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ラピュタと逆プルースト効果

「天空の城ラピュタ」と「風の谷のナウシカ」は個人的にもとても重要な作品。もちろんストーリーや作画も素晴らしいが、そもそも、その"特殊な香り"を、僕はずっと追い求めているのだと思う。

もし時間があったら、この15分程度の今日の放送を聞いてみてください。「逆プルースト効果」を理解してもらえる人とだったら、永遠に美味しいお酒が飲めると思う。

#211 ラピュタと「逆プルースト効果」

- 千野将のインフォマニアックス | #standfm

※僕はStandfmで毎日放送しているラジオ「千野将のインフォマニアックス」において、個人的に大事にしておきたい回をAI記事にするようにしている。

今後、めぼしいものがあったらnoteにも落としておこうかな、と思った。
以下、音声を読み取ったAI記事なので読みにくいところもあるかもしれませんが、そこはご愛嬌で。

https://stand.fm/channels/5eaaf6a7f654bbcab4a88019


ジブリの作品とラピュタの重要性について

台風10号がねぇ、ちょっとよくわかんないねぇ。 台風が消失したなんていうふうに一部言われているところもあれば、今でも関西を 中心として大変なことになっていたり新幹線止まっていたりだとかありますからね。 引き続き 注意をしていきましょうね。 さあさあ昨日はね。 金曜ロードショーおなじみのジブリシリーズやってましたけども。 今回ラピュタということで、僕にとってはね ジブリの中で天空の城ラピュタはナウシカと1年を争う2トップでして。僕にとっては本当に特別な存在なんですよね。 ちょっとそのあたりと絡めながら掘り下げていきます。

today's topic 天空の城ラピュタと逆プルースト効果

スタジオジブリ作品のネットフリックス配信について

先日「ほたるの墓」のアメリカと日本を除く世界でネットフリックスに配信が決定した、なんていうニュースが流れましたけど。 まあスタジオジブリの作品はですね ギリギリまで配信をやらないというところで有名ですけどもね。 ものすごい世界的ブームになると思うんだけどねぇ。 改めてのジブリ・リバイバルってものが 起きると思うんですが、宮崎駿さんや鈴木さんがですね ご存命の最中という間違いなくそういったこと起きないでしょうという予測が立ってます。

肉団子が好きなのも、まちがいなくラピュタの影響である。

僕の中でラピュタってすごく重要な作品で 、これ1986年にロードショーとして発表されたんだけど僕はその時3歳でした。 でそれから金曜ロードショーを中心として 何回見たのかわからないぐらいですね当時は VHS!! 若い人わからないと思いますけど、ビデオテープに何回も録画したものを見ていたっていう それがトトロとラピュタとナウシカだったんですよね。

なんかやっぱりもともとは ナウシカに対抗してラピュタというのは漫画の冒険活劇みたいな形でもっともっと素朴な小学生をイメージとした作品だったらしいんですけど、どんどんどんどんですねやっぱりこうロマンというか、「小学生の男の子が活躍して友達を守るそして友達と一緒に思い敬いながら 冒険をしていく」っていう方が世の中には求められてるんだというふうに気づいて。ラピュタはああいうね作品になったらしいんですけど 。


ラピュタにおける冒険活劇とプルースト効果について

上下に渡って小説原作ありますけど、終わった後の後日譚としてパズーがですね自分で作った飛行機(オーニソプター)を 持ってというか乗ってシータに会いに行く、っていう後日譚もあったりするようなんですけど。 やっぱり昨日ね途中からでしたけどちょっと見て本当になんかね救われるというか、僕にとってのラピュタで重要の存在なんだなんて毎年思いますよね。 毎年1回はやってる?どうなのかな?ホタルの墓と ラピュタを毎年やってるようなイメージがありますけどね。

で、ラピュタについては 天空の城っていう少年時代としてはもう相当エキセントリックだった話。シータと一緒にパズーがラピュタ天空の城に降り立った時あの時の不思議な音楽感覚っていうのは今でもまさまざとその少年時代の時思い起こしてくれるっていうかね。で、いつかのこのラジオの回でも話したことがあるんですが、 匂いで人の記憶が蘇ってくるそんな独特の感覚のことを 科学業界では「プルースト効果」と言われるんですね。

