シンドラーのリスト
今晩は、映画『シンドラーのリスト』を見たので感想を書きます。
あらすじ
話の内容はオスカー・シンドラーがアウシュヴィッツへ運ばれるユダヤ人1100人を救う話である。
話の序盤ではシンドラーはお金儲けのためにユダヤ人を工場で働かせる。
その中で労働力であるユダヤ人が次々と収容所へ運ばれていく光景を目の当たりにする。最初は労働力が奪われる事、お金を稼げなくなる事に不安を覚えていたが、ユダヤ人がなんの理由もなく殺される事にシンドラーは疑問を抱く。
シンドラーは収容所内で工場を作りあくまで戦争のための労働力として彼らに安全を与える。
彼らがアウシュビッツに運ばれる事になると今まで貯めた多額のお金を賄賂に使用しあくまで労働力として連れ出す、その人数は1100人に及んだ。
連れ出した人達と工場を経営を始めるが利益は全く出ずお金だけが無くなっていく。
戦争が終結すると1100人は自由の身となりシンドラーは追われる身となるが1100人のユダヤ人の命を救う事に成功する。
しかしシンドラーは1100人しか救えなかった事を悔み泣く。
感想
シンドラーは最初はお金の為にユダヤ人を利用するあまり良くない人間に見えたし、実際にそうだったのだろう。しかし、あまりに残酷な状況にシンドラーの気持ちに変化が起きた。
ドイツ軍が悪いのかユダヤ人が悪いのかもはや何が悪いかは問題ではなく目の前の命を救えないのが問題だった。
1100を救ったシンドラーが車を売ればもっと人を救えたと嘆けくシーンは映画の最初では全く想像できないシンドラーの姿であった。