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ニコライ堂とキリスト正教会
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ニコライ堂
東京復活大聖堂
東京都千代田区神田駿河台4-1-3
「ニコライ堂」の名で知られる東京復活大聖堂は大主教ニコライによって1884年から1891年に7年の歳月をかけて建設されました。1923年の関東大震災により鐘楼が倒壊、それによってドームが倒壊しました。およそ6年の歳月をかけて聖堂を復興させました(資料より)
御茶ノ水に来たので
用事を済ませた後
ニコライ堂に初めて行きました
3月に介護の研修で通ってた時
毎朝ニコライ堂を見ながら
すごい建物だな~
一度おまいりしたいな~
と思っていました
予約なしに行きましたが
見学させていただけました
一般拝観
月曜日を除く13時~16時
(4月1日~9月30日まで)
10月1日〜3月31日は15:30まで
団体見学(10名~30名)
月曜日を除く13時~16時
(4月1日~9月30日まで)
10月1日〜3月31日は15:30まで
一週間前までに予約が必要
拝観献金:大人300円
(中学生100円、小学生以下無料)
中に入ると5,6人のグループなど
私も合わせて15人ぐらいが
見学していました
しばらくすると
教会の事を説明する
ガイドさん(女性)が来て
ニコライ堂の歴史を
教えてくださいました
キリスト教はカトリックと
プロテスタントだと
思っていましたが
正教会というのもあるのですね
「イコン」という言葉も
初めて聞きました
イコンはギリシャ語の「エイコン」(像)が変化した言葉で主として東方正教会で崇拝されているテンペラ技法を用いた板絵の聖画像をさします。
(ネットより)
「イコン」は「ついたて」のような
宗教画で
とても大きなイコンが堂内にたくさん並んでいました
讃美歌ではなく聖歌ということ
パイプオルガンなど楽器は使わずすべて声を使うこと
十字の切り方もプロテスタント、カトリックとも違うそうで
普段十字を切ることもない私は初めて聞くことばかりでした
ガイドさんのお話が
世界史を中心に話されるので歴史に関してほとんど理解できず・・
いかに世界史をさぼっていたか痛感しました
ガイドさんから皆さんに
「夕方に公祈祷があるのでお時間ある方はどうぞ」と
お誘いいただきました
せっかくお誘いいただいたので公祈祷に参加しようと思い
お茶の水のカフェで軽食を摂り夕方再びニコライ堂に行きました
門を入ると
クリスマスのイルミネーションが点灯していました
暖かい日でしたが
もう12月なのですね
中に入り初めて参加することを告げると
係の女性が丁寧に説明してくださいました
十字の切り方からわかっていないので額から胸、
右から左に切ることを再び練習しました
今まで左から右だと思っていましたがそれはカトリックのやり方だそうです
公祈祷は今まで見てきた教会のミサ的なお祈りとは
違っていました
一番違うと思ったのはずっと立ったままでイスに座らないところです
高齢の方や荷物をイスに置いたりするのはいいそうです
知らない人は普通に座っていましたが
特に怒られることもありませんでした
公祈祷が始まりました
神父さんが乳香を入れた器を振りながら堂内を歩きます
とてもいい香りでした
外国の教会ですごく大きな香炉が
紐でつるされて教会の端から端まで
振り子のように動いているのを
テレビで見た事ある、と思いました
神父さんが何かの言葉を歌います
歌と言っていいのかもわかりませんが
神父さんがオペラを歌っている感じ
オペラ歌手のようにとても上手なのです
普通に聖書を読み上げるところも
もちろんありますが
とても声が大きくてマスクをしていても
すごく通る声
堂内の右側には何人かの信徒さんが
伴奏のように静かに歌っています
公祈祷が始まって
神父さんの歌声を聴いたとたん
涙があふれてきました
参列してる人が少なく一番後ろにいたので
目立ちませんでしたが神父さんが歌い始めると
涙が出るのです・・・
歌なのかもわからないのに
意味もわからないのに
泣けるのが不思議でした
30分ぐらいしてやっと落ち着いてきて
最後までなんとか参加することができました
途中少し座ったりしました
公祈祷が終わった後ガイドさんがいらしたので
感動したことを話すととても喜んでくださいました
あの涙は魂が嬉しかったのね、と
鈍感な私でも感じることができました