ポケモンGO初日雑感@山梨
最近は個人的にAR(拡張現実)の展開の話もあったりするから、、、と色々と言い訳を付けて初めてみました。今や泣く子も黙るポケモンGO。
故・岩田聡 氏が「やる以上は、絶対の勝算を持って臨みたい」と公の場で公表してから時は経ち、アメリカでは約一週間でTwitterのユーザー数を超えて歴史上最もユーザーの多いゲームに。(!) 任天堂の時価総額を2倍に押し上げたりしています。そんな歴史の1ページが日本時間7/21にリリース。
TVではアメリカ大統領選や都知事、沖縄問題などのタイムリーかつディープなニュースソースを押しのけて、ほぼ全てのチャンネルにおいてトップ扱いになっています。そんな中、田舎of田舎…、山梨県に住んでいるコピーライターの僕が初日にダウンロードしてチョロっと触って思ったことをピックアップ。
【POKEMON GO 10個の気付き@山梨】
1. 東京に比べて異常にポケモンが少ない。
2. 運転中は超危険。ポイント毎に駐車して周辺徒歩散策が吉。
3. 文化遺産などが豊富なエリアに住んでいるので、ポケストップは充実
4. 車社会なのに、みんないつもより余計に歩く
5. 利用者が多いエリア=ポケモン豊富=田舎不利(笑)
6. 目的地まで余分迂回して歩いてしまう
7. 甲府駅前のビアフェスがポケモンフェス化
8. 親子のあたらしいコミュニケーションの可能性。パパのチャンス到来。
9. ポケモン初期世代、小学生ぶりにポケモンに回帰。(←筆者同)
10. 田舎でもスマホ片手に深夜徘徊するユーザー多数出没
こりゃ、流行るわ。
取材の合間などを利用してやってみましたが、恐ろしいほどに可能性と中毒性を孕んでいます…。これまでのIT社会でここまでの急激なブレイクって初めてじゃない?パラダイムシフトですわ。
一方、任天堂側は早くもこんな発表をしています。冷静です。
「株式会社ポケモンは、当社が議決権の32%を保有する持分法適用関連会社であるため、当社の連結業績に与える影響は限定的です。」
まさに一過性のARバブルが到来。
もちろん、新しい扉が開いたのは言うまでもありませんね。
ポケモン保険、ポケモン割、ポケモンオフ会、ポケモンお見合い(←)
それに、他の本格的なARゲームも出てくるのは間違いなさそうです。
子供が欲しいポケモンをゲットして全国のお父さんはスーパーヒーローになる大チャンスでしょう。
さて、僕が今住んでいる山梨県南アルプス市はフルーツだけに留まらず縄文期から昭和期にかけてとても重要な埋蔵文化財・歴史文化財でも有名なんですが、市内の至るところに点在している歴史スポットがすでにポケスポット(※)となっているようです。(※ゲームに必要なポイントやアイテムなどをゲットできる指定地点)
昨年、「全国土偶キャラ総選挙」という激烈にマニアックなコンペティションを見事優勝として勝ち取った「子宝の女神ラヴィ」がいることでも知られるふるさと伝承館は、ポケモンGOワールドでは荘厳なジムとしてそびえ立っていました(笑) (とりあえず充電しろ、という話)
こうした様に、ポケモンGOを通して地域の文化的なポイントに目が向けられたりするのはすごいポジティヴなことですよね。色んなシーンに波及していくのは間違いなさそう。店舗ビジネスではクーポンへのアプローチも変わるでしょう。さてさて、何がはじまるのかな。
※歩きスマホや、社会マナーは守りましょう!
では、また。