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ホロスコープで1人遊び-冥王星を読む-

ついについに、10天体最後の冥王星までたどり着きました!
って、完全に自己満足な世界ですけど、いいんです、いいんです。
まずは、自分が楽しむこと、学びはそこからがスタートなんです。

ということで、冥王星のセルフ星読み、行ってみましょう!

いちりつの「冥王星」基本スペック
・サイン:♎(活動宮・風)
・ハウス:5ハウス
・サビアンシンボル:山から出てくる炭坑夫
・アスペクト
♊ASCとトライン/ ♈木星とオポジション

破壊と再生の星と呼ばれる冥王星。怖いイメージを持ってる方も多い気がしますが、個人的には、ぶっ壊して新しくするって、とってもワクワクしますwww
時代ごとの⽂化を創り出していく天体であり、常識を壊すような強い⼒、宇宙的な次元からの世代的な魂の変容みたいなものを表します。

冥王星が12星座を一周するのにかかるのは、なんと約248年!冥王星の軌道は他の星の軌道と比べ楕円の度合いが大きく、1つの星座に滞在する期間にはばらつきがあるようです。射手座付近でもっとも早いらしいので、今現在水瓶座ということで、しばらくサインの移動の頻度が高めだったってことですね。冥王星は社会を支配するような大きな力を象徴しており、冥王星があるサインから次のサインに動くときに、世の中を支配する力のシフトが起こるということになります。つまり、サインの移動頻度が高いということは、時代の変化が激しい時代を生きているってことになりますね。

わたしは、冥王星天秤座世代(1971年から1984年生)。海王星射手座世代とほぼかぶります。ロスジェネといわれる世代です。正義と平等をつかさどる天秤座。パートナーシップや結婚観を根底から変えつつある世代、共働きが主流になり、ジェンダー平等などを意識し、新しい形のパートナーシップを模索し始めた世代です。

他のトラサタと同じく、サインは世代的なものを表すので、ハウスを見ていきます。私の冥王星は、5ハウスに在住しています。5ハウスは、創造力を発揮する場所。趣味や恋愛、創作、出産など、自分個人の楽しみや喜びを表現することがテーマ。 自分の内側から湧き出てくるものを外へ向けて表現することを表しています。

5ハウスに冥王星があるということは、独⾃のクリエイティブなセンスがあったり、特異な分野に興味を持ち、採算度外視で熱中したりと、なかなかユニークな星の元に生まれてきたことになります。それが、芸術面で発揮されるのか、恋愛面で発揮されるのか、何か得意な趣味の分野で発揮されるのか。。。自分的には、全くそんな資質があるとはみじんも感じないのですが、うーん。
創作活動にもこれまであまり興味を持ったことがない、というより、芸術的センスがないことが逆にコンプレックスなぐらいなんですが。。。今はやりの推し活にも全く興味がないし。。。自分自身がというより、誰かの感性を高める・インスパイアする力もあり、人の創造性を高める、芸術レベルを底上げするような力を持つというようなことがyujiさんのブログのどこかにかかれていたので、そっち方面で使っていくのもありかなー。

もしかしたら、なにか影響を及ぼしているアスペクトがあるかもなので、アスペクトを見ていきます。

まず、♊ASCとトラインですが、ASC(アセンダント)は、生まれた時の自分、外から見える自分を表す感受点。コンジャンクションしてると影響力が強そうですが、ソフトアスペクトなので、人生の中で挫折しそうな経験をしても復活することが出来る再生力を持っていたり、無理だと思うような難題であっても乗り越えようと底力を発揮することができたりと読めそうです。困難に直面したときには、双子座力を発揮することで、乗り越えて行けそうですね。

そして、♈木星とのオポジション。「木星を読む」で考察した内容を簡単に振り返ると、拡大発展の星と破壊と再生の星が引っ張りあってるってことで、木星の在住する11ハウスの領域で牡羊座力を生かしてうまく使いこなすことで、社会課題の破壊と再生を推し進めるパワーにもできそうです。そう考えると、クリエイティブな力を、何かを作品を生みだしたりといったアート方面ではなく、社会課題の解決にうまく使えると自分らしいのかもしれないなぁ。

最後に、サビアン・シンボルにいってみましょう!
世代天体ということで、冥王星のサビアンシンボルは、「この時代にしか体験できないこと」を行うために生まれてきた「魂の目的」と捉えることができ、個人的には在住するハウスでどのようなことを体験したいと思っているかを読み解くことができるようです。

山から出てくる炭坑夫(Miners Are Surfacing From A Deep Coal Min)

GoisuNetさんから解説を引用します。

>>>集中力を発揮して、未知の分野の解明に挑む人
炭鉱夫が危険を冒してでも山に入るのは、そこに貴重な資源が眠っていると信じているからでしょう。鉱山にあるであろう、未知の宝物を掘り出しに行くのが炭鉱夫です。
この鉱山を人間に置き換えてみると、この度数の特徴が見えてくるかもしれません。
未知のものに挑んで、それを解明しようとする人。注意深く炭坑を掘り進めるように、息をつめるような集中力を発揮することができるでしょう。
未知の領域に眠っている知恵と向き合って、徹底的に掘り下げていくかもしれません。多くの学説や可能性の中で、真実がどこにあるのか、天秤座は天秤のバランスを取る調和点としての真実をあらゆるものの中に求めていきます。外にある未開の地を掘り進めることで、自分自身の中にある可能性をも同時に掘り下げることになるのでしょう。
この度数を持っている人は、研究者気質であり、どんな物事でも徹底的に解明したくなるかもしれません。自分なりに納得のいく真実をつかむまで、あらゆる角度から可能性を検証していくようなところがあるでしょう。
サビアン・ワードにある山から掘り出されるものは原石ですから、それはそのままでは使うことができず、磨きをかけていく必要があります。高い精神力と抜群の集中力でそれを磨いていきますが、やり過ぎて体調を崩さないように健康管理に気を配る必要があるでしょう。
時間はかかりますが、みずからの手で解き明かしたことに関しては大きな成果が得られるはずです。自分自身で見出した価値に徹底して磨きをかけていきましょう。>>>

おもしろいのは、トランスサタニアン3星になってから、サビアンシンボルがググっと男性的でマッチョな感じなやつに変わっているところ。それまでの7天体って、クリケットしてたり、海水浴を楽しんでたり、妖精が踊ってたり、個性的で魅惑的な大人の女性だったりと楽しげで明るいイメージのものが多かったのに、いきなり海岸の大きな岩場に打ちつける大波だったり、旗が鷲に変わったり、山の炭鉱夫だったりイメージとしては真逆。そして、3星とも大きな困難を乗り越え、体と知性を両方使って新しい世界を掘り起こし磨き上げるみたいな共通項を持っています。全部で360個もあるのによくもこんなに似たようなシンボルが集まったものだと感心します。

やはりそこには人生で向き合うべき大きな意味があるのだろうと思うのです。
ああ、なんかやっぱり、深いなぁ。沼だなぁ。と、ここまで10天体をセルフ星読みしてきて感じます。
もちろん星読みのいろんなセオリーはあるわけですが、だからって同じ読みになる訳ではなく、どう読むかはその人次第。
そこがおもしろいんだよなー、やっぱり。

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