マルチビジネス
食っていく為に企画を考え続けなければいけないのは辛い。四六時中、常に何かを考え続けなければならない。そして、考える企画のジャンル自体が既にオワコン化しているものならなお辛い。本とかCDとか。だってもう配信単価が下がり過ぎて成立しないもの。1回聴かれて1円以下って。5分の曲を1時間流し続けて12円。一日3時間流し続けて36円。そんな客が1,000人いて36,000円。一万人いたら360,000円。ファンの絶対数を一万人まで確保したら食える。けどその一万人の客を確保するために何をやるかという話。ミッションはそれ。いい音楽を作る事じゃない。世の中全体の話題にする事。もしくは発想を全く変えて「この手紙を10人に回したら幸福になります」的なシステムの構築。ねずみ講・マルチビジネスと同じ。ま、客を増やして金儲けるって事は、極論すれば自分がマルチビジネスの唯一の親になるってことだもんな。 客を増やしさえすれば商材は何でもいい。すべての商材はグッズだからだ。1万人とは言わない。千人の客をどう作るか。話は結局そこに戻る。