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職探しの極意 2 : Job Marketを観察する
先日書いたnoteに続いて、求職者クラスでの学びについて書いておく。アメリカで転職するときは、こんなことを考えると良いらしい
前回のnoteはこちら
前回は、ゴール設定をして興味がある仕事を選び、自分が持っている要望を棚卸ししようという話だった。今回はそれを踏まえて、仕事についてもっと知って、Job Marketを見た上で次に何をしたら良いのか探ろうぜっていう話
就きたい仕事について一般的な傾向を知る
自分が就きたいと思えた仕事・職種について、いくつかを取り上げてより深く知ることを勧められた
具体的には、こういうサイトに行けば、
・この職種で働いている人が州内・アメリカ全土で何人ぐらいいるのか
・給与水準はだいたいどれくらいか
・学歴とか資格は必要か
・求められるスキルはどんなものか
といったことが大まかにわかる。ちなみに案の定カリフォルニア・SFベイエリアは全米比20%ぐらい給与水準が高かった。物価が高いはずである
実際にどんなポジションがあるのか知る
IndeedとかGlassDoorとかMonsterとかCareerBuilderとかで、興味のあるポジションを探す。私の場合は場所の制約があるので、今住んでいるところから25マイル以内とかで指定して、肩書きで検索する
肩書きも複数の言い方があるので注意。例えば未経験の職種を探そうとすると "entry-level 〇〇" とも言うし、"assistant 〇〇" とも言うし、他に個別の名前がついていたりもする
検索して企業名が "Robert Half" とか "AppleOne" になってるやつは人材紹介業者が仲介していて募集企業の詳細がわからないのでここではあんまり重要視しない
あと、業種ごとの検索サイトもいくつかあるので紹介
エンジニア向け
アート関係
会計専門職
ポジションごとの条件を知る
ざっと検索したら、出てきた求人の条件を眺める。給与とか、責任範囲とかがきちんと書かれているので、読んでみる。
存在しないポジションのために努力をするのは無駄なので、現実を早めに知ることは大事。興味がある求人をいくつか絞って読み込み、その仕事に就くために必要なことを考えるという流れである
求められていることを整理する
求人の条件の中で求められていることを整理して、自分が売りにできるところと足りていないところを整理する。資格や学歴要件が壁になっている場合は、どんな条件をクリアすれば良いのか詳細に見ておく必要がある
先生が言うには、キャリアの転換をするときに学校に通ったりするのはアメリカでは普通らしく、〇〇という資格が必要だから数ヶ月専門学校に行くとか、大学でこのコース受けるわ、みたいなこともよくあるとのこと。身軽で良いな
Adult Schoolのクラスメイトでは、こうしたリサーチを経て必要条件を知り、Comunity Collegeに通って認証(Certification)を取ることにした人が複数いた
あと、レジュメを書く際にも実際の求人を参考にしなさい、と教えられている。レジュメの話は長くなるので別途まとめたい
求人検索をしていると、日本企業は現地でマネージャーとかCXOクラスのみを採用しようとしている一方で若手のポストは全然無いように見える(給料も低い)。赴任で来て数年で帰る人たちをマネージするの、大変だろうなあー
おわり!
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