鼻ではなく、脳で感じる香り、というべきか。表現がムズイ。

例えば昔彼女と一緒にデートした時 咲いていた花とかキモクセイの香りとか。海の匂いを嗅ぐと昔のことを思い出すとかそんなこと皆さんありますよね。 それプルースト効果って言われるんですけど逆に何か突発的な現象だとか雰囲気だとかで嗅覚そして脳で感じる匂いもある。 これプルースト効果と逆ですよねだから僕の中では逆プルースト効果の状態が一番フロー しているというかむちゃくちゃ最高な感覚になれるんですよ。

逆プルースト効果の状態とフロー感覚

ラピュタにおいても数少ない ものかな。なんかその作業を見ることによって逆プルースト効果を得られというか、この感覚。 というとその匂いってどう表現したらいいかわからないんだけど、 少し酸味がある っていうのかな。少し酸味があって苦い。 だから味覚にも影響するぐらいな感覚があるんですよ。

ものすごくこうそわそわするというかザワザワする。不穏というよりは興奮している状態っていうのかな 。 だから小さい頃でいうと僕はね、すごい自然が豊かなところで生まれそうだったんだけど、 秘密基地を作っている時だとか夏休みにチャリンコを走らせてプールに行く時だとか、 自由研究をしている、だとか工作をしている、とか何か絵を描いているとか、とにかく小学校時代 全般のことを思い出すっていうのかな。

その時に特に小学校時代に常に漂っていた嗅覚があるんですよね。 それもラピュタだとか何かドライブをしている時だとか自分が本当に好きなことを没頭している時にその感覚 ・その嗅覚を得られる逆プルースト効果っていうのが僕の中でやってくるんですけど。 その感覚わかってもらえる人は絶対に僕と仲良くなれると思います(笑) 仲良くさせてもらいたい。 ラピュタについても逆プルースト効果っていうのが得られる僕にとってすごく重要なものなんですよね。

ラピュタに関連する逆プルースト効果の重要性と理解者との共感

だからストーリーがいいとか作画がいいとかっていうこともそうなんだけど、逆プルースト効果が得られるからラピュタだとかナウシカが好きっていう感覚なのかもしれない。

あの、あらかじめお断りしておきますけど、 逆プルースト効果って多分科学的な言葉じゃないと思うんで。 そこらへんちょっとよろしくお願いします 。 「プルースト効果」はあるんだけど、勝手に僕が言ってるだけ。そのプルースト効果と逆ですっていうね。

香りから記憶が呼び起こされるんじゃなくて、記憶とか現象とか自分の状態から、えも言われぬちょっと感覚的な香りがするよっていう話。

「40秒で支度しな」の匂いがある。

「逆プルースト効果」としか言いようがないんですけどね。 特にラピュタについてはまずもうオープニングの BGMが始まってラピュタ城の壁画だとかが流れた瞬間にもドバーってきますね。「はいキタキタキター」って。「 匂いキター!!!」って。「あの匂いキター!」って。

多分ですけどこれってたくさんいると思うんですよ。 ただそれがどういう現象なのか気づいてないっていうか、なんか気持ちいい感覚とか懐かしい感覚ってだけで形容しているかもしれないんですけど。 ちょっとこう...もう少し自分のアンテナを研ぎ澄ませて感度を高めてみると絶対ね、匂いしてると思うんだよ 。もしそういう時があった皆さん意識してみてください。

何かねー、 なんか甘い香りとか苦い香りとかっていうよりはね、脳の中で書く香りっていうのかなぁ。するんですよね。

ラピュタの具体的なシーンによる感覚的な香りや記憶喚起

パズーがシータを連れて 飛行船に乗り組んで、まぁ盗賊の一員となったとき。シータがお前の役目はこっちだよ、って言われてドーラに連れられてたくさん積み 上がった洗い物をやるとその時に、シータが腕をめくるシーンがあるんですけど。あのシーンとかね、すごい来る 。

