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AO二回落ちて一般でSFCダブル合格した話



こんにちは。

昨日はSFCのAO1期の結果発表だったみたいですね

Twitterで「 #春からSFC 」を見て、不合格の画面を見ては、落ち込んで泣いて、怒って、また泣いて、寝て、ぼーっとして、泣いてを繰り返してた去年の今頃を思い出します笑


当時AO1期の1次に落ちた私は絶望の中、「SFC AO落ちた 合格」をGoogleで検索し、藁にもすがる思いで同じような経験をした合格者いないかと探す日々。


でも見つからず... 


正直、相当落ち込みました。

自分の全部。今までやってきたこと、頑張ってきたこと、やりたいこと、希望、思いを全部、全部書いた書類だったから人一倍思いがあったし、思いが強い分自分の人生を全否定された気がして、落ち込みもその分凄かった。

学びたいことが一番学べる環境で学びたい、SFCで学びたいっていう誰よりも強い思いがあるのに、「大学に行ければいいや」って思ってる人が自分が落ちた試験に受かってることに対する怒り悔しさ、落ちた自分の情けなさ自己嫌悪虚しさ、今まで感じたことのない言葉にできない感情に飲み込まれてこの時期はとにかく苦しかった

この時期はAO・内部進学の多い高校を避けるように学校も休みがちになって、周りの人を避け、とにかく一人で過ごすように。深夜の冷えるベランダに上一枚で座り込み、イヤホンで音楽を聞く時間が唯一、孤独感を忘れられる時間でした。

今思い返せば一回落ちただけなのに大袈裟だなぁと自分でも思うけど、今までなにかに対して強い情熱を持って取り組んだことがあまりなく、18年間の人生で1番頑張ったこと1番の失敗をしたことに対するショックもまたデカかったのだと思う。

応援してくれてる家族や友達、先生にも会わせる顔がなかった。

それから痛む胸と眠れない夜に悩まされながら、精神科に行って心を落ち着かせる漢方薬を処方してもらい、自己放棄になりながらも、母や友人の支えもあり、AO2期を受けることに。


でも2期もまた1次不合格



正直もう十分トライしたんじゃないか、

もうここまで頑張ってもダメならダメなんんじゃないか、

縁がないってこと。仕方ない


失恋した後の「なんであんな人好きだったんだろう」って気持ちがさっぱり消えるあの現象のように、SFCへのラブレターをことごとく断れた私は別の大学の推薦入試を受けるための準備に取り掛かることに..


もうとにかく早く受験から逃れたかった。



周りが大学生活に向けて、バイト始めたり、イメチェンしたり、高校生活の思い出作りに励んでいるのが鬱陶しかったし、どこかで引き目を感じては落ち込んでた。

その頃は早く、もう一刻も早くストレス不安惨めさから開放されたかった。


でも、担任の先生の

「もう一度ちゃんと考えて欲しい。遠回りすれば必ず見えてくる景色がある。」と

挑戦してみなきゃ結果はわかんないよ。」との母の言葉に動かされ、

最終的にはSFCの一般入試を受けることに。


って言っても書けない漢字たくさん。

塾にも行ってない。

小論文の書き方もよく分かってない。

英語の単語も知らないのたくさんある。

勉強もできる方じゃない。


そんなビリギャル状況の中、試験までに残された期間、たくさん本を読み、過去問を繰り返し解き、情報を遮断するためにインスタも消し、家に籠り受験に専念する生活を送った。

愚痴や不安や焦りは母が全部聞いてくれ、甘い食べ物と気晴らしに見ていたNetflixに支えながら、いよいよ一般試験の日。


やれることは全てやったんだから、あとは神ぞ知るのみ!と思ってあまり緊張せずに試験会場に。1日目が総合政策学部、2日目が環境情報学部


そして環境情報学部の試験が終わったその直後に飛行機に乗り、モロッコへ。

鬱憤が溜まってたので、受験終わったその日から卒業旅行に行きました笑

結果発表はちょうどパリにいるときに見ました


結果、

合格


正確には 総合政策学部 合格、環境情報学部は補欠から数日後合格でした!

信じられなくて、何回もページリフレッシュ笑

しかも、まぁまぁ出来たかなと思っていた環境情報学部でなく、なぜか絶対落ちたと思った総合政策学部が合格でした。

受験って本当何が起こるかわかんない。


そして現在環境情報学部1年生。

めちゃめちゃ楽しい教授の元でめちゃめちゃ面白い授業を受ける日々が送れています。

そして、AO入試の時に入りたい!と書いた憧れの研究会に約1年の時を経て入ることができ、本当に1年前にはとてもじゃないけど想像できなかった、楽しく刺激的な毎日が過ごせています。



あらゆることに対して失望していた1年前。

それから1年。

たった1年。もう1年。


いろんなことがあったけど、今言えることは

受験に落ちてよかった


ってこと。


去年の私が聞いたら唖然とするだろうけど、本当に落ちてよかった

落ちたからこそ気付けたこと、学んだことがたくさんあるし、

なによりも失敗する怖さから開放されたことで、自分の可能性を広げられるようにになった。

一番の失敗は自分の可能性を自ら制限してしまうこと

受験を経て私はそう思います。


努力は報われる

って言葉を今まで、「頑張れば望んだ結果になる」と理解してたけど、

きっとそうじゃない。

頑張れば必ず何か得るものがある。

そういう意味で報われるのだと思う。


毎年受験で第一志望に受かる人はほんの僅かで、きっとその人たちはもちろん努力した人なんだろうけど、受からなかった人より必ず努力したかって言われるとそうじゃない。

採点した教授や受けた人数、出た問題とかいろんなものに影響され、ちょっと他の人より運がたまたま良かったんだと思う。


これを読んでくれている人の中には受験が上手く行ってない人、将来が不安な人、悩んでいる人、いろんな人がいると思う。

でもきっと大丈夫。

自分の思っていた形ではなくとも、

必ず頑張ったことは報われます。

絶対。

応援しています


PS: 去年の私のような人に読んでもらえばと思い、初めてノートを書きました。

みなさんの夢が叶いますように

最後まで読んでくださりありがとうございました。





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