ホロスコープで1人遊び-火星を読む-
セルフ星読み、今日は「火星」を探究していきます。
いちりつの「火星」基本スペック
・サイン:♊(柔軟宮・風)
・ハウス:1ハウス
・サビアンシンボル:大きなビーチの群衆の前でパレードする水着の美女たち
・アスペクト:月♎とスクエア / 天王星♏とトライン
火星は、戦いの星ともいわれます。個人を社会で活かしていくための戦いなので、行動力や熱意、エネルギーポイント、そして、どんなことに怒りや苛立ちを感じるかなども表します。
社会を渡っていくための武器ともいわれるようです。
ただし、エネルギーが高い分、取扱注意でもある。使いすぎるとオーバーワークで壊れたり、自分を傷つけたりする恐れもあるので、適切なメンテナンスが必要そうです。
何をすれば自分のやる気に火がつくのか、自分の着火点を知ることのできる星でもあります。
1ハウス双子座の火星ということで、
自分をアピールしたい気持ちやチャレンジ精神を持っていて、負けず嫌いな熱いタイプ。それゆえ、他人を言い負かしたい欲求が出てくることも。物事の決断が早くじっくり考えるよりも先に行動しながら正解を探っていき、行動することで自分の意志を確認します。ひとつのことにじっくり取り組むより、常に複数のことに取り組んでいきます。
情報を伝えること、情報を拡散すること、知的好奇心を満足させることでやる気に火がつきやすそうです。
1ハウスのナチュラルサインは牡羊座で、牡羊座の支配星が火星ということで、1ハウスに火星があるというのはなんだかしっくりきます。火星と同じくASCも双子座なので、情報伝達やコミュニケーションはとても自然にできるから、そこに火星のエネルギーを使えばいいだけなので無理がないですしね。
複数のことに同時に取り組むこと、これはまさに今の仕事に直結します。クライアントも複数、仕事の種類も複数、何の苦も無くうまくバランスを取ることができています。
月♎とのスクエアについては、「月を読む」の記事で詳しく掘り下げたのでここでは割愛しますが、火星のエネルギーをうまく月を満たすことに使うことで、自分のオンオフスイッチをうまくコントロールできていると思います。
もうひとつのアスペクト、天王星♏とのトライン(120度)を見ていきます。トラインということで、火星と天王星のエネルギーがスムーズに通ると読めます。
直感やひらめきを生かして行動することで、現状を変えていくきっかけや原動力とすることができそうです。柔軟宮で風エレメントの♊火星は、実行スピードの速さとフットワークの軽さが持ち味であり、その行動力を6ハウス的な医療やケア、社会インフラなどの分野の変革に使えるといいのかもーと個人的には思っています。 確かに、ケア領域や教育領域での変革にはとても興味関心が高いので、火星♊と天王星♏のトラインをうまく使っていきたいなぁ。
ということで、そろそろサビアン・シンボルにいきます。
火星のサビアンシンボルは、自分の中の男性性の声、意欲を表すようです。
サビアンシンボルは
「大きなビーチの群衆の前でパレードする水着の美女たち(A Parade Of Bathing Beauties Before Large Beach Crowds)」
ん???なんか見覚えが。。。金星のサビアンシンボル(日曜日のビーチを楽しむ群集)となんか似ていますね。ビーチにご縁があるのでしょうかwww
そこで、いつものGoisuNetをチェックすると、
双子座は世の中や身のまわりで起こっていることを敏感にキャッチして、それを言葉に置き換えて、多くの人々に伝えることを目的としたサイン。~その集大成でもある最終度数のここでは、世の中の流れや風潮をいち早くとらえて、まだ誰も示していないうちに、それをみずから体現してみせる人を表しているでしょう。~この度数を持っている人は、時代の空気感を読み解く独自の感性を持っていて、それをなんらかの形として人前で示す立場になりやすいでしょう。頭の回転が非常に速く、スマートで、多くの人たちの心情に訴えるような表現能力を兼ね備えています。~サビアン・ワードにある大きなビーチとは、次のサインである蟹座が象徴する人々の情感の世界。そこに対して強烈にアピールする水着の美女たちが、大きな名声を得ることにもつながるでしょう。
ビーチは、「人々の情感の世界」を象徴しているようです。確か、海は人々の感情的な集合無意識を象徴しているということだったので、社会や世の中に対して、何かをアピールしていくことが本当の意味で、火星を活かすっていうことかもしれません。
自分の身の回りだけで火星を使うということはけっこうできている気もしますが、年齢的にも、そろそろ社会に向けて火星を使っていく時期が来ているなーと思います。
人を惹きつける磁力をもし生まれながらのスペックとして持っているとしたら、自分の思いや考えを魅力的に表現していくことを、社会を変革していく方向に活かせるといいのかもなぁ。
6Hステリウム持ち、裏方としてチームをサポートすることのほうが自然にできるので、自分の思いや考えを熱く表現していくというのはなかなかハードな課題ではあるけれど、まあ、コラボライブに誘われたときは迷わず受けるぐらいのところから始めようっと。
さてさて、占星術の世界では太陽から火星までの天体をパーソナル・プラネット(個人天体)と呼び、木星と土星をソーシャル・プラネット(社会天体)と呼びます。
火星は、ちょうどこのパープラとソシャプラの間に位置し、個人が社会へと飛び出すエネルギーでもあります。月、水星、金星、太陽を通して個性や才能を見出し、次の段階である木星や土星を通して社会と関わっていきます。次の段階へ橋渡しするべく、火星が個性や才能を自分の外側へ表現していこうとします。
太陽星座は、この人生における目標や自分らしい生き方を意味しますが、持って生まれた太陽の意思をこの社会で実現するためのエネルギーを与えてくれるのが火星。うまく火星を使いこなしていきたいものです。