノートでした。
細かいプレイングやサイドボーディングに関しては言語化が難しく、やっていくうちに覚えてくれといった突き放すような形になってしまいますが、最速2キルができつつ、妨害札も枚数取れて継戦力もあるデッキなので色の合うデュアルランドをお持ちのプレインズウォーカーは組んで遊んでみてはいかがでしょうか。
晴れ大須 EXP墳墓争奪戦レガシー withタコ飯
— ゾンマス (@zom_mas) September 14, 2024
8cast WW
肉かきフォージ LWL
黒単 WW
BGリアニ LWW
ID
3-1-1で7位抜け
QF ナドゥ WW
SF 赤単プリズン WW
FN 肉かきフォージ WW
優勝! pic.twitter.com/xexFc8DCOu