『竜とそばかすの姫』
カンヌでの上映を鑑賞した知人からの一報
「兎に角、鑑賞して」
気にはなっていたものの、どうしようかと思っていた私の背中を押した土曜日早朝の連絡。
アニメだからこそ感じことのできるリアルな世界を見せられたような感じがする。
オープニングからエンディングまで食い入るように鑑賞した。
不思議と心を掴まれる主題歌。鳥肌のたつ映像。
主人公の目線を持って見せつけられるSNSにおける光と闇。
また、思春期独特の現実。社会の縮図とも言える学校の中で繰り広げられる駆け引き。純粋だからこそ残酷で真っ直ぐな感情の起伏。
物語に散りばめられた伏線がラストに向かって見事に回収されていく様は気持ち良かった。
如何せん、色んな思いが駆け巡るもので上手くまとめられない。
明日になったらまた違う感想も浮かんでくると思う。
鑑賞前の方もいらっしゃるでしょうから、この辺で。
老若男女、誰が観ても何かしら覚えのある何かを感じることができる作品ではないだろうか。
14分間のスタンディングオベーションに納得。