ボルメテウス・モモキングを救いたい
こんにちは。初めましての方は初めまして。法相です。
今回はタイトル通り、ボルメテウス・モモキングをどうにか使って救ってあげたいと考え、この記事を書いています。
ではまず、このカードのスペックを見ていきましょう。
1.カードスペック
7コストのスター進化クリーチャーで、登場時に相手のパワー3000以下のクリーチャーを破壊するか、シールドを1枚焼却する能力を持っています。以上です。
はい、ボルメテウスの名前を冠していますがその効果は登場時の一度きりだけです。攻撃すれば普通に相手のシールドを割ってしまうので、S・トリガーの危険がつきまといます。
Wikiにも書かれているのですが、このモモキングの効果はツインパクトのボルメテウスの呪文面「ボルメテウス・レジェンドフレア」のような効果です。しかしこちらは3000以下破壊とシールド焼却を両方行えますし、1マナ軽いので使いやすいです。
本来は本家と同じ効果になる予定だったらしいですが、モモキングJOとのコンボが前提となっておりそのままだと強すぎるからこのように調整されたらしいです。弱体化しすぎでは……?
2.強みを考えてみよう。
とはいえ文句や弱音を言っていても何も始まりません。このカードを強い風に考えてみましょう。
あれ? そういえばよくよく思い出してみれば、このシールド焼却の効果はなにかボルメテウス以外にもみたことがあるような……
な、なんということでしょう、今でも人気であるバイクの殿堂カード、レッドゾーンZとほぼ同じ効果です。
こういうと一転してとても強そうに見えますね。ボルメテウス・モモキングはコストとパワーでこちらに劣りますが2種類の効果があるから実質同位互換ですね。強そう。
ではそれを踏まえて考えたデッキがこちらです。
3.デッキリスト:JOボルメテウス
はい、どう見てもただのJO退化になりました。
違いらしい違いはボルメテウス・モモキングが4枚フル投入されていることです。普通のJO退化では0〜1枚なのでここで差別化ができますね(強がり)。
ともあれPコンビ殿堂によって出力が下がったとはいえ、JO退化の爆発力は圧倒的なもの。侮ることはできません。そこに上振れた時のためのサブギミックであるドルガンバスターと除去枠の超英雄タイムを入れて完成です。
4.このデッキの動かし方
2ターン目にフェアリー・Re:ライフでマナを伸ばすか、進化設計図で手札を潤沢にしましょう。優先順位は設計図>次元の霊峰>Re:ライフと言ったところでしょうか。
3ターン目には豊潤フォージュンを使いマナと手札を同時に増やせるといいですね。ただ上振れ要因であるドルガンバスターのギミックがあればそちらに舵を切った方がいいです。
理由としましては最速ドルガンバスターは昔環境で猛威を震わせていただけあって、序盤に盾を多く割っていくことは次のターン以降にトリガーを踏んでも相手が返しにくいことになります。
どんな強力なカードであっても、3ターン目ではマナがまともに伸びないのでS・トリガー以外での反撃は難しいです。加えてバスターからJOが出ればシールドを割り切ることができますので、コンボとして入れておいても損はないでしょう。
キャンベロ<レッゾ.Star>
4ターン目になると順当にいけばJOが召喚できるようになっているので、ここで勝負を決めに行きましょう。
このデッキの強いところとしてキャンベロ<レッゾStar>という相手に召喚制限をかけるカードがあるので、手札にあれば積極的にボルメテウス・モモキングと一緒に侵略して出しましょう。事実上召喚制限をかけるT・ブレイクになります。
そして個人的にオススメというか乗ってみると面白そうなカードがこちらになります。
無双龍騎ボルバル・モモキング
登場時に自分のシールドを2枚ブレイクし、バトルする能力を持っています。ブレイクなので割った中に進化設計図があれば進化クリーチャーという弾丸を増やせます。
加えてQ•ブレイカー、つまり4枚ものシールドをブレイクするわけなのですがここでトリガーやガードストライク(以下GS)がなければ、初期シールドの5枚のままであれば次のJOの進化先をボルメテウス・モモキングにすることで安全にダイレクトアタックを狙いにいけます。この動きはテーマ的にもボルメテウス・モモキングしかできない芸当なので
当然ニンジャストライクなどあれば防がれますが、たとえ守れてもシールド1枚分のアドバンテージを稼いでおり、JOの性質上進化クリーチャーを握っていればまだ攻撃ができるので勝利も目前でしょう。
ボルメテウス・モモキングも2枚あればなんだかんだでシールド2枚を焼却できるので、決して弱くない動きはできます。
弱く見えてしまうのは環境の激しいインフレによるものと、『ボルメテウス』という名前が偉大すぎたが故に起きた出来事なのかもしれませんね。元祖ボルメテウスもツインパクト版やGSがついたりしても環境の速度やパワーに追いつけていなかったので、ボルメテウス・モモキングを弱いカードと言い切ってしまうのは私の早計であったと言わざるを得ないでしょう。なお今回もボルメテウスの名を冠して登場時だけでも盾焼却をできるので心の中でボルコンの一部だと思っております。
仮に勝舞世代の時期にスター進化でなく普通の進化としてでていたら、すぐに殴れて盤面を除去するか1枚の盾焼却を場面によって選べるコントロールのカードとして活躍していたことでしょう。
と、もしもの話はここまでにしておき今回はこの辺で失礼致します。
今回門最後まで読んでいただきありがとうございます。よきデュエマライフをお送りください。
法相