『STAY ALIVE』
『Stayin' Alive』ではありません。
『STAY ALIVE』です。
ホセ・ゴンザレスの楽曲。映画『LIFE!』のサントラに収録されている。
わたしもごく普通に音楽は好きだが、”いかに心地よさを感じるか”とか”聴いた瞬間、好きか嫌いか”という風に、どちらかと言えば感覚で判断をしていた。と、表現すると少し聞こえはいいが、要は”深く考えていない” ”メッセージを受け取ろうとしていない” 作った人に非常に失礼な受け取り手だ…音楽語れないの、わたし。こと音楽に関しては、"Don't think,Feel"側。あ。またカッコつけたし、人の名言パクった。
そんな、雑なわたしの心境に少し変化があった。映画『LIFE!』のサントラを教えてもらったからだ。映画自体が好きだから、そりゃ聴き込む聴き込む…今も聴いてる。なんなら今朝も聴いていた。
そのサントラの中に、ホセ・ゴンザレスの『STAY ALIVE』という楽曲が収録されている。直訳すると”生き続ける”
これ、よくよく歌詞を聴き込むと、染みること染みること…わたし、高野豆腐?って思うくらい染み染みです。
もう、全体的に素敵な歌詞なのですが、特に気に入っている箇所を抜粋。
*スピードラーニング的な聞き取りなので間違っている箇所があるかも。そこはご愛敬ということで。
Sometimes there's things a man cannot know
Gears won't turn and the leaves won't grow
There's no place to run and no gasoline
Engine won't turn
And the train won't leave
ーひとりの頭ではどうやってもわからない そんな時もある 歯車がどうやっても合わなくて 植物も育たない 逃げ出す先も見つからないし もしその場所があったとしても そこまで行くガソリンがないからエンジンがかからない 列車だって動かない
I will stay with you tonight
Hold you close 'til the morning light
In the morning watch a new day rise
We'll do whatever just to stay alive
We'll do whatever just to stay alive
ーだから今夜は一緒に過ごそう 夜が明けるまで抱きしめるよ そして朝が来たらまた新しい1日が始まるのを眺めよう ただ生き延びるために どんなことでもやってやる とにかく生きていくためなら できないことはない
高野豆腐にもなるよ…これが心地いいメロディに乗ってわたしの耳に届くのよ…個人的に”今”教えてもらったというところが、深く刺さる理由のひとつ。本当は全部を載せたいくらいだけど、長くなってしまうので。
今までは、劇伴というものに対してあまり深く興味を持ったことがなかった。”映画で流れる雰囲気が増す音”くらいの認識。作品の中であまりにも当たり前のように耳に入ってくる音。その認識が大きく変わった。その音があるからあるシーンが心に刻まれ、その音があるから映像では見えないキャラクターの心の機微を感じることができる。そして、あの人が言っていた”これを聴けば、いつでもあのシーンに戻れる”と。
We'll do whatever just to stay alive