ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンデッキ〜その1〜
はじめに
どうもみなさんこんにちは。ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン1枚自引きしたことで発売日当日に興奮した法相です。
今回は自分が作ってみて実際に対面に使用したドリーム・ボルメテウスのデッキの供養兼解説をします。
なぜこの構築ではよくなかった、どういうところが悪かったなのかなど自分なりの反省点を文章化したかったのが主ですのでそこを留意していただきましたら幸いです。
メインカード
コンセプトカードになります。ドリーム・クリーチャーは性質上1枚しか出せないので古より伝わるハイランダー・ボルコンにおいては気にならず投入できますね。ですが今回は3枚投入している型になりますのでご留意ください。
ハイランダー構築、ボルコンというデッキタイプはかなり好みが出ますのでとても面白いですよね。では続いてデッキレシピをご紹介いたします。
デッキレシピ
・デッキコンセプト
元々私自身が5Cというデッキタイプを好んで使っており、以前も多色でありつつ事実上のアンタップインする新世界パーツを多用した他のデッキや思い入れがあり、マナからの召喚を可能にするグレイトフル・ベンも使用すれば無理に踏み倒しを使用せずにフェアリー・ミラクルの条件もクリアできるのでビッグマナ戦法を行いやすいと考えたからです。
また、新世界パーツはGストライク能力を持っているので受けも固くできるという点も大きかったのです。加えてディスペクターという種族自体も強力な能力を持っているのでボルメテウスを出すまでの繋ぎになるという思惑もありました。
・採用カード
・新世界パーツ
各2枚づつ、事実上のアンタップインマナかつGSがあるため採用しました。
結果として禁王創来のごとくなかなかパーツが引けず、欲しい色も来ないことが多発したためもしこの型で組むならパーツを一種類に絞り込んでの4枚投入して他の色バランスを調整した方がいいというのが回した印象でした。
出すことができればボルメテウスでシールド焼却の後、こちらで攻撃すればトリガーの可能性を減らしつつ相手の手札を全ハンデスできるので噛み合い自体はいいと思ったのですが……
もし今後この構築で出すことを考えるならば、パーツは3枚づつにします。
・砕慄接続グレイトフル・ベン
王来編に登場してから様々なコントロールデッキやビッグマナにて活躍して、かなりの活躍をしたのでご存じの方も多いと思います。わりと最近でも5c蒼龍で活躍しましたね。
筆者をCS本戦に1番近づけてくれた思い入れのあるカードです。
出た時墓地のカードをマナに変換する上、ターンに一度マナからクリーチャーを召喚できるし、ディスタスであればただ出しできます。ベンチョイスからのシールドトリガー踏み倒しというバグみたいなことができます。
今回のメインギミックポジションだったが、3枚だといざという時に出せなかったり、処理されるので4枚採用が普通です。真似はおすすめしません。
デッキにDisアイ・チョイスを1枚しか採用してなかったのも相まってフルスペックを発揮させることができませんでしたので反省です。
・聖魔連結王 ドルファディロム
王来編最初のパックで収録されたディスペクターであり、とてつもないコントロール性能とロック性能を併せ持つオーバースペックなクリーチャーです。
単色限定とはいえ呪文を唱えさせないということは非常に強力で、EXライフによって場持ちもいいので除去には手間がかかります。加えて搭乗時とEXライフが剥がれると単色の相手クリーチャーを破壊します。
あらためて文字にして書いてみると、とんでもない化け物ですね。デッキによってはこのカードが出ただけで詰みますし、単色を否定するような能力は文字通り『王』に相応しいですね。
・頂上連結 ロッド・ゾージア5th
条件を満たせばコストが下がり、登場時に自身よりパワーが低いクリーチャー破壊と次の相手ターンに召喚制限をかけるカードです。EXライフのおかげでハッター・ルピアにも一度生き残ることができ除去と場に残るのがかなり強いです。
今回のリストにはありませんが、ミラダンテやラフルル・ラブを投入して革命チェンジで遊んでもいいですね。
・飛翔龍 5000VT
環境で見ないことはないと言っても過言ではない5000VT。鳥貴族に対してこのカードは死ぬほど突き刺さります。
軽減で出した後でもハイパー・モードになったハッター・ルピアを手札に戻すことができるので、マナが伸びていなくても場に出す価値がありますね。1枚しかないのですが、2〜3枚にすれば安定した登場が可能でしょう。
・ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」
今回のMAXレアでも再録された鬼強いカードです。友人から急に4枚私に送った報告が来て普通にびびりました。ありがとう。
受け札としての強さもありながら、相手クリーチャーの方が4体以上多くいた場合相手ターン終了時に踏み倒しで召喚できます。スマッシュ・バーストで殴る時にも下面の呪文打てるので高いのには納得です。
ごめんなさい嘘つきました。再録されてもなお高い。封入率はどうなっているのでしょうか? 多分しばらくしたらまた5000円近くには戻ると思います。高い。
・没理由
圧力が思いの外弱く、かつ思いの外ボルメテウスが着地ほとんどしなかったため。
元々の素材であるディスペクターは今でも強いが、この構築だとほとんどディスペクターによったためそちらの動きをした方が淀みなく強く動ける。
また、ボルメテウスを入れるためにベンの枠を 1抜いてブレイン・スラッシュも2枚と半端な枚数にしたためデッキ構築が歪んでおり本末転倒な結果になってしまった。
ロッドゾージアも軽減になることがあまりなかったために真価を発揮できなかったため大いに反省です。デドダムから次のターン確定でマナ武装を達成した獅子王の遺跡の動きも強力ですが、総じて
・マナは伸びるがベンを処理されたらしんどい。
・ギミックパーツが変な枚数なせいで事故率が上がる。
・肝腎要のドリーム・ボルメテウスが出しづらい
というのが使った印象でした。劣化版の5C蒼龍や5Cディスペクター、4C天門ベンといったところでしょうか。ディスペクターを詰め込みすぎたのも今回うまく回らない要因となったのでしょう。
とはいえ使いたいギミックがディスペクターにあるのも事実でして、次回は呪文を主軸とした5Cザーディクリカのギミックを流用したデッキを作り対面をしてからまた記事にしたいと思います。
終わりに
今回は以上で記事を終わらせていただきます。
緑を入れた時点でボルコンじゃねぇ! という人も一定数いそうですが、試せることは試していきたいのでご容赦いただけると幸いです。それと同時に誰かがデッキを作る際にこの記事を見て「考えたけど、こういう欠点があったのか」、「この部分を削ったらもう少しよくなるかも」など何かしらの参考になれば幸いです。
それではみなさま、よいデュエマライフを過ごしてください。