年金代わり!?気になる暗号資産のステーキング運用成績を公開
2020年末から正月にかけて価格がかなり上昇し、暗号資産に対する関心が高まっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、暗号資産の中でも流通総額が第2位のEthereum(イーサリアム)のステーキングという運用方法でどのくらいの成績になっているのか。実際に、1ヶ月間運用した生のデータを公開します。なお、公開するデータはイーサリアムのブロックチェーン上に書き込まれているデータですので、改ざんなどされていない本当に生のデータです。
運用結果
さっそく結果から見せちゃいます!
運用期間:約1ヶ月(12/1~1/11)
収益:+0.54696 ETH
執筆時点での換算:61800円(1ETH=112,460円)
投資額:12/1のレート(1ETH=62,400円)で32ETH=約200万円
イーサリアムのステーキング運用では、バリデーターノードになるために32ETHをデポジットする必要があります。
簡単にイーサリアム2.0を理解しましょう
イーサリアムは、現在稼働しているブロックチェーンとは別で、新しいブロックチェーン(ETH2.0)に移行する計画です。2020年の12月1日にローンチされたビーコンチェーンとは、ETH2.0へ完全に移行するための第一歩となるチェーンです。ETH2.0では、これまでの合意形成とは違った仕組み「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」を採用します。煩雑な説明は省きますが、PoSでは、ステーキングと言ってある一定の金額以上をデポジットすることによってブロックチェーンネットワークに貢献できる仕組みです。貢献すると報酬が分配されます。この一連の流れをステーキング運用と呼んでいます。
スケジュール
2020/12/1 ETH2のビーコンチェーンがメインネット公開
2020/1/12 結果報告執筆
ステーキング運用の結果は、下記のビーコンチェーンのデータを表示してくれるWEBサイトで閲覧できるようになっています。
執筆時の収入結果は、このようになっています。
1日 +0.0128 ETH
今週 +0.0750 ETH
今月 +0.3756 ETH
累計 +0.5469ETH
年利 14.81 %
イーサリアム2.0のステーキング報酬の利回りは、ブロックチェーン全体にデポジットされる金額に応じてレートが下がっていく設計です。
ステーキング報酬の変化は、上記のサイトから確認できます。
運用成績の考察
仮に、ステーキング運用に必要な32ETHを2020年12月1日に購入していたとしましょう。12月1日時点のETHの価格は約62,400円でした。執筆時点(2021年1月12日)のETHの価格は117,820円です。約1ヶ月で価格が188%に上昇しています。
ETHの価格であるキャピタルゲインとステーキング報酬であるインカムゲインを加味すると、投資額200万円に対し約1ヶ月間の収益が61,800円なので、月利3.09%になりました。
ETH2.0のステーキング報酬は、デポジットされる全体量に応じて決まってくるのでおおよその計算はできます。現在では年間利回り14%ほどなので、簡単に10%で考えてみましょう。
2020年1月〜2021年1月12日までの1年間で、ETHの価格上昇率は708.1%です。(1年前は1ETH=15,000円だったなんて・・・)
仮に、半分の上昇率(350%)だとしても1ETH=412,370円になります。もし1年間運用すると、350%のキャピタルゲインに加えて、インカムゲインが年利10%で毎日報酬が入ることになります。
まとめ
ETHのステーキング利回りが10%程度と魅力的なことに加え、イーサリアムの開発コミュニティーの活発さもあり、今後もプラットフォームとして期待される部分は大きいと思います。
もちろん、ステーキングや暗号資産にはデメリットもありますし、イーサリアムのステーキング運用にも当然リスクがあります。ご自身で調べていただくのが一番ですが、弊社でもサポートできる箇所はお手伝いいたします。
弊社のサービスでは、月額4,200円ほどでETH2のフルノードを全てお任せで運用できます。手間をかけないETHステーキング運用にご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社Zofuku
https://zofuku.com
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