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【実録】PoSステーキングノードの運用実績を公開します

弊社は、集権的な組織に頼ることなく個人が生き生きと暮らせる社会を目指し、ブロックチェーン技術の普及と分散型社会の実現を理念に活動しています。ブロックチェーンに接続するコンピューターデバイス(ここではノードと呼びます)を日本中に分散させることが目標です。

今回は、実際に稼働しているノードの実績を公開します。この結果は、特定銘柄の購入の推奨や未来の投資結果を保証するものではありませんので、ご了承ください。

Horizen(ZEN)ステーキング運用

ノードデバイスを使って運用していた、Horizenというブロックチェーンのステーキング結果をみてみましょう。

まずは、Horizenの簡単な説明からします。

Horizenブロックチェーンの概要

名称:Horizen(ホライゼン)
ティッカー:ZEN
公式Webページ:https://www.horizen.io/
White Paper:https://www.horizen.io/research/
特徴:
ビットコインのブロックチェーンをベースに、秘匿化技術を取り入れたプライバシーを重視するブロックチェーン

2021年3月現在で、アクティブなHorizenノードは39,275ノードあるそうです。Horizenのノードは、数あるブロックチェーンプロジェクトの中でもかなり多いです。

弊社で扱っている「Neunode」は、Horizenのノードに約5500台利用されています。Horizenノード全体の約14%がNeuNodeで稼働していたことになります。

運用の概要

ノード:Horizenセキュアノード
期間:2018年から開始
デバイス:NeuNode(Neukind社製)

Horizenのセキュアノードでステーキングを始める場合、42 ZENをネットワークにロックする必要があります。実際に、ブロックチェーンに残っているデータを見てみましょう!


ブロックチェーンのデータから報酬を見てみよう

Horizenの開発チームが提供しているトラッキングシステム(https://securenodes2.na.zensystem.io/nodes/all)からデータを確認できます。

画像1

フィルターで「neunode」を検索してみます。

画像2

「neunode」とラベルされたノードだけ表示されました。
適当に選んで、1ノードの稼働履歴を見てみましょう!

Node: 302904 neunodekeit12.nodes.neukind.jp 240d:1b:54:9900:5ccd:4eff:fe07:cd35 9033
Server: home: ts3.na current: ts3.na
System: unknown 6 cores
Versions: zen: 2002250 tracker: 0.4.0
Added: Sat, 22 Jun 2019 06:07:40 GMT
Updated: Thu, 18 Mar 2021 09:45:52 GMT
Cert Valid: true
State: up

このノードのIDは302904で、稼働した日は2019年6月22日(土)のようですね。Horizenのステーキング報酬に関するデータは、Paymentsのページからみることができます。

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データをExportして計算してみました。

ステーキング運用の結果

2019年6月22日に弊社でステーキングノードデバイスを90,000円で購入した場合で計算します。現在と販売形式が異なるので、実際の購入価格はもっと安かったかもしれませんが、厳しめに90,000円にしました。デポジットに必要な 42 ZENも90,000円に含まれます。

2019年6月23日〜2021年3月18日までのステーキング報酬は、8.5 ZENでした。2021年3月18日のZEN/USDのレートは、1 ZEN=57.5ドルです。ステーキング報酬合計は、

8.5 ZEN × 57.5ドル = 489.19ドル(約53,300円)

1年9ヵ月間で53,300円の報酬があることがわかったので、ステーキング報酬のみの利回りは、

1ノードあたりの利回り(9ヶ月間) :53,300円 / 90,000円 = 59.22%

本来であれば、電気代や運用費が少しかかるので手取りはもう少し減りますが、パフォーマンスとしては悪くない結果だと思います。(ステーキングの強みは、複利でまわるところですので数年間で長期的に運用するとかなりのパフォーマンスが期待できるかも)

契約終了時のレンタル収入

弊社とNeukind社の協業したHorizenステーキングプランは、契約終了時にロックしていた 42 ZENがノードオーナーであるお客様に返還されます。仮に2021年の3月18日で契約終了の場合、ロックされた42ZENとステーキング報酬分も合わせると、

(42 + 8.5) × 57.5ドル = 2904ドル(約316,000円)

全体の利回りは、

リターン: 316,000円 / 90,000円 = 351%
伸長率: 251%

という結果になりました。実際は、31万6000円から諸経費を差し引いた分がお客様のレンタル収入になります。

ちなみにステーキング報酬が分配された時のトランザクションデータももちろん確認できます。

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以上、実際のステーキングノードの稼働データと報酬をお見せしました。今回しようしたデータは、全てブロックチェーン上で(エクスプローラー)で公開されており、どなたでも確認することができます。現在、このHorizenステーキング運用サービスは新規に販売しておりません。その代わりに他にもサービスを提供しています。

弊社では、ETHのステーキングやPolkadot(DOT)のノミネートもできます。分散型社会のインフラになるためノードを分散していきますので、ご興味あればお気軽にお問い合わせください。

【早いもの勝ち】1年間のみ、年利110%リターンが得られるレンタルノード運用サービスも販売しています。詳細はこちらから👇
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Zofuku Inc.
分散型ブロックチェーンデータセンターの構築
Email: hello@zofuku.com
HP: https://zofuku.com

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