料理をする時にこの光景をイメージすると、すごくテンションが上がる。

そしてまあちょっと飛行艇が離れて サブ飛行艇に乗って雷に巻き込まれてラピュタにたどり着いた時あの感覚ね 。

天空の城こういった感じになってましたって言って巨神兵だとか出てきたときあのあたりだとかはすごいドバドバしますよね 。

逆プルースト効果の洪水
逆プルースト効果の大洪水

ただ残念ながら僕も齢40になるわけですけど、日々多分何かしら自分がこう、、、意識的に感じ取っていないストレスだとかあると思うん ですよ。 自分がやってる授業っていうかね、ビジネスのことだとか人間関係だとか小さな小さな、些細なストレス。そんなものが逆プルースト効果をかなり阻んでいるっていうのは自覚してるんですよね。 小さい頃見た空を飛ぶ夢だとかもね見なくなってしまったし、それが寂しくてしょうがない。 多分何かしら僕は ストレスなのかわからないけど、何かに包括的に包まれている状態なんですよね。

夢を追うことと自己解放

まあねそこから飛び取っ飛び立っていないという状態が僕はもう夢で空を飛べなくなってしまった最たる要因だと思うんですけど。

空を飛ぶっていうのはね本当に長年の夢ですよ。最近のでも何かしらもっと自分解き放つということが大事なんだろうなって思うんですよ。

だからこそ最近このラジオでも言っているとおり、自分がやりたいこと100%のことをやるっていうねなるべく自分が没入できる没頭できる環境に身を置くってこと。 そこに僕はシフトしていきます、っていうのはね、よくこの番組のお話しさせてもらってるんだけど。 もう、そもそもプルースト効果というより逆プルースト効果をできる限り死ぬまで受け続けたい、探し求めたいっていう感覚だからこそ、自分の生活環境を変えるチャレンジをしていると言っても過言ではないかもしれません、本当にね。

逆プルースト効果を引き起こす「MUST」と「WANT」の絶妙なバランス

多分だけど、 このラピュタにしてもそうなんですけど、逆プルースト効果っていうのを引き起こす大きな要因って、自分の中のやらなければいけない「MUST」っていう感覚とやりたいっていう 「WANT」の感覚のバランスが整った時に、逆プルースト効果って起きやすいと思うんですよ。

つまり脳汁がドバドバ出て自分が興奮して没入しているって自分を客観視できる状態。

そんな不老状態に絶対逆プルースト効果って生まれるんですよね。だから曲がりなりにも僕も何もしなくても生きていけるっていうような そんなFIREしてるような状況じゃないし。 やっぱり自分でご飯を、おまんまを食べていくために働いていかなきゃいけない。 スタッフもいるしそれを守っていかなきゃいけない。っていうようなストレス。そこが結構大きいなぁ。

小さい頃はさ、自分の親が一生懸命働いてくれて 僕の子供を育てるためにものすごく頑張ってくれたっていう。だからお金とか生きていくために努力しなきゃいけない人間が生きるための最重要なストレスがなかったわけですよね。そう考えるとやっぱりまあ逆プルースト効果生まれにくくなっただとか、 夢で空が飛べなくなったっていうこともおそらく自分の生活の環境の中で「MUST」っていう感覚があまりに多すぎるからだと思うんですよね。

じゃあその「MUST」っていう感覚を極限に削除して、「WANT」の感覚をメインにやっていくとなると、本当自給自足の生活が一番いいのかなと思っちゃうんですよね。

だからね、たとえば元俳優の東出昌大だとかはね、最近ご結婚されてお子様生まれるなんてことで。まあ杏さんと不倫(離婚)があってああいうことになってしまったけど、多分彼って今逆プルースト効果、起きまくってると思うんですよ。 本人がそういう環境というか状態になったことがあるかどうかは知らないけど、 何がいいかどうかはさておきね。

