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Mさんの花見
春の訪れも感じられるようになってきた今日この頃。
暖かくなり虫も活動を始めクラッシュフェチには嬉しい季節がくる。
春と言うことで花見の話を1つ。
前回記事のあとの話だが、美容部員のMさんと花見に行く機会があった。
互いの予定が合わず、桜も所々散り始めた頃に2人で行くことになった。
この日のMさんは、レザージャケットにスリットの入った黒のタイトスカート、そして足元はシンプルなポインテッドトゥの黒パンプス。
前回の記事の時よりヒールは低く5cm程。
仕事履きにも使っている靴と言っていた。
この日も大人の色気を存分に振りまいていたMさん。
167cm+5cmのヒール高で、遠目からでもMさんのスタイルは一目瞭然で、この日も人混みの中にいたにも関わらずすぐに発見できた。
この日は公園で適当に酒を飲みながら花見をする流れでMさんの歩く姿を堪能出来た。
凛とした歩き方でコツコツとヒール音を鳴らしながら
「桜きれ〜」
と言いつつ地面に散った桜をピンヒールでぐしゃぐしゃ踏みつけにしていく笑
Mさんの歩き姿を後ろから観察していると歩く度に靴底に磔にされてしまった桜の花びら達を見ることができた。
なかにはヒール部で串刺しにされてる桜もあった笑
たまに立ち止って桜の木を見上げるMさん。
その足元では土と雑草と桜の花びらが踏みつけにされるという混沌とした状況。
地面に刻まれた三角のヒールのギザギザの靴跡には不幸にも巻き込まれた雑草と桜の花びらが押し花のように圧縮されていた。
しばらく花見をするとMさんも酔いがまわり足元がおぼつかなくなってきた。
「あ〜ちょっと酔っちゃった」と顔を赤らめながら言うMさんはめちゃくちゃ色っぽかった笑
少しフラフラになりながら歩くMさんは歩くが、これが更なる犠牲者を生み出していた。
シラフでは絶対に足を踏み入れない植え込みをフラフラとおぼつかない足で
「グシャッ!」
小さく咲いていた花や雑草を容赦なく踏み潰した。
また縁石の上を綱渡りのように歩き、縁石を這っていた蟻たちを
「ブチブチッ」
と一斉に踏み潰した。
この日のMさんのギザギザパンプスで踏まれてはひとたまりもないだろう。
そして花見を終え私の家にきて飲み直す流れとなった。
隙を見てMさんのパンプスをの楽しもうと思っているとチャンスは早々にやってきた。
家に到着するとMさんは
「外出て汚いしシャワー貸して!」
とすぐに風呂場に直行した。
当然私も玄関に並べてあるMさんのパンプスのもとへ笑
綺麗に踵をならべて揃えてある高貴な25.5cmのパンプス。
先がポインテッドトゥなので27cm位に感じられるサイズ感。
まずは靴の匂いを嗅いでみると皮と少し酸味が混ざった香りが。
この日は暖かったし、仕事でも履いているパンプスなので当然だった。この香りが余計に興奮を誘う笑
続いてお待ちかねの靴底を見てみたが、高貴な靴の姿とは裏腹に靴底はカオスな有様だった。
まずは右足を見ると、靴底には土と桜の花びらが混ざり合ってグチャグチャになって潰されていた。
花びらは綺麗なピンクから茶色に変色しボロボロになっていた。
所々には踏み折られたと思われる雑草が土と一緒に靴底に張り付いていた。
また、どこで踏み潰したのかつま先部分で羽虫が踏み潰されていた。
胴体部分は完全に潰れておりぐちゃぐちゃ笑
羽らしきものが虫であったことを証明していた。
続いて左足を見るとこちらも桜の花びらが5枚ほど土と共に踏み潰され、靴底にめり込んでいた。
また、蟻らしきものもソール部分で3匹ほど原型を留めず見事に踏み潰されていた。
美人で高貴なMさんにとって"下"の者は認識すらされないんだなと思わされる花見となった。