ただ、僕の中では「逆プルースト効果を追い求めてこれからも生きていく」っていうこと。

これはやっぱりラピュタそしてナウシカを観る度にやっぱり再認識するわけです。

あの匂いを嗅ぎたい・・・・ゼエゼエ。

そして逆プルースト効果が一番生まれやすい環境っていうのは今MUSTとWANTの兼ね合いもそうなんですけど、やっぱり活字を読んでいる時っていうのは 逆プルースト効果起きやすい。

思い起こしてみればね、小さい頃図書館で僕本を読むのとか大好きだったんですよ。 学校の図書館でも。だから江戸川乱歩とかハリーポッターとか。「ズッコケ3人組」とかね。若い人は知らないと思いますけ「怪人二十面相」だとか。あのあたりを読んでいる時っていうのは、逆プルースと起きまくってましたね。

人それぞれの逆プルースト体験

これすごく面白い話なんですけど、僕の友達にある元プロバスケット選手がいるんですけどね。逆プルーストみたいなことが あるって自分でも言ってたんですよ。どういう環境かというと、その人にとってはちょっと古めの体育館で 延長戦というのはバス基本的にないのでギリギリに1点差2点差ぐらいでラスト30秒ぐらいの時に逆プルーストが起きるんだって。 何か言葉にはできないんだけど、変な匂いが嗅覚とか脳で嗅ぐような香りがするんだよね。っていう。前飲みながら言ってたんですよ。 それまさしく逆プルーストですよね。

多分小さい頃だとかプロになる前に決定的なそういう状況があったんですよ。 それを聞くことによって逆プルースト効果っていうのがあって、結構そのスリルっていうか彼にとってはまあプロのアスリートでしたから 、その感覚っていうのがすごく強かったのかもしれませんけどね。だから人によって逆プルースト効果で起こり得る状況だとか発生する香りってのはもちろん 違うと思うんですよ。

逆プルースト効果を追う

「香り」ってさ。言語化することだとか具現化すること 基本的にできないじゃん。 できないので、本当に十人十色、百人百色だと思うんですけど、そこがまた人間たる所以っていうか。

面白いよねー。 僕は多分、進む道を間違ったかもしれませんね。 こういうなんか心理的とかアートだとかそういったところを科学的に研究するような道に進んだ方が良かったのかもしれない。 今はもうちょっとねー、さすがに今からそっち行くっていうのはちょっと気が引けるので、個人的に何か色々やりながら逆プルースト効果を追い求めて生きていくっていう感覚かな。

逆プルースト効果ハンターに、俺は成るっっっ!!

これ聞いてくださっている医療関係者の方いらっしゃったらね、ぜひちょっとお話ししたいです。心理学的なところだとか、大学の方でそういった領域を研究されている教授の先生方、ぜひこのラジオでもお話しましょう。色々ね、お話を聞かせてもらいたいなと思います。 まあ、昨日か一昨日か。 静岡の浜松市長が台風が来るとなんかこうゾクゾクする 興奮するって言った件。思わず言っちゃいましたよね。 逆プルースト効果というものに毒されているというか、彼もそれを常に求めていると思うんですよ。だから僕はね、あの公の立場として彼はああいうふうにおっしゃってすごくこう叩かれてますけど、(気持ちが)わからなくもない。

台風による逆プルースト効果

確かにこんだけ全国で被害が出まくってるんだけど、彼も逆プルースとの虜になっているので。 謂わば、奴隷ですよ。僕らは逆プルースト効果の奴隷です。

人それぞれ違うんです。 趣味趣向も違う。だから変なこと言ってるなーって奴はおそらく逆プルースト効果の奴隷だと思えば、大体のことはちょっと許せるかもしれない。

「あー、今逆プルースト起きてんだなぁ」とかね。そう思うようにすると、ちょっと対人コミュニケーションストレスも減るよね。

このラジオを聴いていただいて、「そうだったんだ!」と思ったら僕としては嬉しいですね。

そんなことに気づいてしまったら、もう遅いです。

あなたは、逆プルースト効果の奴隷です。

またね。

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